【取材】Apple 仙台一番町が閉店、13年間の営業を終了
Apple 仙台一番町が、2019年1月25日午後8時、営業を終了しました。東北地方唯一のApple Storeが、約13年間の歴史に幕を閉じました。
閉店直前、店内は大変な混雑に
1月25日、最後の営業日となったApple 仙台一番町は、午前10時の開店の時間帯にも、以前からお店に通っていたお客さんらしき方々が集まって店内は賑わっていました。
夕方になり、仕事や学校を終えたお客さんが来店する時間帯になると、店内は大変な混雑となりました。
午後8時、Apple 仙台一番町が閉店
午後8時の閉店時刻になると、店内にいたお客さんはストアスタッフの皆さんの拍手と「ありがとうございました」の言葉で送り出されました。
店内から出てきたお客さん、地元テレビ局、その様子を見て立ち止まる通行人で、Apple 仙台一番町の前にはちょっとした人だかりができていました。
そして午後8時過ぎ、東北地方唯一のApple Storeの壁面に輝いていたAppleロゴの明かりが消えました。
ストアスタッフの皆さんから感謝の挨拶
最後に、ストアスタッフ全員が店舗の前に並び、お客さんに向けて、以下の感謝の言葉が述べられました。
我々、Apple 仙台一番町の従業員全員は、この13年間、この仙台で営業できたことを誇りに思っています。
本当に、私たちは幸せでした。
杜の都で13年以上、本当にありがとうございました!
深々とお辞儀したスタッフの皆さんは、お客さんや通行人の皆さんから暖かい拍手を浴びていました。
店内に戻ったスタッフの皆さんと、お店の前に集まったお客さんが、ガラスドア越しに手を振って拍手する時間がしばらく続きました。
ありがとう、Apple 仙台一番町
筆者個人も、Apple 仙台一番町では、iPhoneの修理やMac購入の際に相談に乗っていただいたり、Today at Appleで楽しく学んだりして、大変お世話になりました。
それだけにApple Storeが東北地方から消えてしまうのは寂しい気持ちでいっぱいです。
Apple 仙台一番町は、規模は日本で一番小さいながら、スタッフの皆さんがフレンドリーで温かく、とても良いお店でした。
いつの日か、東北地方にApple Storeが帰ってくるのを、待っています。
ありがとうございました。
(hato)