人間の手も目も借りず、Ford(フォード)のロボットカーが闇の中の道を走り抜けた。ヘッドライトも点けず。そんな話題がインターネット上で注目の的だ。
4月中旬の発表によると、フォードのハイブリッド車「Fusion Hybrid(フュージョンハイブリッド)」の実験用モデルが、夜に明かりも点けず、自動運転でアリゾナの砂漠を走り回ったそう。
暗視ゴーグルをつけた人間の技術者が監視役として乗り組んだが、さぞかし肝が冷えたに違いない。あるいは自社の発明を信頼しきっていただろうか。
各種レーダー、ライダー(レーザーで測量する光センサー)を駆使したほか、道路情報、標識、地形や樹木や建物に関する情報を網羅した高解像度の3Dマップを利用したという。