小野洋
日本の厚生・環境技官
小野 洋(おの ひろし、1963年〈昭和38年〉3月9日[1] - )は、日本の厚生・環境技官。
小野 洋 おの ひろし | |
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生年月日 | 1963年3月9日(61歳)[1] |
出生地 | 日本・岡山県岡山市[2] |
出身校 |
岡山県立岡山大安寺高等学校[2] 東京大学大学院工学系研究科都市工学専門課程[1] |
在任期間 | 2022年7月1日[3] - 2023年7月1日[1][4] |
環境省地球環境局長 | |
在任期間 | 2020年7月21日[5] - 2022年7月1日[3] |
環境省水・大気環境局長 | |
在任期間 | 2019年7月9日[6] - 2020年7月21日[5] |
来歴
編集岡山県岡山市出身[2]。岡山県立岡山大安寺高等学校を経て[2]、1987年(昭和62年)3月、東京大学大学院工学系研究科都市工学専門課程を修了[1]。同年、厚生省に入省し[7]、同年4月、環境庁長官官房秘書課に配属[1]。
その後、1999年(平成11年)1月、国際協力事業団海外長期研修でオーストラリアのニューサウスウェールズ大学に留学[1]。地球環境局総務課研究調査室室長補佐[8]、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課課長補佐[9]などを経て、2005年(平成17年)9月より国際復興開発銀行に派遣[1]。その後、地球環境局総務課研究調査室長、総合環境政策局環境影響評価課環境影響審査室長を務め、2012年(平成24年)4月に富山県理事に就任[1]。富山県への出向中に富山県生活環境文化部次長及び地域活動センター所長を務め、海洋ごみ問題に携わった[7]。環境省に戻った後は除染問題などを担当し[7]、環境省大臣官房総務課環境情報室長、水・大気環境局自動車環境対策課長、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課長を経て[1]、2017年(平成29年)7月19日に環境省大臣官房審議官に就任[10]。審議官在任中、G7やG20を担当し、国際的観点からの海洋プラスチックごみ問題に携わった[7]。シャルルボワサミットの際には資源エネルギー庁の竹谷厚審議官(当時)、産業技術環境局の信谷和重審議官(当時)と連携し、責任者的役割を担った[7]。
2019年(令和元年)7月9日、水・大気環境局長に就任[6]。
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k 『環境省辞令について』(PDF)(プレスリリース)環境省大臣官房秘書課、2023年6月27日、1,5頁。オリジナルの2023年7月4日時点におけるアーカイブ 。2024年1月31日閲覧。
- ^ a b c d “毎日フォーラム・霞が関ふるさと記:岡山県・上”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2015年5月11日) 2024年1月31日閲覧。
- ^ a b c “環境次官に和田篤也氏、地球審議官に小野洋氏”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2022年6月21日) 2024年2月2日閲覧。
- ^ a b “環境省幹部人事 地球審議官に松澤氏 大臣官房長には上田氏”. 環境新聞オンライン (環境新聞社). (2023年7月5日) 2024年2月2日閲覧。
- ^ a b c “環境次官に中井氏 21日付で発令”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2020年7月14日) 2024年2月2日閲覧。
- ^ a b “環境次官に鎌形氏”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2019年7月3日) 2024年2月2日閲覧。
- ^ a b c d e 環境省五十年史編さんチーム『環境省 五十年史』(PDF)(レポート)環境省、2023年7月、388-395頁 。2024年1月31日閲覧。
- ^ “「地球温暖化の日本への影響2001」報告書について”. 環境省 (2001年4月26日). 2024年1月31日閲覧。
- ^ “「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令案」に関する意見募集”. 環境省 (2005年1月14日). 2024年1月31日閲覧。
- ^ 『官報 平成29年本紙第7063号7頁 人事異動 環境省』(プレスリリース)国立印刷局、2017年7月19日。
官職 | ||
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先代 正田寛 |
環境省地球環境審議官 2022年 - 2023年 |
次代 松澤裕 |
先代 近藤智洋 |
環境省地球環境局長 2020年 - 2022年 |
次代 松澤裕 |
先代 田中聡志 |
環境省水・大気環境局長 2019年 - 2020年 |
次代 山本昌宏 |