ほ〜、ほ〜、ほ〜。こんにちは、マーケティング部のhotepです。今年も「ブックサンタ」の季節がやってまいりました!
「ブックサンタ」とはNPO法人チャリティーサンタによる「厳しい環境にいる全国の子どもたちに本を届けること」を目的にしたチャリティーです。
2022年からpixivはNPO法人チャリティーサンタと協力し、「pixiv小説子どもチャリティー企画 ブックサンタ」という投稿企画や、RP数により寄付をするキャンペーンを行なっています。今年も絶賛開催中。
\🎅RPで子どもたちに本を贈ろう🎁/
— pixiv (@pixiv) 2024年12月16日
チャリティー企画 #ブックサンタ2024 リポストキャンペーン第2弾✨
本ポストを1RPにつき5円、チャリティーサンタへ寄付😀
寄付は大変な境遇にいる子どもたちへ本を贈る活動に充てられます📚https://t.co/PwyVcKIw6S
⏰12月25日(水)17時まで
投稿企画はクリスマスをテーマにした小説やエッセイを執筆し、参加タグ「ブックサンタ2024」を付けてpixivに小説を投稿すれば、作品数×500円をピクシブ株式会社からNPO法人チャリティーサンタへ寄付します。
いままで累計1,417,250円の寄付を行っており、今年はさらに多くの子どもたちに本を届けたいと思っておりますので、ぜひご参加ください。
また同時に、ピクシブの社員たちも個人的にこのブックサンタに参加しています。 ブックサンタは、提携書店で本を選び、購入時に「ブックサンタでお願いします」と伝えるだけで参加できます。 毎年、私は有志の社員たちと本屋に行きブックサンタで本を購入し、その後みんなで酒を飲むというのを恒例にしています。 今年もやってきました。 初めて話す社員もいましたが、小さい頃に読んだ本の話や、どんな本が喜ばれるかを話すことですっかり打ち解けられたと思います(だよね?) ブックサンタは参加する側も楽しいチャリティーだと思います。ぜひご興味ありましたら、公式HPを見てお友達や同僚と参加してみてください。
最後に、今回はそんなズッ友な社員たちと寄付した本を紹介します。購入時の参考になれば幸いです。
星のカービィ あぶないグルメ屋敷!?の巻
チームメンバーから「小学生の姪っ子が読んでます」と教えてもらい、小学生のリアルバイってマストバイじゃんと選びました。それに、こういうキャラクターきっかけで活字を読みはじめることもあるんじゃないかなぁと。 というか、昭和生まれだしゲームをあまりやらない子どもだったのでカービィはファミコンでしか知らないのですが、カービィって人語を喋るんですね。(hotep) store.kadokawa.co.jp
これだけは知っておきたい 岩石・鉱物図鑑
図鑑はブックサンタでも人気らしいし、鉱物ってやっぱきれいだし、きれいなものの写真がたくさん載ってる本はプレゼントとしての特別感があるかなと選びました。「きれ〜」って理由でこの本を手にとって、本を読む楽しさに目覚めてくれたらうれしいですね。 それにもしこの本を読んだ子が将来オタクになり、小説でキャラの瞳を宝石に例えたい思ったとき、この本で得た知識はきっと役立ちます。(hotep) pie.co.jp
メアリ・ポピンズ
シンプルに大好きな物語だから選びました。子どもの頃に読んで、人の想像力ってすごい!と改めてハッとした本です。空飛ぶ傘や天井でのお茶会や踊る牛や、え、何食ったらそんなお話考えられんの!?というお話がたくさん収録されています。 この本でクリエイティビティを高めて、将来pixivにマンガや小説を投稿してくれたらうれしいです。できれば私と同じジャンルだともっとうれしい。(hotep) www.asahipress.com
金曜日の砂糖ちゃん
可愛らしい少女と仄暗い夜の雰囲気が溶け合う酒井駒子先生の絵本は、子供の頃に書店で見かけて衝撃を受けました。この素敵な本がどうしても欲しい!と思ったのですが、当時のお小遣いではハードカバーの本を買うのは難しかったです。(uchien) www.kaiseisha.co.jp
たまごのはなし
友人のプレゼントで知った絵本です。精密な絵が魅力的です。主人公のたまごが途中で出会ったマシュマロに齧り付くのですが、その齧り跡がずっと取れないまま一緒に行動しているのが面白く、人と共有したくなりました。(uchien) www.bronze.co.jp
オーデュボンの祈り
小さな島で起こるカカシの殺人事件。読み進めやすいミステリーで、浮世離れした不思議な世界観を小冒険する気持ちにもなり、最後は満たされた気持ちになれる読後感が魅力的で、ぜひ贈り物にしたいと思う一冊です。(uchien)www.shinchosha.co.jp
飼育員がつくったサルの図鑑: かならず会いたくなっちゃう56のなかまたち
サルの種名、いくつ言えるでしょうか。ニホンザル、チンパンジー、ゴリラ、ヒト……。 この本には56種類載っています。マニアックで素晴らしいですね。「ブラッザグエノン」がどんな姿か想像できますか? 今回私が選んだ本はどれも同じものを持っているのですが、このブックサンタの選書のために書店を訪れて初めて、この本が児童書コーナーにも置かれていることを知りました。 「ブックサンタオンライン書店」にも掲載されていて、そこでの分類によると小学校中学年向けということらしいです。 こういう隙間の知識は何歳でも面白いものであるはずだし、次動物園へ行くときの楽しみが増えると良いな、と思って選びました。(roiban) www.kumonshuppan.com
石は元素の案内人 (たくさんのふしぎ傑作集)
福音館書店から毎月刊行されている「たくさんのふしぎ」という子供向けの絵本雑誌があり、その中の一号が単行本化されたものです。 岩塩や水晶といった様々な「石」を紹介しながら、それらが元素に関してどのような示唆を与えてくれるのか、やさしい語り口で教えてくれます。(roiban) www.fukuinkan.co.jp
世界ぐるぐる怪異紀行: どうして”わからないもの”はこわいの? (14歳の世渡り術)
ヒマラヤのイエティ、中国の鬼、ロシアの呪術信仰……。 世界各国の「怪異」とそれを取り巻く人々の暮らしを、9人の文化人類学者がそれぞれのフィールドワーク体験を軸に語る本です。 各話20ページ程度とさらっと読める長さでありつつ、記述に留まらず文化を深くまなざす学問の深みが感じられます。 「14歳の世渡り術」という中学生以上向けのシリーズから出ている一冊で、最近本屋で見つけて読み、面白かったので選びました。(roiban) www.kawade.co.jp
太陽系最後の日 (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 1)
人類を救うべく、破滅が迫る地球へやってきたエイリアンたちの探検隊が見たものとは……。 『太陽系最後の日』はSF作家アーサー・C・クラークの短編集です。 私は今回がブックサンタ初参加で、「自分が読んで面白かった」以外に本を選ぶ基準がまだ分からず、つまりまあ趣味からこの本をここに含めました。 いわゆる児童文学という感じの作品とは違いますが、平易な言葉で科学をストーリーに落とし込むのが見事で、小学生くらいで出会っても十分価値がある気がしています。 (roiban) www.hayakawa-online.co.jp
めんどくさがりなきみのための文章教室
子どもの頃、小説って誰でも、自分でも書いていいんだ、と教えてくれたのがはやみねかおる先生の本でした。主人公の男の子とともに、文章の書き方を楽しく学んでくれたらいいなと思います。(yto) www.asukashinsha.co.jp
世界のかけら図鑑
旅行先の本屋で平積みされていたのが目に入って、自分用に1冊と、子どもが読んでも楽しいだろうなと思ってもう1冊をブックサンタにしました。イラストも文章も楽しい本なので、科学に興味を持ったり、より深く知りたいと思うきっかけになってくれたら嬉しいです。(yto)
www.kadokawa.co.jp
ぼくらの七日間戦争
ありふれた手法
キノの旅 the Beautiful World
二十億光年の孤独
深すぎてヤバい 宇宙の図鑑 宇宙のふしぎ、おもしろすぎて眠れない!
bookclub.kodansha.co.jp 私は昨年に続いて二回目の参加です!今回は小学生高学年くらいの方々を思い浮かながら、 「本の世界の入口」というテーマで上記5冊を選定しました。
「僕らの七日間戦争」は、ジュブナイル小説の 「ありふれた手法」はSFの 「キノの旅」はファンタジーの 「二十億光年の孤独」は自由詩の 「宇宙の図鑑」は、科学を志すものとしての それぞれの入口として。 本は広大で深淵なこの世界を知る窓であり、扉であり、乗り物だと思っています。 これらの本をきっかけにみなさんがワクワクする世界に没頭してもらえると嬉しいです。(ushio)