分線駅
かつて北海道足寄郡陸別町にあった北海道ちほく高原鉄道の駅
分線駅(ぶんせんえき)は、北海道足寄郡陸別町字陸別原野分線にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。国鉄・JR北海道池北線時代の電報略号はホヘ。事務管理コードは▲110513[3]。
分線駅 | |
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駅全景(2005年9月) | |
ぶんせん Bunsen | |
◄陸別 (5.7 km) (4.1 km) 川上► | |
所在地 | 北海道足寄郡陸別町字陸別原野分線26-3[1] |
所属事業者 | 北海道ちほく高原鉄道 |
所属路線 | ふるさと銀河線 |
キロ程 | 83.1 km(池田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1958年(昭和33年)9月10日[2] |
廃止年月日 | 2006年(平成18年)4月21日 |
備考 | ふるさと銀河線廃線に伴い廃駅 |
歴史
編集年表
編集- 1958年(昭和33年)9月10日:日本国有鉄道網走本線に、旅客のみ取り扱う無人駅として開業[4][5]。
- 1961年(昭和36年)4月1日:路線の呼称変更により[6]、池北線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道に継承[2]。
- 1989年(平成元年)6月4日:経営移管により、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅となる[7][8]。
- 2006年(平成18年)4月21日:ふるさと銀河線廃線により廃止。
- 2021年(令和3年)4月24日:ふるさと銀河線りくべつ鉄道により、廃止後15年ぶりに運転体験・本線乗車体験が可能となる。
駅名の由来
編集町の区画(基線)の分かれ目であることから[4]。
駅構造
編集駅周辺
編集遠くに集落が見える。
駅跡
編集ホーム・待合室は撤去されたが、線路は2015年(平成27年) 9月からふるさと銀河線りくべつ鉄道が保存・管理している。2021年より、旧陸別駅~旧分線駅間の復活運転を開始した。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ 『10年』 p. 104
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、893頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、237頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 「釧鉄 三駅が開業」『交通新聞』交通協力会、1958年9月14日、1面。
- ^ 『JR釧路支社』 p. 96
- ^ 『JR釧路支社』 p. 122
- ^ 『10年』 p. 105
参考文献
編集- 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年。
- 『ふるさと銀河線10年のあゆみ』ふるさと銀河線10周年記念事業実行委員会、1999年。