当麻 広名(たいま の ひろな、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。官位は正五位下・遠江員外介。
聖武朝の天平12年(740年)外従五位下に昇叙され、天平18年(746年)内位の従五位下に叙せられる。
天平宝字3年(759年)従五位上・河内介に叙任されると、翌天平宝字4年(760年)遠江員外介と、淳仁朝では地方官を務める。淳仁朝末の天平宝字8年(764年)正五位下に至る。
『続日本紀』による。