中山エミリ

日本の女性タレント、女優 (1978-)

中山 エミリ(なかやま エミリ、1978年10月8日 - )は、日本タレント女優である。本名、飯沼 亜微梨(いいぬま えみり)[3]

なかやま えみり
中山 エミリ
プロフィール
生年月日 1978年10月8日
現年齢 46歳
出身地 日本の旗 日本 神奈川県川崎市
血液型 O型
公称サイズ(2014年[1]時点)
身長 / 体重 155 cm / kg
靴のサイズ 22[2] cm
活動
デビュー 1994年
ジャンル タレントCM
女優
モデル: テンプレート - カテゴリ

神奈川県川崎市出身。ボックスコーポレーション所属。

来歴

カリタス小学校卒業[4]

1993年、中学3年生の時、渋谷宇田川町交番前で事務所にスカウトされる[5]

1994年日本テレビ系『おれはO型・牡羊座』でドラマデビュー。1996年には『Private Eyes』で歌手としてもデビューする。

当初はドラマ・CMの活動が主だったが、2000年ごろからは情報・バラエティの司会を活動の中心とし、最盛期には『速報!歌の大辞テン!!』(日本テレビ)、『筋肉番付』(TBS)、『虎の門』(テレビ朝日)、『ASAYAN』(テレビ東京)など各局で司会番組を持っていた。

2010年4月22日プロライフセーバー俳優飯沼誠司と婚姻の届出をしたことを発表した[6]

2015年5月21日、第1子妊娠を発表[7]。10月、第1子女児を出産[8]

家族

父は歌手・俳優のマイケル中山、妹はタレントの英玲奈[9]、父方の叔母は女優の中山麻理[10]。叔母の元夫は俳優の三田村邦彦。俳優の三田村瞬中山麻聖兄弟とは従兄弟にあたる。

父方の祖先イングロット家は17世紀までイギリスノリッジに暮らしていたカトリック系の一族で、18世紀初頭に(当時カトリックのマルタ騎士団が治めていた)マルタ島へと移住した[11]。エミリの曾祖父ロジャー・ジュリアス・イングロット(1871-1950)は医者の息子(12兄弟の末子)としてマルタで生まれ、マルタ大学卒業後、両親の死をきっかけにオーストラリアへ移住する道中のボンベイで、日本なら英語教師の職があると聞き、1896年に来日[11]カトリック築地教会を通じて英語教師として働く中、創立間もない鹿児島県尋常中学造士館(のち七高、現鹿児島大学)の英語教師に誘われ、1897年から3年間働き1900年に帰国。1903年に再来日し、岡山関西中学校、岡山商業学校(現岡山県立岡山東商業高等学校)で英語を教える[11]松江問屋の娘で岡山の女学校に通っていた中山安乃と1907年に結婚(ロジャー36歳、安乃16歳)、一女三男をもうける[11]。鹿児島や奈良などで教鞭をとったのち、1929年より舞鶴海軍機関学校の英語教師として10年間働く。その功により1939年勲四等瑞宝章を受勲する[11]。教え子のひとりに岸信介がいる[12]

エミリの祖父ジョージ(1915-1994)はロジャーと安乃の三男として日本で生まれ育ち、鹿児島中学から第一早稲田高等学院理科(現早稲田大学理工学部)に進学。1940年、英国籍から日本へと帰化し中山蒸治と改名した。1942年に大学を卒業後、満州電信電話株式会社の技師となり、戦後は銀座の電気機器メーカーで働いた[11]。ジョージの長兄ウィリアム(緒方英穂、1907-1966)は、鹿児島一中から七高、京都大学へ進学[13][14]、父親と共著『英語同音異義語辞典』もある[15]。山口高等商業学校教授を経て、1949年の山口大学発足とともに同大助教授、 1959年に教授となる。翌年、甲南大学へ転任し、英作文などを教えた[16][17]。その子緒方登摩は洛星愛知大学の元教員[18][19][20]。次兄エドワードは鹿児島二中から電気を専攻し東京で貿易業に携わった[13]

出演

テレビドラマ

携帯電話配信ドラマ

バラエティ

ほか

ドキュメンタリー

映画

OVA

ショートムービー

  • 老施協チャンネル 「ケアニンShort Films」『お母さんの仕事編』(2021年) - 亮太の母親[24]

CM

舞台

ラジオ

レギュラー番組

写真集

音楽

シングル

# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 オリコン
最高位
規格品番
1 1996年
11月21日
01 Private Eyes 川村真澄 久保田利伸 羽田一郎
柿崎洋一郎
70位 PCDA-00917
02 TEARS 秋山空実 清岡千穂 門倉聡
2 1997年
11月7日
01 いつだってYELL 松井五郎 馬飼野康二 - PCDA-01009
02 いろんな私 森本抄夜子

参加作品

  • 「忍たま乱太郎 オリジナル・サウンドトラック 其の五」 (1997年12月17日)
(M-1) 世界がひとつになるまで
(M-9) いつだってYELL
(M-10) いろんな私

受賞歴

脚注

  1. ^ 中山エミリ”. ボックスコーポレーション. 2013年7月11日閲覧。
  2. ^ ヒルナンデス! - 2014年10月7日放送のファッションチェックのコーナー内にて発言
  3. ^ “中山エミリ 交際5年、異色俳優とゴールイン”. スポーツニッポン. (2010年4月23日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/04/23/kiji/K20100423Z00001700.html 2023年5月24日閲覧。 
  4. ^ TVでた蔵「2014年4月19日放送 土曜プレミアムさんま&くりぃむの第17回芸能界(秘)個人情報グランプリ【(秘)流出】」”. ワイヤーアクション (2014年4月19日). 2019年6月3日閲覧。
  5. ^ "中山エミリ「失敗したら大学を目指せばいい」中学3年生で芸能界入りした理由". 女性自身. 光文社. 23 October 2022. 2022年10月23日閲覧
  6. ^ “中山エミリとライフセーバー飯沼誠司結婚”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2010年4月22日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20100422-621185.html 2013年7月11日閲覧。 
  7. ^ 中山エミリ、第1子妊娠発表 夫・飯沼誠司氏も喜び”. ORICON (2015年5月21日). 2015年5月21日閲覧。
  8. ^ “中山エミリ、第1子女児出産「我が家に新しい家族が誕生しました」”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2015年10月24日). https://www.sanspo.com/article/20151024-HJNGMRCOABM4LPYIKZO6NJE77E/ 2015年10月24日閲覧。 
  9. ^ 中山エミリの妹・英玲奈が妊娠7ヶ月を報告「我が子を感じ夫と共に幸せな時間を」”. エルザ (2020年8月16日). 2020年8月20日閲覧。
  10. ^ 中山エミリ - exciteニュース(人物事典)
  11. ^ a b c d e f NHK『ファミリーヒストリー 中山エミリ〜ルーツは地中海・マルタ島 日本への帰化』2015年7月24日放送
  12. ^ 神戸中学の英語教育に関する研究―日本人・外国人英語教師に焦点を当てて保坂芳男、 人文・自然・人間科学研究 (42), 131-153, 2019-10 拓殖大学人文科学研究所
  13. ^ a b 『郷土人系』南九州新聞社 (1969年)
  14. ^ 124. 1974年の講談社文庫版『復興期の精神』(2013年11月17日)編集工房スワロウデイル
  15. ^ 英語同音異義語辞典Worldcat
  16. ^ 『山口大学三十年史』山口大学, 1982, p308
  17. ^ 『甲南大学の30年』甲南大学, 1984, p38
  18. ^ 旧教員緒方登摩先生(2014.9.17)ヴィアトール学園洛星同窓会事務局
  19. ^ 緒方登摩教授 経歴・業績 国立国会図書館
  20. ^ Maltese Newsletter 110 January 2016
  21. ^ タレプラ 日テレ7.jp
  22. ^ ミセスマートTV・NEO パーソナリティ 【Dセレクション】Supported by ミセスマートTV・NEO
  23. ^ 中山エミリが行く!サハラ砂漠絶景の旅 モロッコ横断!奇跡の色彩紀行(BS朝日)、2014年11月24日閲覧
  24. ^ 「ケアニンShort Films」『お母さんの仕事編』 老施協チャンネル YouTube
  25. ^ 「今月の新作CM50連発! / 編集部」『広告批評』第220号、マドラ出版、1998年10月1日、14頁、NDLJP:1852939/9 
  26. ^ “中山エミリ“親子ヌード” 0歳デビューの長女へ「元気に育って」”. スポニチアネックス. (2016年4月22日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/04/22/kiji/K20160422012446360.html 2016年4月22日閲覧。 
  27. ^ ハダメキミライ リンクルケア&ホワイトニングダブルエフェクト(ハダメキ公式ショップ)
  28. ^ ハダメキ×中山エミリ インタビュー動画(ハダメキミライ公式チャンネル)
  29. ^ QUEEN of ROSE AWARD 2010 日本金属工芸研究所 Ameba Blog

外部リンク