ルション (競走馬)

競走馬

ルション (Rousillon) は、アメリカ生産の競走馬イギリス日本種牡馬として供用された。ムーラン・ド・ロンシャン賞サセックスステークスクイーンアンステークス(当時G2)などを勝っている。

ルション
ハーリド・ビン・アブドゥッラーの勝負服
欧字表記 Rousillon
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 1981年4月10日
死没 2009年10月26日(28歳没)[1]
Riverman
ベルドリーヌ
母の父 Marshua's Dancer
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Warner L. Jones & Will S. Farish III
馬主 ハーリド・ビン・アブドゥッラー
競走成績
生涯成績 13戦7勝
獲得賞金 361,782ドル
勝ち鞍
GI サセックスステークス 1985年
GI ムーラン・ド・ロンシャン賞 1985年
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戦績

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2歳時にデビュー戦を1着で勝ち上がると3歳時には2000ギニートライアルステークスにてチーフシンガーに1馬身差の勝利、プール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)に出走するも6着。続いてアイルランド2000ギニーに出走するがサドラーズウェルズの5着となる。休養をはさみ8月のサセックスステークスを1位入線するも降着しチーフシンガーの5着、次走クリスタルマイルで勝利し10月のフォレ賞に出走するも3着。

4歳時の初戦は6月、クイーンアンステークス(当時G2)に勝利するとサセックスステークス、ムーランドロンシャン賞とG1競走を2連勝する。11月のブリーダーズカップマイルに出走しコジーンの8着に敗れるとこれを最後に引退した。

種牡馬成績

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引退後はイギリスで種牡馬になったあと日本にて種牡馬生活を送る。アイルランドに残してきた産駒のVintage Cropアイリッシュセントレジャーメルボルンカップを勝っている。アメリカにもエディーリードハンデキャップサイテーションハンデキャップを制したFastnessがいる。

日本での産駒には川崎記念を勝ったインテリパワーNHK杯福島記念七夕賞を勝ったマイネルブリッジなどがいる。2004年をもって種牡馬を引退し日本軽種馬協会那須種馬場で功労馬として繋養されていたが、2009年10月26日老衰のため死亡した[1]

ブルードメアサイアーとしては日本ダービーウオッカを輩出した。

主な産駒

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母の父としての主な産駒

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血統

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父・リヴァーマンプール・デッセ・デ・プーラン (G1) 、イスパーン賞 (G1) などを勝っている。種牡馬として成功を収めており、多数活躍馬を輩出している。詳細は同馬の項を参照。

血統表

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ルション血統リヴァーマン系 / Nasrullah 3x5=15.63% Sir Gallahad-Bull Dog 5x5=6.25% (血統表の出典)

Riverman
1969 鹿毛
父の父
Never Bend
1960 黒鹿毛
Nasrullah Nearco
Mumtaz Begum
Lalun Djeddah
Be Faithful
父の母
River Lady
1963 鹿毛
Prince John Princequillo
Not Afraid
Nile Lily Roman
Azalea

*ベルドリーヌ
Belle Dorine
1977 黒鹿毛
Marshua's Dancer Raise a Native Native Dancer
Raise You
Marshua Nashua
Emardee
母の母
Palsy Walsy
Sea O Erin Shannon
Chantress
Allie's Pal War Dog
Our Cherrycote F-No.8-k


脚注

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  1. ^ a b 天皇賞の週に…ウオッカの祖父ルション逝く”. スポーツニッポン. 2009年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月21日閲覧。

外部リンク

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