土井肇
土井 肇(どい はじめ、1943年8月23日[1][2] - )は、日本の実業家、馬主。
どい はじめ 土井 肇 | |
---|---|
生誕 |
1943年8月23日(81歳)[1][2] 日本 愛知県[1]名古屋市[3] |
出身校 | 甲南大学文学部[1][2] |
職業 | |
肩書き | |
配偶者 | 土井 雅子[2] |
親 | 土井 宏二(父)[2] |
経歴
編集1943年、愛知県出身[1]。1966年3月に甲南大学卒業後、土井商事株式会社に入社し取締役、1967年3月に系列会社の大万証券株式会社社長就任[3]。1975年1月に大万証券社長を辞任し土井商事副社長、1979年11月に大万証券会長、1982年に土井商事社長に就任[3]。2000年7月、大万証券の岡崎支店における損失補填に係る不祥事の発生に伴い社長の近藤忠が引責辞任したため土井が社長に復帰[5]。2001年6月、社長後任に駒田博明の昇格を決定し土井は再度会長へ就任した[5]。
馬主活動
編集日本中央競馬会(JRA)に登録している馬主としても知られる。勝負服の柄は水色、袖赤三本輪、冠名には「ヤマニン」を用いる。1993年に父の土井宏二が死去した際にはヤマニンゼファーなどの所有馬と服色を引き継いでいる。
主な所有馬
編集GI級競走優勝馬
編集- ヤマニンゼファー[注釈 1](1993年天皇賞・秋)
- ヤマニンシュクル(2003年阪神ジュベナイルフィリーズ)
- ヤマニンアンプリメ(2019年クラスターカップ、JBCレディスクラシック、北海道スプリントカップ)
重賞競走優勝馬
編集- ヤマニンフォックス[注釈 2](1994年中日新聞杯)
- ヤマニンアクロ(1999年共同通信杯4歳ステークス)
- ヤマニンセラフィム(2002年京成杯)
- ヤマニンアラバスタ(2005年新潟記念、府中牝馬ステークス、2006年中山牝馬ステークス)
- ヤマニンキングリー(2008年中日新聞杯、2009年札幌記念、2011年シリウスステークス)
- ヤマニンメルベイユ(2008年クイーンステークス、中山牝馬ステークス)
- ヤマニンサルバム(2023年中日新聞杯、2024年新潟大賞典)
- ヤマニンウルス(2024年プロキオンステークス)
その他の所有馬
編集土井薫の所有馬
編集勝負服の柄は水色、赤二本輪、水色袖で、1987年に土井雄二より引き継ぐ。2021年3月にヤマニンラッセルの登録を抹消されたのを最後に現役所有馬がいなくなった。
- 重賞競走優勝馬
- ヤマニンミラクル(1991年京成杯3歳ステークス)
- ヤマニンシアトル(1991年愛知杯)
- ヤマニンアビリティ(1993年京成杯3歳ステークス)
- ヤマニンリスペクト(2002年函館記念)
- その他の所有馬
脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- 『商品取引年鑑』昭和60年版(米穀新聞社、1985年8月)
- 『現代人物事典』出身県別 西日本版(サン・データ・システム、1980年6月)
- 『全国繊維企業要覧』1990 東日本篇(信用交換所大阪本社、1989年9月)