iPhone16シリーズの早期売上順調〜従来より短い納期は製造自動化理由と報告
DigiTimesが、iPhone16シリーズの早期受注は好調であり、従来モデルよりも納期が短いのはiPhoneの組立工程において自動化を進めたことも理由と報告しています。
ただし、iOS18.1でApple Intelligenceが対応するのを様子見しているユーザーもいると、DigiTimesは指摘しています。
最も納期が長いiPhone16 Pro Maxは3週〜4週待ち
本日時点でのAppleオンラインストアでの納期は、iPhone16とiPhone16 Plus、iPhone16 Proがお届けまで「2週〜3週」、iPhone16 Pro Maxが「3週〜4週」と案内されています。
これは、iPhone15 Pro MaxやiPhone14 Proシリーズのお届け予定日までの待ち日数が最長で「5週〜6週」まで延びたのと比べると、短くなっています。
製造工程の自動化により出荷までの時間短縮と指摘
ただし、このことだけで従来のモデルよりも受注台数が少ないと判断するのは早いと、DigiTimesは指摘しています。
その理由としてDigiTimesは、iPhone16シリーズのお届け予定日までの待ち日数が短い理由として、中国市場の景気減速による受注減は考えられるも、それ以外に、十分な初期在庫の準備が行われたこと、Apple Intelligenceに対応するまで模様眺めしているユーザー層の存在による早期購入見合わせに加え、製造工程の自動化による製造時間の短縮によって出荷までの時間が短くなっていることを挙げています。
iOS18.1シリース後の11月上旬までの観察必要
こちらの記事で報告した通り、筆者が注文したiPhone16 Proも、お届け予定日から4日前倒しで配送されることになりました。
DigiTimesは、発売後の現段階におけるiPhone16シリーズのお届け予定日までの待ち日数は、従来のモデルよりも短いとはいえ、iPhone SE(第3世代)など発売から時間が経過しているモデルの待ち日数と比べると十分長いと指摘しています。
そのため、Apple Intelligenceに対応するiOS18.1のリリースなど、お届け予定日までの待ち日数からiPhone16シリーズの人気を推し量るには引き続き経過を見守る必要があるとし、現在の待ち日数が続くようであれば高い受注が継続していることを示しいると、DigiTimesは伝えています。
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook