てぃーだブログ › 伊良部島の素朴な暮らし › ひとりごと › 収穫終了。

2011年11月05日

収穫終了。

七月から十月いっぱいまでの標高千メートルでのレタス、白菜の収穫が終わりました。
いやーーー。すごかったっす僕ボクサー

毎日、日が昇る前の朝五時に畑に集合し包丁を片手に挨拶もそこそこに収穫の毎日でした。(中国人スタッフは朝3時から!)
当然周りが真っ暗なので頭にはヘッドライトを付け、さぐりさぐりレタスと白菜の根っこを探し出し
包丁で切りまくってました。なんというか毎日強制瞑想しているようなそんな感じでしたろうそく

でもそんな中、
山から昇ってくる朝日は本当に綺麗で涙がでそうな時も。
周りが海の宮古島では絶対あり得ない高い山々に囲まれているため、朝日の眩しいオレンジのビームが山に乱反射していきなり360度すべてオレンジ色!ネパールのチョモランマを初めて見たときの感動がフラッシュバックしました。
あああああーー俺生きてんだなあああーーーってあらためて実感したりしなかったり。赤丸
八ヶ岳と朝日は本当にきれいでした。

雨の日のカッパを装備しての収穫はだいぶ気分が落ちましたけどね。。。


収穫終了。

収穫終了。
写真は無関係です。なんとなく載せたくてエイサー

終わってから振り返ってみると色々な気づきがありました。
例えば

中国人がいっぱいいた。
なんでこんなとこに??

聞いてみれば人手も必要だし、賃金が安いため農家さんがこの時期大量に雇い入れるんだって。
自分のいた所にも二人いたし。(いろいろあって二人途中で帰っちゃったけど、、、)
日本の若い奴はどんどん農村にこなきゃ!気づいた時には遅いかもよ??
知らないうちに山間部に中国人がいっぱいいるよ。
(中国人の経営するネットカフェもあるんだよ。日本人の使えるカフェは無いのにガ-ン
恐るべき行動力。
ああ何度口論になったことか怒り

まあ日本と同じで良い奴も悪い奴もいるんですけどね。。


今回は台風が来るまではレタスが大豊作。そのため大量に出荷すればするほど市場価格が下がってしまうため、
レタスを大量に山に放棄するミッションもありました。農薬散布もそうですが生活の為、仕事とはいえなんかおかしいような。。
と思ったりも多々ありました。(実際は農家さんも悔しそうでした)
恐るべき産業農業。

よく耳にはするけどほんまかいな?とずっと思ってましたが、実際の現場にきて身をもって知りました。

まあ本当に色々あり大変勉強になりました。。

色々ありがとうございました晴れ

そんなこんながあった後、愛知県の田舎でひっそり農業をやっている友達のお家をきのう訪ねてみるとなんと!!!!

稲の収穫の真っ最中でした!
(興奮のあまり写真撮り忘れてしまいましたすいません汗

普段仕事で収穫をしていると時給が発生しているのでどうしても急いで作業をしなければならないため、
「ゆっくりのんびり米を収穫ってこんなに幸せなんだ」と心から大感動ラブ

やっぱり日本人はお米だ!と再認識。



ふと思ったんですが(というか思い出したんですが)
このブログのタイトルって自給自足を目指してたんですよね。。
なんか普通の日記になってました。
さて沖縄で米はできるのか?
友達が石垣では米やってる人いるといってたけど。。
まずは水を溜められなくては。

で早速友達に訪ねてみると水を溜めなくてもできる稲はあるとのことキラキラ 
米には一般的に知られている"水稲"と呼ばれるものと、畑で作られる米・陸稲(おかぼ)と言うものがあります。
やはり水稲に比べると味は少し劣ってしまうらしく育てる農家さんも少ないみたいです。
(火山灰土壌に向く稲らしく茨城県では少し生産しているらしい)
だめもとでも今度沖縄戻ったら麦と同様一度トライしてみたい作物ですね上

幸せな体験を感謝ですごはん

ps
秋の夜長、農に興味あるあなたは是非!
目からウロコの本です。

わら一本の革命 福岡正信さん
↑自然農法の先駆者、農業界のレジェンド。日本はもとより世界での評価が凄く高い方です。
日本てそういう人多いですよね。。
生産量ばかり求め続ける近代農家は、非現実的だとざわめいたようですがあきらかに大きな一石を投じました。
こういう偉人を学校で教えなきゃだめです怒り
きっと◎協や農薬関係のお偉いが圧力かけたんだろうなあ。。農薬やトラクター売れなくなっちゃうもんね。

もひとつps
ドラゴンズが失速気味でちょっと気になるクライマックス青しまぞおり
でわまたまたーーーパー


同じカテゴリー(ひとりごと)の記事
またやってもた。
またやってもた。(2009-11-04 23:14)


Posted by irabu- at 01:19│Comments(0)ひとりごと
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。