姥堂駅
福島県喜多方市塩川町新井田谷地にある東日本旅客鉄道の駅
姥堂駅(うばどうえき)は、福島県喜多方市塩川町大字新井田谷地(にいだやぢ)字新井田谷地[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である。
姥堂駅 | |
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駅全景(2022年9月) | |
うばどう Ubadō | |
◄塩川 (2.4 km) (2.0 km) 会津豊川► | |
所在地 | 福島県喜多方市塩川町大字新井田谷地字新井田谷地[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■磐越西線 |
キロ程 | 77.5 km(郡山起点) |
電報略号 | ウハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
5人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)11月1日[1][3] |
備考 | 無人駅[1][2] |
歴史
編集駅開設当時、所在地が姥堂村であったことが駅名の由来となっている[2]。その後の合併により姥堂の地名は消えて、駅名にその名残を残すこととなった[2]。
1934年(昭和9年)に、気動車が会津地方に投入されて短区間で運転されるようになり、これに伴ってバスへの対抗を兼ねて駅を増設することになり、設置された駅である。この関係で長距離を運行する列車は通過し、区間運転の列車のみが停車する駅である[注 1]。同様の駅は、戦時中の石油消費規制により気動車が一度廃止された際に一緒に廃止になったり、存続したものでも戦後の運行形態の変化により全列車が停車する通常の駅に変化したりしたが、会津若松 - 喜多方間には当初の運行形態のまま、一部の列車のみが停車する駅が残存している[注 1][4]。
年表
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線[2]を有する地上駅である。駅舎やトイレは設置されていない[2]。
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待合室外観(2022年9月)
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待合室内(2022年9月)
利用状況
編集「福島県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 11 | [7] |
2001年(平成13年) | 8 | [8] |
2002年(平成14年) | 8 | [9] |
2003年(平成15年) | 8 | [10] |
2004年(平成16年) | 5 | [11] |
駅周辺
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e “駅の情報(姥堂駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、24頁、2014年10月23日閲覧。
- ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、15頁
- ^ 岩成政和「みどりの中 キハ40系が行く 磐越西線各駅停車」『鉄道ジャーナル』第636号、2019年10月、20 - 35頁。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第116回 福島県統計年鑑. 福島県 (2002年11月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第117回 福島県統計年鑑. 福島県 (2003年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第118回 福島県統計年鑑. 福島県 (2004年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “95 鉄道輸送状況” (xls). 第119回 福島県統計年鑑. 福島県 (2005年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “95 鉄道輸送状況” (xls). 第120回 福島県統計年鑑. 福島県 (2006年3月). 2024年10月28日閲覧。
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(姥堂駅):JR東日本