宝神
名古屋市港区の地名
宝神(ほうじん)は、愛知県名古屋市港区の町名。現行行政地名は宝神一丁目から宝神五丁目と宝神町。住居表示未実施[WEB 6]。宝神町は丁番をもたない単独町名であり、10の小字をもつ。
宝神 | |
---|---|
北緯35度5分20.64秒 東経136度51分6.89秒 / 北緯35.0890667度 東経136.8519139度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 港区 |
町名制定[1] | 1980年(昭和55年)3月2日 |
面積 | |
• 合計 | 1.089788393 km2 |
人口 | |
• 合計 | 6,481人 |
• 密度 | 5,900人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
455-0832[WEB 3] |
市外局番 | 052(名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
宝神町 | |
---|---|
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 港区 |
町名制定[1] | 1937年(昭和12年)10月1日 |
面積 | |
• 合計 | 0.143866076 km2 |
人口 (2021年(令和3年)1月1日現在)[WEB 2] | |
• 合計 | 1,130人 |
• 密度 | 7,900人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
455-0833[WEB 5] |
市外局番 | 052(名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
地理
編集名古屋市港区の中央部に位置し、宝神の東に十一屋、南に稲永、北に神宮寺と接する。
宝神町は宝神の北に位置する。小字が北から、敷地、西屋敷、操出、い、会所裏、葭野、屋敷の順に存在する。東に神宮寺、西に当知町、南に宝神、北に多加良浦町が接する[WEB 7]。字元美は飛び地として僅かな区画が存在し、東に善進町、西及び北に高木町、南に神宮寺が接する[WEB 7]。
字一覧
編集宝神町と前身である小碓村大字宝神の小字は以下の通り[2][WEB 7]。消滅した字については背景色 で示す。
字 | 字 |
---|---|
い | 裏屋敷(うらやしき) |
か | 会所裏(かいしょうら) |
会所東(かいしょひがし) | 議念(ぎねん) |
操出(くりだし) | 三角(さんかく) |
山藤(さんとう) | 敷地(しきじ) |
神宮寺前(じんぐうじまえ) | た |
ち | と |
中川埋(なかかわうめ) | 西川埋(にしかわうめ) |
西屋敷(にしやしき) | に |
ぬ | は |
東川埋(ひがしかわうめ) | 東屋敷(ひがしやしき) |
へ | ほ |
元美(もとみ) | 屋敷(やしき) |
屋敷東(やしきひがし) | よ |
葭野(よしの) | り |
る | 蓮台越(れんだいこし) |
ろ | わ |
を |
歴史
編集町名の由来
編集宝来新田・神宮寺新田の合成地名[3]。宝来新田は、尾張国愛知郡の新田。はじめ、大宮司新田と言った。神宮寺新田は、熱田神宮寺の名義を借りて開拓されたことに由来する[3]。
行政区画の変遷
編集- 1878年(明治11年)12月28日 - 愛知郡山藤新田・宝来新田・神宮寺新田・元美新田が合併し、同郡宝神新田として成立[1]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 合併に伴い、愛知郡寛政村大字宝神新田となる[1]。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 愛知郡小碓村大字宝神新田となる[1]。
- 1921年(大正10年)
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 港区編入に伴い、同区宝神町となる[1]。
- 1980年(昭和55年)3月2日 - 港区十一屋町・宝神町・十一屋三丁目の各一部により、同区宝神一丁目が成立する[1]。
- 1981年(昭和56年)6月21日 - 宝神一丁目に宝神町・十一屋町の各一部が編入される[1]。また、港区宝神町・十一屋町の各一部により宝神二丁目・宝神三丁目が、宝神町の一部により宝神四丁目・宝神五丁目がそれぞれ成立する[1]。
- 1987年(昭和62年)11月22日 - 宝神町の一部が港区稲永五丁目に編入される[4]。
年表
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世帯数と人口
編集2021年(令和3年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
町丁・丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
宝神町 | 517世帯 | 1,130人 |
宝神一丁目 | 234世帯 | 443人 |
宝神二丁目 | 732世帯 | 1,611人 |
宝神三丁目 | 802世帯 | 1,669人 |
宝神四丁目 | 877世帯 | 1,605人 |
宝神五丁目 | 540世帯 | 1,153人 |
計 | 3,702世帯 | 7,611人 |
人口の変遷
編集宝神
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 6,182人 | [WEB 8] | |
2000年(平成12年) | 5,745人 | [WEB 9] | |
2005年(平成17年) | 5,717人 | [WEB 10] | |
2010年(平成22年) | 5,810人 | [WEB 11] | |
2015年(平成27年) | 6,312人 | [WEB 12] |
宝神町
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 1,348人 | [WEB 8] | |
2000年(平成12年) | 1,283人 | [WEB 9] | |
2005年(平成17年) | 1,209人 | [WEB 10] | |
2010年(平成22年) | 1,115人 | [WEB 11] | |
2015年(平成27年) | 1,099人 | [WEB 12] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 13]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 14]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
町丁・丁目 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
宝神一丁目 | 名古屋市立港西小学校 | 名古屋市立宝神中学校 | 尾張学区 |
宝神二丁目 | |||
宝神三丁目 | 名古屋市立港西小学校 名古屋市立稲永小学校 |
名古屋市立宝神中学校 名古屋市立港南中学校 | |
宝神四丁目 | 名古屋市立港西小学校 | 名古屋市立宝神中学校 | |
宝神五丁目 | |||
宝神町字い | 名古屋市立神宮寺小学校 | ||
宝神町字会所裏 | |||
宝神町字繰出 | |||
宝神町字敷地 | |||
宝神町字西屋敷 | |||
宝神町字ぬ | 名古屋市立港西小学校 | ||
宝神町字元美 | 名古屋市立神宮寺小学校 | ||
宝神町字屋敷 | |||
宝神町字葭野 | 名古屋市立港西小学校 名古屋市立神宮寺小学校 | ||
宝神町字り | 名古屋市立港西小学校 |
交通
編集施設
編集- 名古屋市立宝神中学校
- 名古屋市上下水道局 宝神水処理センター
- 港西コミュニティセンター
- 宝神北公園
- 1981年(昭和56年)4月1日供用開始[WEB 15]。
- 宝神中央公園
- 1987年(昭和62年)4月1日供用開始[WEB 15]。
- 宝神第二公園
- 1981年(昭和56年)4月1日供用開始[WEB 15]。
-
宝神中学校
その他
編集日本郵便
編集- 集配担当する郵便局は以下の通りである[WEB 16]。
町丁 | 郵便番号 | 郵便局 |
---|---|---|
宝神 | 455-0832[WEB 3] | 名古屋港郵便局 |
宝神町 | 455-0833[WEB 5] |
脚注
編集注釈
編集出典
編集WEB
編集- ^ a b “愛知県名古屋市港区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b c “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年3月20日). 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ a b “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “港区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2020年11月15日閲覧。
- ^ a b c “名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2022年5月13日閲覧。「港区宝神町」のページを参考とした。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ a b c “都市公園の名称、位置及び区域並びに供用開始の期日” (2019年5月1日). 2019年11月3日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年3月31日閲覧。
書籍
編集- ^ a b c d e f g h i j k 名古屋市計画局 1992, p. 839.
- ^ 諸戸満夫 1985, p. 33.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 541.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 838.
- ^ 名古屋市会事務局 1995, p. 44.
- ^ 名古屋市会事務局 1995, p. 49.
参考文献
編集- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、名古屋、1992年3月31日。 NCID BN08352481。全国書誌番号:93012879。
- 諸戸満夫『土古山回顧 : 小碓村いまむかし』愛知県郷土資料刊行会、名古屋、1985年。ISBN 4871610373。
- 名古屋市会事務局 編『総合名古屋市年表 昭和編 6』名古屋市会事務局、1995年3月22日。
関連文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 23 愛知県、角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。 NCID BN00094881。OCLC 674681322。全国書誌番号:89022577。
関連項目
編集外部リンク
編集ウィキメディア・コモンズには、宝神に関するカテゴリがあります。