今里駅 (Osaka Metro)

大阪府大阪市東成区にある大阪市高速電気軌道の駅

今里駅(いまざとえき)は、大阪府大阪市東成区大今里三丁目にある、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の千日前線今里筋線の2路線が乗り入れる。駅番号は千日前線がS20、今里筋線がI21

今里駅
8号出入口
2006年12月24日(今里筋線開業当日)
いまざと
Imazato
地図
所在地 大阪市東成区大今里三丁目15-18
北緯34度40分7.17秒 東経135度32分39.44秒 / 北緯34.6686583度 東経135.5442889度 / 34.6686583; 135.5442889座標: 北緯34度40分7.17秒 東経135度32分39.44秒 / 北緯34.6686583度 東経135.5442889度 / 34.6686583; 135.5442889
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
駅構造 地下駅
ホーム 2面4線(各線1面2線)
乗車人員
-統計年度-
11,242人/日(降車客含まず)
-2023年-
乗降人員
-統計年度-
22,067人/日
-2023年-
開業年月日 1969年昭和44年)7月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 千日前線
駅番号  S20 
キロ程 9.2 km(野田阪神起点)
S19 鶴橋 (1.5 km)
(0.9 km) 新深江 S21
所属路線 今里筋線
駅番号  I21 
キロ程 11.9 km(井高野起点)
I20 緑橋 (1.3 km)
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交通の要衝である今里交差点に位置する。

歴史

駅構造

千日前線・今里筋線それぞれ島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札口は千日前線ホーム南巽寄りに1ヵ所、同鶴橋寄りに2ヵ所、今里筋線ホーム側に1ヵ所あり、合計4ヵ所。鶴橋寄り改札(東側の方の改札)付近から今里筋線ホームへの連絡通路が延びている。千日前線ホームと今里筋線ホームは少し離れている。

当駅は、千日前線部分が日本橋管区駅に所属し、駅長が配置され、新深江駅小路駅を管轄しており、今里筋線部分が清水管区駅に所属し、鴫野駅の被管理駅である。

のりば

番線 路線 行先
千日前線ホーム
1   千日前線 南巽方面[2]
2 なんば阿波座野田阪神方面[2]
今里筋線ホーム
1・2   今里筋線 井高野方面[3]

利用状況

2023年11月7日の1日乗降人員22,067人(乗車人員:11,242人、降車人員:10,825人)である[4]

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員
1985年 11月12日 10,526 10,236 20,762
1987年 11月10日 10,732 10,642 21,374
1990年 11月06日 10,325 9,870 20,195
1995年 [注 1]2月15日 9,106 8,550 17,656
1998年 11月10日 9,333 8,839 18,172
2007年 11月13日 9,909 9,651 19,560
2008年 11月11日 9,970 9,660 19,630
2009年 11月10日 9,926 9,381 19,307
2010年 11月09日 10,003 9,610 19,613
2011年 11月08日 10,182 9,624 19,806
2012年 11月13日 10,607 10,072 20,679
2013年 11月19日 10,218 9,866 20,084
2014年 11月11日 10,663 10,112 20,775
2015年 11月17日 10,971 10,565 21,536
2016年 11月08日 11,073 10,531 21,604
2017年 11月14日 11,434 10,850 22,284
2018年 11月13日 11,469 10,887 22,356
2019年 11月12日 11,703 11,298 23,001
2020年 11月10日 10,411 9,977 20,388
2021年 11月16日 10,215 9,878 20,093
2022年 11月15日 10,776 10,427 21,203

特徴

千日前線においては引き上げ線が隣接しているため、早朝などには車庫送り出しを兼ねた当駅始発列車が少ないながらも設定されている(野田阪神行平日及び土休日7時台に各一本ずつ南巽行平日16時台一本のみ)。2013年(平成25年)3月21日のダイヤ改正で、下りの終電に限り当駅を終着とする定期列車が初めて設定された[5]が、2014年(平成26年)8月30日の改正後は当列車も南巽まで延長された。なお、千日前線の車両は森之宮検車場(中央線と共用)の所属となっている。

千日前線の乗務員基地である今里乗務所が存在するため、千日前線の一部の列車は当駅で乗務員が交代する。

今里車庫(廃止)

かつては、千日前線の車庫である森之宮検車場今里車庫が存在し、今里駅の鶴橋寄り(市営バスの東成営業所の地下)にあった。4両編成の車両を収容できる留置線が2線あったが、2011年に廃止され[6]、現在は今里駅の留置線として1線が残っている。なお、これとは別に今里駅の新深江寄りにも1線に4両編成の車両を2編成収容できる引き上げ線がある。

駅周辺

 
駅真上の今里交差点
公共施設など
商業施設
  • 今里新橋通商店街
  • 東成しんみちロード
    • 今里新道商店街
    • 今里新道筋商店街
    • 今里一番街商店街
    • 神路銀座商店街
    • 神路しんみち商店街
    • しんみち大黒ロード
  • ライフ 今里店
  • 阪急オアシス 今里店
  • 業務スーパー 今里店
  • TSUTAYA 今里店
金融機関
名勝など

近畿日本鉄道(近鉄)の今里駅は当駅から東南東に800メートル程離れている。

かつては、大阪市立東成図書館に併設するかたちで大阪市交通局の大阪市営バス東成営業所(旧大阪市電 今里車庫)があったが、2014年3月31日の営業を以て廃止された[7]

バス

 
駅前に発着する、いまざとライナー(2019年8月)

最寄停留所は、地下鉄今里となる。以下の路線が乗り入れ、一般路線は大阪シティバス、BRTは大阪市高速電気軌道により運行されている。

かつては、67A号系統東深江行や赤バス(東成環状)や近鉄バス枚岡線(60番:上本町六丁目 - 石切神社前)が発着していた。また、千日前通の今里交差点西側には東成車庫前停留所があり、22号系統の始発・終点として機能していたが、2014年4月1日ダイヤ改正により東成営業所と共に廃止された[8]

隣の駅

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
  千日前線
鶴橋駅 (S19) - 今里駅 (S20) - 新深江駅 (S21)
  今里筋線
緑橋駅 (I20) - 今里駅 (I21)
  • ( ) 内は駅番号を示す。

脚注

注釈

  1. ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。

出典

  1. ^ 平成26年12月13日千日前線全駅の可動式ホーム柵の設置が完了しました!”. 大阪市交通局. 2015年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月28日閲覧。
  2. ^ a b Osaka Metro|今里”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
  3. ^ Osaka Metro|今里”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
  4. ^ 路線別駅別乗降人員(2023年11月7日 交通調査日)” (PDF). Osaka Metro. 2024年12月5日閲覧。
  5. ^ “大阪市営地下鉄でダイヤ改正”. railf.jp (交友社). (2013年3月24日). http://railf.jp/news/2013/03/24/121500.html 
  6. ^ 朝日新聞出版「週刊 私鉄全駅・全車両基地 31号」p.20
  7. ^ 市バス東成営業所廃止に関するお知らせ”. 大阪市交通局 (2013年9月25日). 2014年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月29日閲覧。
  8. ^ 平成26年4月1日からの市バスダイヤ、運行経路の変更等について”. 大阪市交通局 (2014年3月25日). 2014年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月24日閲覧。

関連項目

外部リンク