Apple TV+の監督になれるプログラム、2月23日募集受付開始
Appleは、Apple TV+オリジナル映像作品の監督になれる6カ月間のプログラム「Apple Studios Directors Program」を発表しました。現地時間2月23日から応募受付が開始されます。
Apple TV+の制作部門が実施
「Apple Studios Directors Program」は、Apple TV+の映像作品制作部門Apple Studiosが、中堅の映像ディレクターのキャリアを磨く機会を提供するための6カ月間のプログラムです。
合格者は、Apple TV+の映像作品制作の指揮をとる立場になります。
プログラムでは、映像制作やビジネスを学べるほか、ベテランのプロ映像制作者とのディスカッション、Apple Studiosでディレクターのシャドウイング体験、イノベーションとクリエイティビティを刺激するApple Parkでの体験の機会も提供されます。
応募受付は2月23日から。2023年は3名を選抜
「Apple Studios Directors Program」の応募受付期間は、太平洋標準時の2月23日午前9時から3月1日午後11時59分までです。
応募者の中から、2023年は3名のプログラム参加者が選抜されます。
本稿執筆時点では募集受付が開始されておらず、応募方法や詳細な条件などは不明ですが、現地時間2月23日に公開されると考えられます。
アプリ制作者に続き映像制作者も支援するAppleの目的は?
Appleはこれまで、アプリ開発者がコーディングやビジネススキルを学ぶことのできる開発者支援プログラム「App Store Foundations Program」を提供しており、2022年12月には日本での提供を発表しています。
アプリ開発者を支援し、優れたアプリが数多く開発されることで、アプリ開発者コミュニティを拡大し、Appleの収益拡大につなげたい意図もあるとみられます。
今回、映像制作者向けのコースを開設したことは、Appleが映像制作の世界で存在感を発揮することを狙っているのでしょうか。