今日は、急に思い出したことを書きます。
僕は、イタリア・サンレモに住んでいました。というのは、前書いたと思いますが、
そのときの食生活について書きたいと思います。
イタリアはピザ、パスタ、とても美味しい!!!と思いますが、僕はピザがあまり好きではない。
そして、僕はパスタばかり食べていると飽きてくるのです。
基本的に朝は、シリアルやフルーツといった簡単なものを食べていました。
昼は、練習場のレストランでパスタと肉などエネルギーになるものを食べます。
これは、決まったメニューなので、仕方なく食べます。
練習後は、マジでおなかがすく!!!僕は、アパートで一人で過ごしていたので、自分で作らなきゃいけない。でも、疲れていて作る気になりません!そこで、サンレモにいるときは、ほぼ毎日中華料理屋に通っていました。サンレモには、3つ中華料理屋があるのですが、僕が通っていたのは、一番客のいない「北京」!ここは中国人の家族が経営しています。家族構成は、お父さん(シェフ)、お母さん(会計・従業員)、子供三人(従業員)となっています。この家族がまじでおもしろい。初めて店に行ったとき、店に電気はついておらず、客席でお母さんと子供全員寝ていました。しかし、味はどれを頼んでも美味しい!びっくりしました。でも、ひとつ美味しくない料理があります。「麻婆豆腐」です。これはまずい。やはり、本場の味は材料の無い国では再現できないらしい。トレーニングシーズン、サンレモにいるとき「北京」には最低でも週に7回は行っていました。そして、このまずい麻婆豆腐を毎回頼んでいました。なぜかはわからないけど、まずいんだけど頼んでしまう・・・。不思議です。まるで青汁です。通い始めて2ヶ月くらいたったころ、いつの間にか、僕は、友達を多くこの店につれてきました。夜になると、「一緒に北京に行こう!」と毎日様々な友達から電話がかかってくるようになりました。それからというもの、この中華料理屋は、毎晩繁盛するようになりました。おおいときでは、そこに友達を15人連れて行くときさえありました。おばちゃんも感謝してくれて、醤油の一升瓶をくれたり、「カレンダー(なんでカレンダーなのかよくわからないけど)」をくれたり、最終的には、毎回50%引きにしてくれるようになりました。やはり通いつめるというのは大切ですね。今、どうなっているのか、おばちゃん達は元気なのか、気になります。