大和小泉駅
奈良県大和郡山市にある西日本旅客鉄道の駅
大和小泉駅(やまとこいずみえき)は、奈良県大和郡山市小泉町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である[1]。駅番号はJR-Q33。「大和路線」の愛称区間に含まれている。
大和小泉駅 | |
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東口(2015年9月、駅東広場) | |
やまとこいずみ Yamato-Koizumi | |
◄JR-Q34 郡山 (3.8 km) (3.2 km) 法隆寺 JR-Q32► | |
所在地 | 奈良県大和郡山市小泉町492-3 |
駅番号 | JR-Q33 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■関西本線(大和路線) |
キロ程 |
142.5 km(名古屋起点) 加茂から21.6 km |
電報略号 | コミ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
6,312人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1920年(大正9年)8月25日[2] |
備考 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
歴史
編集- 1920年(大正9年)8月25日:鉄道省関西本線の駅(一般駅)として、郡山駅 - 法隆寺駅間に新設開業[3]。
- 1961年(昭和36年)2月1日:貨物の営業が廃止され、旅客駅となる[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「大和路線」の愛称を使用開始。
- 1998年(平成10年)7月30日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 2001年(平成13年)
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7]。
- 2009年(平成21年)10月4日:大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2020年(令和2年)
- 2024年(令和6年)3月16日:ダイヤ改正に伴い、新設される通勤特急「らくラクやまと」の停車駅となる[9]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する[1]。分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。改札口は1ヶ所のみ。
王寺駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 大和路線 | 上り | 奈良・加茂方面[10] |
2 | 下り | 王寺・天王寺・大阪方面[10] |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
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改札口
-
ホーム
利用状況
編集2020年(令和2年) 度の1日平均乗車人員は6,312人である[11]。奈良県内にあるJRの駅では、奈良駅に次ぐ3位である。また、王寺駅〜奈良駅間では最も多い。
各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 8,624 |
1998年 | 8,621 |
1999年 | 8,456 |
2000年 | 8,383 |
2001年 | 8,473 |
2002年 | 8,498 |
2003年 | 8,591 |
2004年 | 8,591 |
2005年 | 8,634 |
2006年 | 8,593 |
2007年 | 8,405 |
2008年 | 8,338 |
2009年 | 8,023 |
2010年 | 7,921 |
2011年 | 7,917 |
2012年 | 8,001 |
2013年 | 8,033 |
2014年 | 7,898 |
2015年 | 7,983 |
2016年 | 8,006 |
2017年 | 7,957 |
2018年 | 7,912 |
2019年 | 7,798 |
2020年 | 6,312 |
駅周辺
編集以前は駅の西側に小規模なロータリーを有するのみで、平日の朝は通勤・通学客を乗せたバスや自家用車で大変混雑していたが、現在は東側に新たに大規模なロータリーが設けられている。駅の南東側には昭和工業団地が広がり、それらへの通勤客も多いほか、奈良学園などの周辺学校への通学生も多い。
バス路線
編集「大和小泉駅」停留所にて、奈良交通やエヌシーバスの路線が発着する。なお、以下は2018年5月1日現在のものを記述する。
- 東口1番のりば
- 東口2番のりば
- 西口のりば
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、21頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、341頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 関西本線大和小泉停車場設置
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ 「橋上駅舎が仮オープン JR大和小泉駅」『朝日新聞』朝日新聞社、2001年3月4日、大阪地方版/奈良、37面。
- ^ 「JR大和小泉駅 新駅舎が完成」『公明新聞』公明党、2001年8月2日、7面。
- ^ “「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜”. 西日本旅客鉄道. 2004年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年8月30日閲覧。
- ^ a b “大和小泉駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2020年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月13日閲覧。
- ^ 『2024年春のダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道近畿統括本部。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ a b “大和小泉駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月20日閲覧。
- ^ 令和3年度 奈良県統計年鑑 第13章 運輸及び通信-JR輸送実績
関連項目
編集外部リンク
編集- 大和小泉駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道