IMD MBAがEconomistでWorldwideで#1にランクされました。Financial Timesの'07でのworldwide ranking #1に続き、嬉しいニュースです。
Economist関連サイト #
by tomoimd
| 2008-09-26 18:48
| IMD・CLASS
IMD MBA2008のJapanese speakingの生徒によるブログです。つい先日のことのようでいて、でもとても懐かしい感じがします。また違った角度からのIMDの様子をみることができ参考になると思います。
imdじゃぱんくらぶ #
by tomoimd
| 2008-06-21 18:14
| IMD・CLASS
6時起床、IKEA搬入立会いのために仮住まいから7駅目の新居へ向かい、一旦戻って電化製品が来る午後1時から5時の間にまた戻る。マットレスは明日の朝一らしい。Easterの休み前にお引越しを一通りやってしまわないと何も無い新居でさぶい暮らしになる。これは避けたい。それにしても非効率極まりない。こんなことが延々とこの一月続いている。日本だったらなぁ、、、と思うことがここかしこ。時間指定配送なんて無理だし、『来る1時間前ぐらいには電話してね、そこに住んでないから』、と伝えておいて電話がかかってきたためしがない。それでも、ここはヨーロッパではきっちりしていることで有名なDeutschland。確かに電車はきっちり来るけれど。
当たり前と思っていたことが当たり前では無いことに気づく日々。日本ってやっぱりすごいんだな、と。日本の底力に関心しきり。まだまだいける。一方で、いらないものも一杯気がつく。当たり前にその恩恵に蒙っていたけど、よく考えるとその程度の不便なら全然我慢できるから値段下げてと。優れた側面には存分にリソースを注いで欲しいけど、いらない物は大胆にそぎ落として欲しい。戦略的に。 日々当然に受け止めているものの価値にふと気がつき、意識化する力。その結果、そこにより力を注いだり、大胆にそぎ落としたりといった行為に及ぶことが出来ることの価値は大きい。慣れ親しんだ土地を離れれば当然のことが当然ではなくなる。見えなかったものが見えたり、見えてたものが見えなくなったり。だから価値がある。だから、僕は海外に残った。(だからIMDに於けるDiversityに価値を見出した。因みに将来的には日本に帰るつもり。) 今回、日本を訪れたときには、元会社の同僚やら色々と送別会をしてくれた。上司、先輩・後輩との交流の機会もあった。『成功しろよ!!』なんて言葉を案外と耳にした。とても居心地が悪い言葉で、暫く、耳に残った。『成功ってなんだ?』 『成功したら、叙々苑の遊玄亭で最高級カルビ満腹おごるよ。』なんてことも言ってたから、きっと多くの場合、経済的自由を得ることを成功の定義として言っていたのだと思う。しかし経済的な自由を求めていたら、今回の選択は無い。日本に戻り、金融の世界に身を投じていただろう。少なくとも海外で引越しを繰り返すような経済的にこれ以上非効率ない行為を選択はしなかった。 恐らく、次の勤務先がやたらとどぎつい会社名であることが周囲にそんな”成功”イメージをもたらしたのかもしれない。次の会社が、経済・名声に加えその他の何らの成功も保障しないことは非を見るよりも明らか、むしろ会社の中枢部隊の元同僚達の方が遥かに”成功”に近いように思える。元上司が皆役員になっているではないか。 では、成功ってなんだろう?と自問し始めていた。 梅田望夫の『ウェブ時代をゆく』を読んでいた。留学中から読みたかったのだが、日本へ帰国して早速買った。フランクフルトまで来て漸く読むことが出来た。『ウェブ進化論』に影響を受け、Blogを書くことは”あちら側”に於ける自分の存在を確保するための義務と理解し最早3年を超える。そんな本を仮住まいで読みながら、嫁にいつもこぼしていた。 『これからはオタクが勝つな。没頭しないと。俺みたいに調子よく何でもっていうのは通用せんなぁ。』 丁度そのころ、次の勤務先の同僚のプロファイルを纏めたものを同時に眺めていた。国立理系の院卒が普通で、PhDも一杯いた。僕からすると皆オタク。好きなこと極めた人達。好き過ぎて20代をそのことに没頭していた人達だ。その頃、僕は合コンに没頭していた。 そこまで好きで没頭することってないなぁ、と思っていた。そんな心情で吐露した言葉が先の言葉だ。嫁はあっさりと切り替えした。 『そーねぇ。オタクではないよねぇ。でも、結構没頭してるじゃん。知らない国へ、外へ外へと出て行くことに。しかもキャリアを犠牲にせずに、キャリアを使って世界へ出て行こうとしている。大航海時代のポルトガル人みたいなもんなんじゃないの。こっちは結構面倒だけど。』 目からウロコだった。持つべきものは最良のパートナーだと心底思った。違う色眼鏡を持つ彼女の目には、意識的なものとして見えていた。はっきりとしたGoalを置きそこへ向かってする没頭ではなく、その先に何があるかは判らないけど、その過程が兎に角楽しくてその行為自体に没頭しているということが。違う視点ってすごい(これもDiversityの価値)。ひらめいた。 異なる文化背景を持つ土地に住むことがたまらなく面白いと思う。比較対照を持ちうる程度複数の土地に住み、その違いや共通点を発見することが楽しい。違いや共通項を理解し、自分のものとすることは、マスの競争に飲み込まれない競争力があると信じるからかも知れない。近所を歩いているだけで刺激にあふれる生活。それが楽しい。そんな生活を得る自由、これを得るために必要な力を身に付けたい(経済的自由を得る力に通じる部分も多分にあろう)。土地に関わらず共通する個の力、強さ。キャリアは、そのための訓練の場を提供してくれるに過ぎないのかもしれない。だとすれば、その力を得るためのキャリアに対しては継続的にチャレンジングである必要がある。 『5年後にどこの国で何をやっているからわからないから商社へ行きたい。』それが新卒時の志望動機だった。今と変わっていない。先が見えないほどわくわくする。やや迷惑な部分もあるかもしれないが、このわくわく感を家族も楽しんでくれているはずだ。 そんな過程を楽しむことに注力する生き方が出来ている限り、”成功 or 失敗”という二元論に身を置いて生きることは無いのではないかと僕は思っている。 <IMD留学記終了のご挨拶> 1年超に渡りIMD留学記を読んで下さった方々。本当にありがとうございました。IMD情報が日本ではあまりにも少ないことから情報提供の一助にとの思いがきっかけでした。ブーツキャンプとして名高く、厳しいイメージのみが先行していたこともあり、極力、IMDの楽しい側面にフォーカスしたためIMD生活がややヨーロッパ豊かな生活日記みたいになってしまった部分もあるかもしれません。また個人的な意見・偏りを多分に含んだ情報伝達である点はご理解頂ければと思います。MBAに始まり、キャリア、子育て、食道楽に至るまで全く纏まりがありませんでしたが、兎に角、読んでくださっている方々が居るということが何よりの継続の支えでした。前述の通り、梅田望夫さんに大いなる影響を受けており”あちら側”での存在を無くすわけには行かないのでブログを辞めることはなさそうです。とはいえ、IMD留学記というわけにもそろそろ行かないタイミングになってきました。というわけで、今回でIMD留学記は一旦終了します。新しいブログは、これまでとは何の脈略も無いところから始めようと思っています。なのでリンクも張りません。香港から始まって、IMDに至り、で、どうするの?と、どうしてもその後が気になる方のみ、tomoya.yasudaアットgmail.comまでご連絡を下さい。サイトが立ち上がり次第ご案内させて頂きます。 繰り返しになりますが、貴重な時間を僕の意見に目を向けてくださった皆様。本当にありがとうございました。勿論、IMD MBA留学について質問等あれば、これまで同様、ご連絡を頂ければと思います。 それでは!! #
by tomoimd
| 2008-03-18 20:10
| 雑感
明日、Frankfurt Hiltonで行われるWorld MBA TourのIMDブースでお手伝いに参加する予定です。
このブログを読まれているフランクフルト在住者は恐らく居ないと思いますが、万が一、そんな方がいらっしゃれば、明日、お目にかかりましょう。 '07からは、Ivica(Croatian)とChristoph(German)も参加の予定です。パネルディスカッションにはMBA Marketing DirectorのJanetが出席するようです。 では、Hiltonで。 #
by tomoimd
| 2008-03-15 04:06
| IMD・CLASS
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