平戸港
平戸港(ひらどこう)は、長崎県平戸市に位置する地方港湾。港湾管理者は長崎県。
平戸港 | |
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平戸港(2008年7月撮影) | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 長崎県平戸市 |
座標 | 北緯33度22分16.2秒 東経129度33分19.4秒 / 北緯33.371167度 東経129.555389度座標: 北緯33度22分16.2秒 東経129度33分19.4秒 / 北緯33.371167度 東経129.555389度 |
詳細 | |
管理者 | 長崎県 |
種類 | 地方港湾 |
統計 | |
統計年度 | 2015年度 |
発着数 | 3,134隻(620,543総トン)[1] |
旅客数 | 172,140人[2] |
概要
編集かつては東アジア(中国)や遠くヨーロッパ(ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリス)との国際貿易港として栄え、平戸大橋開通までは平戸市及び平戸島の玄関口でもあった。
2015年度の発着数は3,134隻(620,543総トン)[1]、利用客数は172,140人(乗込人員89,292人、上陸人員82,848人)である[2]。
周辺は平戸港交流広場として整備されており、ジャガタラ娘像、カロヨンの鐘、観光案内所などがある[3]。
歴史
編集- 1550年 - ポルトガルの貿易船が初めて入港。同年、フランシスコ・ザビエルも来航。
- 1561年 - 宮ノ前事件が起こり、これ以降ポルトガル船の入港は途絶える。
- 1609年 - オランダ商館が開設される。
- 1641年 - オランダ商館が長崎の出島に移される。
- 1949年(昭和24年) - 国鉄との連絡運輸のため業務委託による「平戸駅」が開設される。
- 1969年(昭和44年)6月29日、6月30日 - 昭和天皇、香淳皇后が第24回国民体育大会開催に合わせて県内を行幸啓。お召し船が発着した[4]。
- 1977年(昭和52年) - 平戸大橋開通。
- 1984年(昭和59年) - 平戸口桟橋(田平港)との定期航路廃止。
- 1999年(平成11年) - 平戸港交流広場を整備。
- 2013年(平成25年) - ターミナルビルが取り壊される。
- 2014年(平成26年) - 新しいバスターミナル施設が完成。
航路
編集周辺
編集平戸桟橋バスターミナル
編集平戸市崎方町にある西肥バスのバスターミナルで、佐世保市や松浦市と平戸を結ぶ路線バスの始発・終点となっているほか、平戸市内各地へのバスも発着する。的山大島、度島へのフェリー乗り場もすぐ近くで、平戸市の交通の基点である。
かつては対岸の田平港(旧田平町)とのフェリーの発着所でもあり、平戸大橋開通以前は平戸島の玄関口であった。当時は国鉄平戸口駅との連絡運輸のため業務委託による「平戸駅」も開設され、国鉄乗車券の販売や手荷物等の受付も行われていた。建て替えられる前のターミナルビルには「平戸駅」の標示が残っていた。
バス路線
編集- 西肥自動車(西肥バス)
- [A9-69]【半急行】平戸桟橋 - 田平港 - 平戸大橋東口 - 荻田 - 江迎 - 吉井 - 佐々バスセンター - 芳の浦 - バイパス本山 - 吉岡団地 - 大野 - 佐世保バスセンター
- [L3] 平戸桟橋 - 田平港 - 平戸大橋東口 - 荻田 - 江迎 - 吉井 - 佐々バスセンター
<大加勢・楠泊方面>
- [L1-31] 平戸桟橋 - 平戸大橋東口 - 荻田 - 江迎 - 大加勢 - 楠泊 - 佐々バスセンター (※土日祝運休)
<北松農業高・肥首方面>
- [L5-38] 平戸桟橋 - 平戸大橋東口 - 農業高校前 - 肥首 - 江迎 (※土日祝運休)
- [L5-32] 平戸桟橋 - 田平港- 平戸大橋東口 - 農業高校前 - 肥首 - 江迎 (※土日祝運休)
- 平戸桟橋 - 田平港- 平戸大橋東口 - 農業高校前 (※土日祝運休)
- 平戸桟橋 - 平戸大橋東口 - 農業高校前 (※日祝運休)
<松浦方面>
<平戸島内路線>
- 平戸桟橋 - 川内 - 紐差 - 平戸高校前 - 津吉 - 志々伎 - 宮の浦
- 平戸桟橋 - 川内 - 紐差 - 平戸高校前 - 志々伎
- 平戸桟橋 - 薄香別道 - 梅崎 - 薄香桟橋 - 薄香入口 - 薄香別道 -(循環)
- 平戸桟橋 - 薄香別道 - 薄香入口 - 平戸中学校 - 平戸営業所
- 平戸桟橋 - 平戸営業所 - 田助 - 田の浦
- 平戸桟橋 - 平戸営業所 - 田助 - 曲り公会堂前 -(循環)
- [Q2-38] 平戸桟橋 - 平戸営業所
- 生月自動車(生月バス)
<生月方面>
- 【高速】平戸(平戸桟橋) - 田平(田平港) - 松浦(松浦市立武道館) - 唐津(マリンセンターおさかな村) - 博多(キャナルシティ博多)
関連項目
編集脚注
編集参考文献
編集- 『港湾統計(年報)』国土交通省、2016年 。2017年4月16日閲覧。