モゴール人
モゴール人(Moghol)は、アフガニスタンのヘラート州に定住するモンゴル系民族。13世紀にアフガニスタン北西部に駐屯したチンギス・カンの軍に起源を持つとされる[1]。 主に、ヘラート州のクンドゥール(Kundur)とカレジズィ・ムッラー(Karez-i-Mulla)という2村間に居住する。モゴール人はシャージャハーン(Shahjahan)とも呼称されるが、これはムガル帝国のシャー・ジャハーンの軍にモゴール人が参加したためである。
総人口 | |
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40,000(1990年代) | |
居住地域 | |
アフガニスタン・ヘラート州 | |
言語 | |
モゴール語 | |
宗教 | |
イスラム教スンニ派 | |
関連する民族 | |
モンゴル人, ハザーラ人 |
脚注
編集参考文献
編集- Iwamura and Schurmann (1954) Notes on Mongolian Groups in Afghanistan, Silver Jubilee Volume of the Zinbun Kagaku Kenkyusyo, Kyoto University.
- 岩村忍(1955)『アフガニスタン紀行 モゴール族の村を求めて』朝日新聞社
- 梅棹忠夫(1956)『モゴール族探検記』岩波書店
- 梅棹忠夫、岩波書店編集部(1956)『アフガニスタンの旅』岩波写真文庫 202、岩波書店
- Schurmann, H. F. (1961) The Mogols of Afghanistan, The Hague.