小型コンピューター「Raspberry Pi 3 Model B+」を電源一体型ケースに収めた「UD-RPPLG3BP(Pi-Plug)」を、アイ・オー・データ機器が12月下旬に販売する。ACアダプターを用いずコンセント差込口につなぐだけですぐ使える。
本体にはRaspberry Piの電源、ステータスLEDを確認できるスリットを設けてある。また、Raspberry Pi 3 Model B+が搭載するmicroSDカードやUSBポート、有線LANポート(RJ-45)、3.5mmジャックが利用できる構造となっている。なお有線LANは基板内部でUSB 2.0接続されているため、転送速度は最大300Mbps程度となる。また拡張コネクター(CSI、DSI、40 ピンGPIO)は利用できない。
CPUはBroadcom BCM2837B0。動作周波数1.4GHzのCortex-A53(ARMv8)製品。無線LANはIEEE802.11ac(5GHz帯)、有線LANもGigabit Ethernetに対応する。動作に必要なOSは別途、Raspberry Piの公式サイトなどからダウンロードする。
本体サイズは112×86×56mm、重さは240g。オープン価格だが直販は9,878円(税込)。