【一般非公開】宮本町のエスビー食品「スパイス展示館」に行ってきた。

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宮本町のエスビー食品敷地内にある、一般非公開の「スパイス展示館」に入れるイベント「スパイス&ハーブ わくわくチャレンジ」に参加してきました!

このイベントでは、
・展示館ツアー
・Spice & Herb GARDEN MUSEUM探検
・スパイス&ハーブ講座
・オリジナルカレー粉づくり

が体験できる、カレーが好きな人には夢のようなイベントです。

地図ではここ↓

板橋区宮本町38-8

まずは館内の様子をご紹介します!

※記事は下に続きます

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館内に入ると目に飛び込んでくる「鬼神社」。
青森県弘前市にある神社の分祀。

エスビー食品が創業期より「ガーリックパウダー」を製造・販売していたことをご縁に、昭和59年の「スパイス展示館」の設立時に分祀されたそうです。

にんにく→青森(日本一の産地)のご縁なんですね。

入口では創業者の山崎峯次郎氏・春栄夫人の像がお出迎え。

入退館の際に、敬礼をしている社員さんもいたのが印象的。
もはやちょっとしたパワースポットです。

2階に続く印象的な階段。
創業者・山崎峯次郎氏の自宅から移築されたもの。
創業者・山崎峯次郎氏の書斎を自宅から移築し再現した部屋。

本当にこのままの部屋だったんだろうなと思うクオリティ。
氏の気配すら感じます。

テーブルの上にあるピラミッドみたいなものは何だろうと思ったら…

なんと、月間売上金額を木札にしたものでした!

一番小さい札が最も古く、売上記録を更新するたびに山が高く積み上がっていく仕組み。

こうして見ると、少しずつ、確実に大きくなっていったのが伝わってきますね。

春栄夫人の仕事部屋を再現したスペース。
春栄夫人はインドゾウが好きだったそうです。

スパイスとハーブを追い求めて、世界各国を巡っていたときに買い集めたものなのだとか。

山崎峯次郎氏・春栄夫人の創業者物語。

とてつもない行動力を発揮して、エスビー食品を作り上げたことが伝わってくるものでした。

個人的には、いつか大河ドラマになってほしい。

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同じ2階にある展示スペースでは、エスビー食品100年の歴史がわかるようになっています。
1923年(大正12年)に誕生した、国産初のカレー粉。
当時は業務用1ポンド缶が1円10銭!
うわ!
5/8(はちぶんのご)チップ、懐かしい!!
子どもの頃によく食べた「カレーの王子さま」は1983年発売。

日本初のお子さま向けカレーだったそうです。
(現在の王子さまは三代目)
スパイスの解説・体験コーナー。
実際にスパイスやハーブを手に取り、スタッフさんがわかりやすく解説してくれました。
触ったり香ってみたりの体験型なので、子どもはもちろん、大人でも興味津々。

※記事は下に続きます

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1階に戻り、エスビー食品の創業100周年記念でバーチャルミュージアム「Spice & Herb GARDEN MUSEUM」を使ったクイズなど。
スパイスを組み合わせて、オリジナルのポテトチップスを作ってみる実験。(最高かよ!)

使ったスパイスはこちら。
・クミン
・コリアンダー
・ターメリック
・ナツメッグ
・シナモン
・辛くないカレー粉(エスビー)

スパイスの配分を変えるだけで、ポテトチップスが全く違う味わいに。

これは自宅でもマネできそう!

最後にオリジナルのカレー粉づくり。
カレー粉ってこういう風にできてるんだという学び。
それに、自分好みにカスタマイズできる楽しさにしびれました笑。
このカレー粉を自宅でカレーライスにする手順まで教えてくれます。

エスビー食品100年の歴史とスパイスの奥深さを知れる、板橋スパイスセンターならではのイベント。

入れる機会は限られていますが、今回のようなイベントが例年開催されるのでアンテナを立てておくと良いと思います!

エスビー食品公式サイト