ロクサネ (小惑星)

小惑星

ロクサネ (317 Roxane) は、小惑星帯の典型的な小惑星である。オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。

ロクサネ
317 Roxane
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1891年9月11日
発見者 A. シャルロワ
軌道要素と性質
元期:2010年1月4日 (JD 2,455,200.5)
軌道長半径 (a) 2.286 AU
近日点距離 (q) 2.091 AU
遠日点距離 (Q) 2.481 AU
離心率 (e) 0.085
公転周期 (P) 3.46
軌道傾斜角 (i) 1.76
近日点引数 (ω) 186.28 度
昇交点黄経 (Ω) 151.43 度
平均近点角 (M) 75.92 度
衛星の数 1
物理的性質
直径 18.67 km
自転周期 8.169 時間
スペクトル分類 E / Xe
絶対等級 (H) 10.03
アルベド(反射能) 0.4928
色指数 (B-V) 0.694
色指数 (U-B) 0.238
Template (ノート 解説) ■Project

アレクサンドロス3世の妻、ロクサネ (Roxana) から名づけられた。なお、小惑星名も当初は Roxana だった[1]

2009年11月26日に衛星(仮符号 S/2009 (317) 1)の発見が報告された。衛星の大きさは5㎞で、軌道長半径は245km、公転周期は13日である。この衛星は、アレクサンドロス3世の母にちなんで「オリュンピアス」(Olympias)と命名された。

関連項目

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外部リンク

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  1. ^ Charlois, A.; "Benennung von kleinen Planeten", Astronomische Nachrichten, Vol. 132, No. 3155, 1893, p. 175


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