ノルウェ―の Tord Gustavsen Trio (トルド・グスタフセン・トリオ)、Tanum(タヌム)教会で演奏 |
音楽について思うままに書くBLOG
Real & True の大沢知之が執筆。 Real & True の考え方 Real & True Live Series とは Office Ohsawa が選りすぐったアーティストによる音楽公演シリーズ 現在発売中のチケット一覧 * チケットご予約についての注意事項 * メーリング・サービスお申込み * Real & True 基本サイト * 会社概要 *Real & True 情報発信・発信媒体 * 2011年以前の公演 この Blog の使用上の主なポイント 「カテゴリ」ではアーティスト別に掲載記事を分類 -- ここにアーティスト名の記載がない場合は、「タグ」を参照のこと。「カテゴリ」はアーティスト名が先に、その内、日本名は姓・名の順、外国人名は名・姓の順、アーティスト名以外は、その後にフェスティヴァル名などをあいうえお順にリストアップ。 「タグ」は各記事に最大三個までしか付けることができないので、すべての記事を公平に分類はできていない。 リンクは記事を書いた時点での URL をもとに設定している。古いリンク、比較的新しいが変更なったリンク、削除されたリンクなどがあり、それらを新たに設定し直すことはしていない。従って、過去の記事については、見ることのできないサイトがリンクされている場合があることをご承知おき願いたい。 検索
フォロー中のブログ
カテゴリ
全体 発売中のチケット Real & True (除く公演感想) Adam Baldych Aki Rissanen Alamaailman Vasarat Alexi Tuomarila AR-GOD Anja Garbarek Arild Andersen Arve Henriksen Arvvas Atomic BaBaZuLa Barlast Bill Bruford Bjorn Meyer Black Light Orchestr Bruford / Borstlap Building Instrument Cholet-Kanzig-Papaux Cholet/Michel Christian Wallumrod Dag Arnesen Dan Barbenel Daniel Herskedal Dave Sinclair David Cross Band David Helbock D.Stewart & B.Gaskin Duo Mitrej & Ontrei Duo Myhr/Apneseth Eirik Dørsdal Eldbjorg Raknes & Co Elephant 9 Elifantree Eple Trio Erlend Apneseth Trio Eva Alkula Eyolf Dale Farmers Market Florence Chitacumbi Frander Gjertrud Lunde Hanne Vatnoy Hakon Kornstad Havard Stubo Quartet Helge Lien Helge Lien Trio 日比谷カタン 平松良太 Huntsville Ida Elina Ikarus In Cahoots Ingi Bjarni Quintet In the Country Jacob Young Jarmo Saari Jan Gunnar Hoff Jean-C. Cholet Jethro Tull John Pal Inderberg T Johanna Juhola Johnny La Marama JP Piirainen Juuso /Skullerud Kari Ikonen Karl Seglem Keith Tippett Kimmo Pohjonen 古佐小基史 Kristjan Randalu KTU KUMA Lang/Kanzig/Pupato Lijbaart/Brederode Liv Andrea Hauge Live Foyn Friis LUX 巻上公一 Maija Kauhanen Maria Kalaniemi Mathias Eick Mats Eilertsen Memnon Mich Gerber Michael Arbenz Michiel Borstlap Mimmit Monkey Plot Moskus Motif Move Myhr + Wallumnrod Nakama/仲間 Nik Baertsch's Ronin Nat Bartsch Trio Niko Valkeapaa Norma Winstone Oddarrang Oddgeir Berg Trio Olavi Louhivuori Olli Hirvonen 太田惠資 Pauliina Lerche Peter Hammill Per Oddvar Johansen Picidae Petteri Sariola P.McCandless+古佐小基史 Radhika Jha Rainer Bruninghaus RaknesBrunborg Ranaei Family Richard Sinclair Robin Verheyen Samuli Mikkonen Sara Marielle Gaup B Shining Silje Nergaard Skaidi Sinikka Langeland Sonar Splashgirl Steinar Raknes Steinar Raknes Quart Stian Carstensen Sun Trio Susanna & the M.O. Susanna K. Wallumrod Susanne Abbuehl 田中鮎美トリオ TaxiWars Teemu Mattsson Terje Isungset The Core The New Songs Three Friends Tim Garland Tingvall Trio Toivo Somer Tomasz Stanko Tord Gustavsen Tore Brunborg Traband Ulrike Haage U.Haage/E.Schaefer Urban Connection Van der Graaf G. Vein Vilde & Inga Vit Svec Trio Voice & Strings & Ti Wolfert Brederode FINEST Sounds Jazztreffen ミュージック from ノルウェー 未分類 タグ
Real & True 公演感想(355)
Peter Hammill(221) Terje Isungset(182) Nik Baertsch(136) ECM(93) Bill Bruford(93) Farmers Market(91) Nik Baertsch's Ronin(91) Steinar Raknes(91) Helge Lien Trio(81) Sinikka Langeland(80) Picidae(77) Mats Eilertsen(74) CD(71) Norma Winstone(69) Helge Lien(64) Three Friends(60) Hanne Vatnøy(59) King Crimson(58) Susanna Wallumrød(57) Splashgirl(57) Tore Brunborg(53) Arve Henriksen(53) Aki Rissanen(53) Olavi Louhivuori(53) Stian Carstensen(52) Dan Barbenel(51) Dave Stewart & Barbara Gaskin(51) Arvvas(49) Jan Gunnar Hoff(48) Johnny La Marama(48) Tord Gustavsen(47) Keith Tippett(46) Dave Stewart(46) Christian Wallumrød(44) Pauliina Lerche(43) D.Stewart & B.Gaskin(43) ネット上公演レヴュー(42) 発売中のチケット(41) Mathias Eick(41) In the Country(40) Oddarrang(38) 音楽文化(37) Ikarus(36) Adam Bałdych(35) Skaidi(34) The Core(34) Van der Graaf Generator(34) Eirik Dørsdal(34) Sigrun Tara Øverland(34) Håvard Stubø Quartet(33) Lang,Känzig,Pupato(32) Mimmit(31) Petteri Sariola(31) Wolfert Brederode(30) Jacob Young(30) Kimmo Pohjonen(30) Sonar(29) Winstone/Gesing/Venier Trio(28) Per Oddvar Johansen(28) Gentle Giant(28) Arild Andersen(28) Sara Marielle Gaup Beaska(27) Black Light Orchestra(26) 田中鮎美(26) 古佐小基史(26) Ida Elina(26) Håkon Mjåset Johansen(26) サーメ/サーミ(26) Nat Bartsch(26) Oddgeir Berg Trio(25) Cholet-Känzig-Papaux Trio(24) Bjoern Meyer(24) Karl Seglem(23) Eyolf Dale(23) Håkon Kornstad(23) Jarle Vespestad(23) Björn Meyer(22) 田中鮎美トリオ(22) Erlend Apneseth Trio(22) Susanne Abbuehl(21) Paul McCandless(21) Ingi Bjarni Quintet(21) インタヴュー(21) 日比谷カタン(21) Samuli Mikkonen(20) Trygve Seim(20) Barlast(20) Michael Arbenz(20) カンテレ(20) Eple Trio(20) 平松良太(20) AR-GOD(19) Ellen Andrea Wang(19) Gjertrud Lunde(19) Fränder(19) Eldbjørg Raknes & Co(19) Jean-Christophe Cholet(19) Atomic(19) Building Instrument(18) 以前の記事
2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 09月 2022年 05月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2020年 12月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 01月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 最新のトラックバック
|
2025年 01月 05日
ノルウェ―の Tord Gustavsen Trio (トルド・グスタフセン・トリオ)が同国の Akershus(オーカシュス)郡 Bærum(バールム) にある Tanum(タヌム)教会で演奏している映像がある。クリスマスに因んで NRK(ノルウェー放送協会)が 2024 年に制作した。Tord は以前から教会関係の活動をしている。 映像 15 分 冒頭、教会が 1150 年に創建されていることを Tord が触れている。 Tord Gustavsen - piano Steinar Raknes - double bass Jarle Vespestad - drums ゲスト Kim Rysstad - vocal 曲 "Det hev ei rose sprunge" 曲は
- Jeg synger julekvad (私はクリスマス・キャロルを歌う)- トラッド/編曲 Tord Gustavsen - Folkefrelsar/Mitt hjerte alltid vanker (人々の救い/私の心はいつも打つ)- トラッド/編曲 Tord Gustavsen - Det hev ei rose sprunge (バラが咲いた) トラッド/Praetorius/Hognestad/編曲 Tord Gustavsen #
by invs
| 2025-01-05 09:40
| Tord Gustavsen
2025年 01月 04日
英語だが、格段に面白い映像が YouTube に載っている。アメリカ人の Billy Hume が "Freaking Out With Billy Hume" (ビリー・ヒュームとびっくり)というシリーズで出しているヴィデオで 1/2 に掲載された "The Real Reason Why Analog Recording Is Better" (アナログ録音がなぜいいかの本当の理由)というものだ。
理由はデジタルの場合、録音する者に "commitment"(深い関与、献身、責任) がなくなるというものだ。Billy Hume はアナログ時代から 40 年間ずっと録音をしているが、本来はミュージシャン的なので、一発で録音するという深いコミットメントをよくわかっている。アナログは「音がいい」というのではなく、その際の本気度がデジタルより深いと言っている。 これだけ書くと、わかっていることを再度言っていると思われるかも知れないが、このヴィデオでは微に入り細に入りアナログとデジタルの違いを説明し、とても説得力がある映像となっている。 Billy 「現在、録音でミスがあれば "undo"(やり直し)のボタンを押すだけだ。」「今は無制限の(音の劣化のない)undo がある。」「(undo をして)録音し直したテイクを全部再度聴くために長い時間を費やし、出来上がる頃には疲れ果てている。」「昔は録音というのはステージに行くようなもので、パーフォーマンスだった。」 ハードに関しても「なくした靴下より(何世代にもわたって)ケーブルに使用した USB の数の方が多い」など実際にこのあたりの仕事をした者のコメントが面白い。「ハードドライブも古くなり、使えなくなって、録音した音楽にアクセスできなくなった。ハードの寿命が短い。」例として、42 年前、TEAC の 4ch レコーダーで録音した高校生時代の Billy のテープ(親の家で録音)を再生している。「これと同じことはコンピューターでは(年数がたつと)できない。」そして、「ミスを直すのに昔はテープをリワインドしたり、変えたりするのに時間がかかったが、その分そこで水を飲んだり、考えをまとめたり、休んだりできた。今はすぐに何回でも(疲れてダメになっても)やり直す。」 ヴィデオの説明文
Why is analog better than digital for recording music? In this video, I dive into the surprising reasons why I prefer analog tape recording—and it's not about the sound. Discover how the analog workflow enhances the creative process, why vintage recording technology outlasts digital gear, and how working with tape can transform your music production. With 40 years of experience as a producer and mixer, I share insights into what makes analog unique in a world dominated by digital. If you're curious about analog vs. digital recording or just want to learn more about studio techniques, this video is for you. #
by invs
| 2025-01-04 18:03
2025年 01月 04日
今月に来日するベルギーのサックス・プレイヤー Robin Verheyen (ロビン・フェアハイエン)が 2/7 に InnerVoice Jazz(Marc Copland が設立)リリースするトリオのアルバム "Liftoff" より、シングル "Soul Searching" がリリースされた。メンバーはベースに Drew Gress (ドゥリュー・グレス)とドラムに Billy Hart(ビリー・ハート) だ。 Robin の Instagram = "Soul Searching" YouTube : 音楽とともに Robin 他メンバーが語る Robin がセネガルで生涯記憶に残る経験をしたことを曲にしている #
by invs
| 2025-01-04 09:27
| Robin Verheyen
2025年 01月 02日
東京は正月の頃はだいたい天気も良く、気持ちがいい。昨年 12 月は晴天が続いたので湿度も低く、風邪やインフルエンザにかかった人も多い。当然、天候によって生活が影響を受けるが、音も影響を受ける。 寒いと音が変わる。気温が 1度上がるごとに音速は 0.6 メートル速くなる。音が響きやすくなり、冬は音が遠くに伝わりやすくなる。東京の冬は湿気も低く、それがまた音に影響を与える。AI(Google) に湿気と音の関係を聞いたところ、以下の返事があった。 「湿気が多くなると、音の伝わる速度はわずかに速くなります。これは、湿度が高い空気には水蒸気が多く含まれており、軽い分子ほど速く振動するという性質があるためです。 音の速さは、空気の振動が伝わることで発生するため、空気の分子の重さ(密度)や、空気を注射器などに入れて押すと押し戻す力がある強さなどにも関係しています。 また、湿度が高いと空気中の水分が増え、音が吸収されやすくなります。つまり、雨の日や湿度が高い日には、音がこもりやすくなり、特に高音域の音が弱まることがあります。」 また、Chat GPT の返事は、次のとおりだった。 1. 音速は空気中の分子の密度や弾性に依存します。湿気が高いと音速が速くなる理由は以下の通りです: 水蒸気分子(H₂O)は空気中の窒素(N₂)や酸素(O₂)の分子よりも軽い。 湿度が高いほど、空気中の重い分子が軽い水蒸気分子に置き換わるため、空気の平均分子量が軽くなり、音波の伝わりやすさが向上します。 音速は湿度が高いほど速くなり、乾燥した空気では遅くなります。 参考数値: 乾燥空気(0%湿度、20℃): 約 331 m/s 湿った空気(100 % 湿度、20℃): 約 343 m/s 2. 湿気と音の「聴こえ方」 湿気が高い場合、音速が速くなるだけでなく、音の減衰にも影響を与えます: 湿度が高いと、高周波(高音)の減衰が少なくなるため、音が明瞭に聴こえやすい。 湿度が低い乾燥した空気では、高周波が吸収されやすいため、音がこもった感じになりやすい。 3. 湿気と温度の組み合わせ 寒いけど湿気が高い場合: 音速は温度が低いため遅くなるが、高周波が減衰しにくいため、音がはっきり聴こえることがある。 暑くて湿気が高い場合: 音速がさらに速くなり、音がクリアで遠くまで届きやすくなる。 結論 湿気が高いと音速が速くなり、音が明瞭に聴こえることが多いです。一方で、湿度が低いと高音域が吸収されやすく、音がこもったり鈍く感じることがあります。湿気と温度の両方が音の伝わり方や聴こえ方に影響を与えるため、状況に応じた違いが感じられるのです。 == AI と Chat GPT では AI が 湿度が高いと音がこもりやすくなり、特に高音域の音が弱まることがある、としているには対し、Chat GPT は湿度が低い乾燥した空気では、高周波が吸収されやすいため、音がこもった感じになりやすい、としていて逆の結果になることが説明されているが、これについては Chat GPT では、以下を答えた。 1. 湿気が高いと音速は速くなる 湿気が高いと音速が速くなり、高周波(高音)が減衰しにくくなるため、理論上は音がクリアに聴こえる傾向があります。 2. 湿気が高いと音がこもると感じる場合 湿気が高い状況でも、音がこもるように感じるのは以下の要因が関係している可能性があります: 反響や吸音の影響 湿気が高いと、壁や床、天井などの材質によって音の反射や吸収特性が変化します。特に湿気で柔らかくなる素材(カーペット、布地など)は音を吸収しやすくなり、反響が減少することで「こもった音」として感じられる場合があります。 環境音の変化 湿度が高いとき、特に雨や霧などの天候下では、周囲の環境音(風の音や雨の音)が増え、音源がマスクされることで「こもっている」と感じることがあります。 心理的・感覚的な要因 湿気が高いときの空気感(重い、密閉された感じ)が音の印象に影響を与える場合があります。このため、実際には高音域がクリアであっても、全体として音がこもって聴こえるように感じることがあります。 3. 高湿度と低湿度の特徴比較 条件 - 音の特徴 高湿度 - 高音が減衰しにくく、クリアに聞こえるが、環境によってはこもるように感じることも。 低湿度 - 高音が吸収されやすく、全体的に音が平坦でこもった感じになりやすい。 結論 湿気が高い場合、理論的には音がクリアに聴こえるはずですが、音響環境や心理的要因、周囲の反響の仕方によって音がこもるように感じることもあります。湿気そのものだけでなく、環境全体が音の聴こえ方に影響を与える点を考慮する必要があります。 == やはり、一年を通して気温が低めで湿気が少ないヨーロッパ、特に北欧の音楽は、その神髄を聴きたいのであれば、実際、その地におもむいて聴くのが一番だ。CD とか他の媒体でも日本において北欧の音楽を聴く場合は、そのあたりも考慮に入れる必要がある。 ヨーロッパに比べて暖かく、湿度が高い日本では音が本質的に「違う」。そういう意味で、冬の日本は少しばかり(東京は晴れの日が多いのがヨーロッパとは違う、裏日本は雪・曇りが多いのが似ているが、湿気が違う)音環境がヨーロッパに近くなる。この 1 - 3 月、Real & True ではそのヨーロッパの音楽をお届けする。 #
by invs
| 2025-01-02 09:49
| Real & True (除く公演感想)
2024年 12月 31日
5 月にノルウェ―東部の AnJazz Hamar (アンヤス・ハマー)Jazz Festival で委嘱作品を披露するピアニスト Helge Lien (ヘルゲ・リエン)は彼のキャリアで初めて作詞に取り組む。作品は "My Dear Forest" と名付けられ、自然保護とプロテストを眼目としている。今年、AnJazz は 20 周年を迎えるが、Helge の作品はその中心となる。彼は 12/12 付けのノルウェ―・オンライン音楽誌 Ballade Norway で以下のように言っている。コンサートは 5/7 Hamar Theater で行われる。以下、Guro Kleveland による記事(フェスの説明文とほぼ同文)から。 Hamar の 2025 AnJazz に呼ばれて委嘱作品を作るように言われてすぐに何にフォーカスすべきかわかった。幼少期に過ごした Moelv (ムーエルフ)の楽園の森を失った悲しみは、私から離れたことはない。森林が地球にとっても人間にとってもどれほど重要であるか、そして私たちがこの貴重な自然遺産をどれほど残忍に破壊しているのかがさらによく理解できるようになり、その悲しみは年月が経つにつれて大きくなった。 初めて歌詞を書き始め、その言葉の自然な延長として音楽が成長した。"My Dear Forest" は感情的な表現であると同時に、私たちの森林破壊に対する静かな抗議でもある。この作品は、触れて目覚めることを目指していると同時に、自然からますます遠ざかっている私たちの距離を照らしている。私たちが古代の森とそこに生息する膨大な生物多様性を失う危機に瀕している今、私は音楽を通じて自然とのつながりについての重要な会話に貢献したいと考えている。 #
by invs
| 2024-12-31 19:47
| Helge Lien
|
ファン申請 |
||