国内外の写真やダミーブックの賞へ応募する、ポートフォリオレビューに参加するなど、写真家がグローバルに活動していくチャンスはますます開かれている。これからを目指す写真家のために、国内外のアワードなどをジャンルごとにリストアップ。第一弾は、写真家の登竜門として機能している、ポートフォリオや展示形式で応募する主要アワードを厳選して紹介。今年は締切が終わったアワードでも、時期をチェックして来年チャレンジしてみよう。
【応募資格】
・国籍、年齢、性別、経験(プロ、アマチュア)は不問
・個人またはグループでの応募が可能(ただし、グループの場合はグループでの活動を今後も継続していくことが前提)
・16歳未満は、保護者の同意が必要(応募した場合、保護者の同意があったものとみなす)
【応募作品】
・写真表現の可能性に挑戦する写真
*過去にコンテスト等で入賞または入選したことのない、オリジナル作品に限る
*ほかのコンテスト等に応募し、まだ結果の出ていない作品は応募不可
*第三者の権利(著作権、商標権、肖像権等)を侵害する作品は応募不可
【応募スケジュール】
2018年6月6日(水)23:59(日本時間)事前登録締切
【応募費用】
無料
【賞】
・グランプリ:1名(組)
・優秀賞:7名(組)
・佳作:14名(組)
・グランプリ:奨励金100万円(優秀賞奨励金20万円を含む)
・副賞:キヤノン製品/写真新世紀展2018における個展開催の権利
【審査員】
エミリア・ヴァン・リンデン(Unseen アーティスティック・ディレクター)/サンドラ・フィリップス(SFMoMA名誉キュレーター)/さわ ひらき(美術家)/澤田知子(アーティスト)/安村崇(写真家)ほか2名
【過去のグランプリ受賞者】
高木こずえ/安村崇/野口里佳/ヒロミックスなど
リクルートが主宰し、グラフィックと写真の2部門で構成されている、35歳以下の若手アーティストに与えられるアワード。新進気鋭のアーティストの登竜門となっており、前身の「ひとつぼ展」以来、受賞者の中には現在世界で活躍するアーティストも数多くいる。写真部門では展示形式での応募、公開審査など、賞を通して応募者自身が成長していくようなプロセスがとられている。グランプリ受賞者にはガーディアン・ガーデンで個展の権利が与えられ、次へのステップとなっている。
【応募資格】
・カメラを介して写し撮ったあらゆる写真または映像作品
・年齢35歳以下、個人制作であること
【応募スケジュール】
2018年6月25日(月)~6月29日(金)11:00~19:00
【賞(グランプリ)】
・個展開催
・個展制作費20万円
【応募費用】
無料
【審査員】
沢山遼(美術批評家)/鈴木理策(写真家)/田中義久(グラフィックデザイナー/美術家)/姫野希美(赤々舎代表取締役、ディレクター)/増田玲(東京国立近代美術館主任研究員)
【過去のグランプリ受賞者】
仲田絵美/横田大輔/うつゆみこ/川内倫子/蜷川実花/野口里佳
【公式サイト】
http://rcc.recruit.co.jp/gg/competition/1_wall/019_photography