今年一発目。
年末年始はポンコツマッスィーンと化してまいた。「女王蜂」も「南総里見八犬伝」も観るどころか録画すらできませんでちた。id:hhosono:20051128#1133145621で欲しいって書いたフィギュア5体のうち、
- 出版社/メーカー: メガハウス(MegaHouse)
- 発売日: 2005/12/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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なんかあれね、学習できないって哀しい生きものね。でも生きる。
「ブラザーのカラーレーザー複合機
「MFC-9420CN」欲しい!」
年末年始にメールの送受信が失敗していた可能性があります。昨年の12〜今日までに、細野宛でメールを送ったのに返信がなかった方は、おそれいりますが再送願います。
江戸時代はOTAKU文化の源泉か。
「世界!ふしぎ発見」で「南総里見八犬伝」を特集しているので観る。
…いや、昨今の巷間の情勢を考えれば仕方がないのかもしれないけど、言うに事欠いて「八犬伝」をファンタジー呼ばわりはないだろう。ちゃんと「伝奇」って言え、「伝奇」って。視聴率のためにファンタジー・ブームを踏まえたいなら「西洋にファンタジーがあるように、東洋には『伝奇(・志怪)』がある」っていう取り上げ方すりゃいいじゃん。
この番組を観て「江戸時代はOTAKU文化の源泉だ」と思う人もいるだろう。それは間違いではない。しかし、OTAKU文化の源泉は江戸文化だけでもない。その辺については
動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)
- 作者: 東浩紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/11/20
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「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか (角川oneテーマ21)
- 作者: 大塚英志,大澤信亮
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/11/10
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しかし、『動ポモ』でのオタク系文化に関するアメリカ文化の影響は、基本的にはメディア(雑誌、アニメなど)やジャンル(ミステリ、SFなど)の点で捉えるべきだろう。また、『ジャパニメーションはなぜ敗れるか』での現在のアニメを江戸以前の日本文化に接続する視点を批判し、西洋近代の介入を強調する視点も素朴に受け止めてはならない。本書はあまりにも西洋近代を一義的に定義しているが、東洋の外れにあり、中国/朝鮮から大きな影響を受け、後に鎖国して、欧米からの圧力で近代化した日本と欧米諸国の近代化の経緯を単純に同一視するのは危険だからだ。*1冒頭で述べているように、大塚さんは本書を現状に冷や水をかけるためにあえて乱暴な整理をしたのかもしれないが、だからと言って粗雑な論を展開していいわけではない。
*1:カルチュラル・スタディーズとかポストコロニアル批評を抑圧しているようにも邪推できる。
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- 作者: 横溝正史
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1973/10/15
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http://wwwc.fujitv.co.jp/jo-oh/index.html
超はまってる。横溝作品は傑作揃いで、本作もその一つ。横溝先生のストーリーテリングの才、人間の業の深さを描く手腕が見事。放送される前に原作を読もう!
ライトノベルの今後。
寝ようと思ったら眠れないのでまた起きてしまった。
id:otokinoki:20051201:p1の記述が大変に興味深い。
こちらでも調査をして裏づけをとる必要があるが、今、読んだ時点では(未来はわからないという前提を意識すれば)けっこう説得力がある。特に第三世代おたくライターの台頭という所はid:mae-9とかid:cherry-3dを見ていると妥当だといえるし。
ただ、彼らは基本的に東浩紀・大塚英志史観の延長線上で仕事をしている。ぼくが『波状言論』のスタッフをしていたときに彼らと話していて一番興味深かったところは、東さんとの共通点ではなく、OTAKU文化の理解に関する東さんとの相違点である。だから彼らには東/大塚理論とは違う観点から――端的に言えば、東さんのようにフランス現代思想をベースとした文芸評論的アプローチでも、大塚さんのような教養、歴史あるいはキャラクターの内面や成長、移行対象/商品としてのサブカルチャーというアプローチでもなく、従来の学問、エピステーメーからは捉えきれないOTAKU文化の表象分析をしてほしいと勝手に願っている。特に「文学フリマ」で前島くんの個人誌を通読して感じたのだが、前島くんにはもっと小説を書いて欲しい。
東さんのおたく論は、ぼくが読む限り、萌え要素がデータベース・モデルで捉えられること、そして動物化した受容者のための「萌え」作品の中でも従来の作品にはなかった構造を持つ作品ややリアリズムの変容、更新を持つ作品たちが(ぼくが知らないだけかもしれないが)取り上げられることがほとんどで、「萌え」それ自体の良さ、あるいは95年以降のOTAKU作品それ自体の特長が作品表象自体からは捉えきれていない。
最後に細かい指摘だが、id:otokinokiさんの「十年一日の如くデッドコピーやサンプリング作品をつくる人材は自然に淘汰されていく」という発言は、80年代以降、特に90年代以降のダンス・ミュージックにおける「サンプリング」の定義を踏まえると些か的外れであると言わざるを得ない。
この点については
- 作者: 椹木野衣
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/05/01
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- アーティスト: アート・オブ・ノイズ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
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- アーティスト: ダフト・パンク,ロマンソニー,T.バンガルテル,G-M・ドゥ・オメン-クリスト,C.ソーサ・ake・DJ・スネイク,E.バードソング,A.ムーア,G.デューク
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- アーティスト: Felix Da Housecat
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http://pc.webnt.jp/hotnews/hot_051201.html
ワンダー・モモーイツアーのライブレポ。半分くらいしかいなかった。。。
http://www.jp.playstation.com/psworld/game/interview/beito_hell.html
瀧ゲー第二弾! 欲しい。PSP買うか?
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックエンタテインメント
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師匠が走ればこちらも疾走。
企画書書いたり、様々な仕事やったり、冬コミ新刊作業したり。
とかやっているとインタビュー仕事が入るかもしれず、その仕事が入ることを考慮しつつペース・アップ。ただでさえ凝り性で間際にバタバタするので、インタビュー消えたとしても今、頑張っておけば余裕ができるのでやったるでー。でも倒れたくないのでもう寝ます。ぐぅ。