POST 2: 血管迷走神経反射性失神トライアル ・・・ デザイン悪く フルドロコーチゾン有意差証明できず
2011年 11月 02日
情報ソース:http://www.theheart.org/article/1301615.do
”Canadian Cardiovascular Congress 2011 ” での発表
vasovagal syncope:血管迷走神経反射性失神トライアル :POST 2(Sheldon が20年前計画したトライアルで、完遂から7年、カナダ・US・ポーランド・コロンビア 17センター) 210名の登録、20代後半から30代前半の若い女性で、1年前に2-15回、平均 3-4回の失神エピソードを経験
フルドロコーチゾン 0.05-0.2mg/日 と プラシーボ 1:1 12ヶ月ランダム化トライアル
1年後、ITT、on-treatment解析でも失神発生率は低下、しかし、有意差認めず
Sheldonは、臨床的ベネフィット検知するパワーが適切でなかったトライアルということで・・・治験設計ミスの可能性を自覚してるようだ。同時に、有用性を否定されたくないコメントを出している
副事象は16症例で軽微で率も少ないとのこと
by internalmedicine | 2011-11-02 09:06 | 運動系