吾妻橋 (墨田区)

東京都墨田区にある町名
日本 > 東京都 > 墨田区 > 吾妻橋

吾妻橋(あづまばし)は、東京都墨田区町名。現行行政地名は吾妻橋一丁目から吾妻橋三丁目。住居表示実施済み区域。

吾妻橋
町丁
本所吾妻橋駅 A1出入口(2010年5月8日)
地図北緯35度42分34秒 東経139度48分12秒 / 北緯35.709436度 東経139.803217度 / 35.709436; 139.803217
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 墨田区
人口情報2024年(令和6年)4月1日現在[1]
 人口 5,505 人
 世帯数 3,435 世帯
面積[2]
  0.261978082 km²
人口密度 21013.21 人/km²
郵便番号 130-0001[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 足立
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示
右がアサヒビール本部ビルと隣接するオブジェが乗るのはスーパードライホール。左の銀色のビルは墨田区役所庁舎。手前の高架橋は首都高速6号向島線で右手が吾妻橋アサヒビール本部ビルと墨田区役所の間には東京スカイツリーが見える。

地理

編集

東京都墨田区の西部、本所地域内に位置する。墨田区役所の所在地である。北で北十間川を挟んで対岸に向島、東で業平、南で東駒形、西で隅田川を挟んで対岸に台東区花川戸および雷門と隣接する。

地区北辺を北十間川、東辺を大横川と接する。また、西辺を接する隅田川水上をもって江東区-台東区境を成す。区役所のある西側に吾妻橋一丁目、中央に吾妻橋二丁目、東側に吾妻橋三丁目が並ぶ。

隅田川沿いに本部ビルを構えるアサヒビールスーパードライホール上にある炎をイメージしたオブジェ(「フラムドール(フランス語 flamme d'or、金の炎)」)は、同社の象徴的なモニュメントであるだけでなく、隅田川の特徴的ランドスケープとして存在感を示している。

歴史

編集

墨田区の吾妻橋、東駒形、業平の辺りの地域は、かつては中ノ郷(なかのごう)と呼ばれた旧武蔵国の村であった。隣接する小梅とともに北本所とも総称された。明治以降、東京府南葛飾郡中ノ郷村、東京市本所区を経て、現在の地名となった。現在でも東駒形には中ノ郷信用組合の本店があり、古い地名を残している。

世帯数と人口

編集

2024年(令和6年)4月1日現在(墨田区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
吾妻橋一丁目 1,457世帯 2,282人
吾妻橋二丁目 965世帯 1,456人
吾妻橋三丁目 1,013世帯 1,767人
3,435世帯 5,505人

人口の変遷

編集

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[5]
4,056
2000年(平成12年)[6]
4,060
2005年(平成17年)[7]
4,647
2010年(平成22年)[8]
5,002
2015年(平成27年)[9]
4,958
2020年(令和2年)[10]
5,202

世帯数の変遷

編集

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[5]
1,755
2000年(平成12年)[6]
1,895
2005年(平成17年)[7]
2,393
2010年(平成22年)[8]
2,719
2015年(平成27年)[9]
2,774
2020年(令和2年)[10]
3,035

学区

編集

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年9月時点)[11]

丁目 番地 小学校 中学校
吾妻橋一丁目 全域 墨田区立横川小学校 墨田区立本所中学校
吾妻橋二丁目 全域
吾妻橋三丁目 全域

交通

編集

鉄道

編集

バス

編集

道路

編集
首都高速道路・出入口

橋梁

編集
  • 北十間川に架かる橋
    • 枕橋(東京都道461号吾妻橋伊興町線・墨堤通り)
    • 源森橋(東京都道319号環状三号線・三ツ目通り)
  • 大横川に架かる橋
    • 業平橋(東京都道453号本郷亀戸線・浅草通り)
  • 隅田川に架かる橋
    • 吾妻橋(東京都道453号本郷亀戸線)

事業所

編集

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]

丁目 事業所数 従業員数
吾妻橋一丁目 150事業所 4,866人
吾妻橋二丁目 130事業所 854人
吾妻橋三丁目 85事業所 926人
365事業所 6,646人

事業者数の変遷

編集

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[13]
387
2021年(令和3年)[12]
365

従業員数の変遷

編集

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[13]
5,093
2021年(令和3年)[12]
6,646

主な企業

編集

施設

編集
  • 墨田区役所
  • スーパードライホール
  • 警視庁本所警察署吾妻橋交番 - 三ツ目通りと浅草通りの交差点に所在。
  • 本所吾妻橋駅前郵便局 - かつては浅草通りから少し入った場所に「墨田吾妻橋郵便局」があったが、2015年に30mほど離れた浅草通り沿いの駅前に移転し改称した。

史跡

編集

かつてあった施設

編集

その他

編集

日本郵便

編集

関連作品

編集

関連番組

編集

関連項目

編集

脚注

編集
  1. ^ a b 世帯人口現況” (CSV). 墨田区 (2024年4月5日). 2024年4月6日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-2.1)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年4月1日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 吾妻橋の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  6. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  11. ^ 通学区域”. 墨田区 (2022年9月1日). 2024年4月6日閲覧。
  12. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  13. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  14. ^ 登記上の本店は北海道余市郡余市町
  15. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

外部リンク

編集