ゴア (アルバム)
デフトーンズのアルバム
『ゴア』(Gore)は、アメリカのオルタナティヴ・メタル・バンド、デフトーンズの8枚目のスタジオ・アルバム。2016年4月8日にリプリーズ・レコードより発売。
『ゴア』 | ||||
---|---|---|---|---|
デフトーンズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2014年 - 2015年 | |||
ジャンル | オルタナティヴ・メタル、エクスペリメンタル・ロック、ポストメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | リプリーズ | |||
プロデュース | マット・ハイド、デフトーンズ | |||
デフトーンズ アルバム 年表 | ||||
| ||||
『ゴア』収録のシングル | ||||
|
概要
編集「数多のエクスペリメンタル・ロックの格式を残している」と評されるように、『ゴア』はバンド本来のオルタナティヴ・メタル・サウンドに様々なジャンルの影響を混在させている[1]。 その実験性[2][3][4]と空間的なプロダクション[2][3][4][5]と共に、5枚目のスタジオ・アルバム『サタデイ・ナイト・リスト』と比較する意見も見られた。
『ノックス・ニュース』のチャンク・キャンベルはそのポストメタル的な音楽性を指して「不朽の生命」と称し[6]、 『ロック・サウンド』誌のロブ・セイスは「彼らの持つニュー・ウェイヴとポストパンクというルーツを更に推し進めている」と各々がアルバムについて評価を下している[7]。
収録曲
編集全作詞: チノ・モレノ、全作曲: デフトーンズ
- プレイヤーズ/トライアングルズ - "Prayers/Triangles" - 3:38
- アシッド・ホログラム - "Acid Hologram" - 4:06
- ドゥームド・ユーザー - "Doomed User" - 4:27
- ジオメトリック・ヘッドドレス - "Geometric Headdress" - 3:29
- ハーツ/ワイアーズ - "Hearts/Wires" - 5:21
- ピットゥーラ・インファマンテ - "Pittura Infamante" - 4:04
- ゼノン - "Xenon" - 3:17
- (エル)エムアイアールエル - "(L)MIRL" - 5:02
- ゴア - "Gore" - 4:59
- ファントム・ブライド - "Phantom Bride (featuring Jerry Cantrell)" - 4:53
- ルビコン - "Rubicon" - 4:58
参加アーティスト
編集デフトーンズ
編集アディショナル・ミュージシャン
編集- ジェリー・カントレル(アリス・イン・チェインズ) - ギター (#10)
スタッフ
編集- マット・ハイド - プロダクション、エンジニアリング、ミキシング
- ハウィー・ウェインバーグ - マスタリング
- ジェントリー・ステューダー - マスタリング
- クリス・レイクストロー - エンジニアリング
- ジミー・ファイー - エンジニア助手
- マーティン・プラドラー - エンジニアリング
- ロブ・ヒル - エンジニアリング
- フランク・マドックス - 美術監修、デザイン、写真
脚注
編集- ^ Fowler, Luke (11 April 2016). “Review: Deftones' Gore”. Pretty Much Amazing. 13 April 2016閲覧。
- ^ a b Rowe, Riley. “Gore – Deftones”. Metal Injection. 7 April 2016閲覧。 “" I also feel that there are at least two different sets of Deftones fans: 1) 90's alternative metal admirers and 2) those who swear by the experimental side of Saturday Night Wrist. For the most part, the second mentioned group is more likely to agree with the approach on Gore as [Saturday Night Wrist] has a similar flow"”
- ^ a b Yeung, Neil. “Gore – Deftones”. AllMusic. 6 April 2016閲覧。 “"Effects man Frank Delgado buffers everything with clever sonic touches -- experimental traces of mood that haven't been this exciting since 1999's groundbreaking White Pony -- like on the hazy swirl of the aptly named "Acid Hologram" and the uncomfortably tense "Geometric Headdress."”
- ^ a b “Album Review: Deftones – Gore” (英語). Consequence of Sound. 2016年4月8日閲覧。 “"Gore is an amalgamation of the darker vibes of 2012’s Koi No Yokan and the tight, experimental arrangements of 2010’s Diamond Eyes."”
- ^ Mumford, Gwilym (April 7, 2016). “Deftones: Gore review – metal that seduces instead of assails”. The Guardian. April 12, 2016閲覧。
- ^ Campbell, Chuck (April 5, 2016). “Music review: Destructive Deftones rip through ‘Gore’”. April 8, 2016閲覧。 “"And although there is something quaint about "Gore" — flashbacks to turn-of-the-century post-metal, before rock all but vanished from relevance — it nonetheless sounds timelessly vital."”
- ^ Sayce, Rob (April 7, 2016). “Deftones - 'Gore'”. Rock Sound. April 12, 2016閲覧。