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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

契約とは付き合えない

派手なエピソードじゃないけど、面白い。
・職場でむかついた事を書くスレ part3

352 :名無し :2018/02/24(土)11:04:22 ID:???
かつて働いていた職場での話。
毎年複数の同期入社が出るが、正社員と年更新の契約社員に立場が分かれ、基本的な業務は同じだが、ある程度上の役職には正社員しかなれないからね~もちろん給料も違うからね~というどこにでもある職場。
私が契約社員として入ったとき、同じく契約社員としてA子とB男が。正社員としてC介が入った(他にもいるけど省略)。
A子はかなりの美人さんで、ぽやーっとしてて暖かい印象。たちまち職場の注目を集めた。
B男は仕事ができ、作業は手際よく、物腰の柔らかい人だった。
私とB男は同じ業務グループで毎日顔を合わせ、A子は違うグループだが、私と同期女子として研修などで一緒に行動していた。
B男もA子に注目していたが、奥手で、私を介して連絡を取りたいと相談を受けた。グループの先輩たちも応援し、みんなで一緒にドライブや花見、飲み会などをしてA子も誘った。
そのおかげで、告白まで至らないものの、B男はA子と個人的に連絡を取り合うまでになった。
C介はその年1番の学歴で入社したルーキーで、上司からの期待が厚く、威勢の良いイケメンだった。
だが仕事は正直荒く、他のグループのサポートに回ることの多い私たちのグループは、C介の後始末をすることが徐々に増えてきた。
グループの先輩がC介の上司に相談しても「育てている途中だから」と一蹴。
更に私とC介は業務と直接関係ないことで揉め、対立してしまった。
フェイクいれて説明すると、県で保護されてる動植物を珍しいからとC介が採取、撮影のち、ダメなところに廃棄、ってして、学生時代保護活動していた私が見てしまい注意して反感を買った、という感じ。
「契約ごときに指図されたくないわ!」という内容の有難いお言葉を頂いた。
ある日、物置代わりの部屋で雑用をしていた私、薄い壁で仕切られた隣にある喫煙所からC介の声を聞いた。
「めんどくさい○○とかの業務は、契約にやらせればいいじゃん!」と他の同期か誰かとゲラゲラ笑ってサボっていた。
まあ、その○○って、責任伴うから正社員の仕事なんですよーと思いつつ、昼休みにB男に愚痴る。
B男からはなんと「A子とC介が付き合っているっぽい」と報告が。なんでもC介は全く違うグループのA子に業務を手伝ってもらったり、遅くなったA子を車通勤しているC介が送って行ったりしてるとのこと。
俺からは聞けない!とB男が言うので、さりげなーくA子に聞くと「C介さん?イイひとだよね~。イイ車あるし~。お金持ちだし~」とポアポアした答え。
B男には、諦めるよう報告した。
しかし諦められないB男は勇気を出してA子に告白。玉砕。
理由として「車ない、貯金ない、契約社員は不安定」ということを丁寧な言葉遣いで説明されたそう。
結局金かー!忘れろー!と飲み会を開く私たちのグループ。
B男の心が癒えないうちに職場内でA子とC介が婚約したと広まってきた。A子の噂が流れるたびにどんちゃん騒ぎした記憶が。
2年くらい経ってB男はある公務員試験に合格。私も別会社に正社員として採用決定で、契約更新せず退職した。
実は私たちはそれぞれ希望職があって、契約制度のあるこの職場を足掛けとして利用していた。
退職後も、B男とはたまーに連絡を取っていた。
更に5年後くらいの去年だが、同時のグループと会う機会があったので、B男も呼んで飲み会を開いて職場の近況を聞くと、私たちが退職したころ、C介が結婚のために貯めていた貯金が盗難に遭っていたこと。
そのため延期にはなったがC介は無事にA子と結婚はできたこと。
C介が新築マンションを購入したら、いつのまにかA子の親が同居してきたこと。
結婚時にA子も退職、専業主婦となり家計を任せたが、A子の奨学金を返したあげく、弟だか妹に勝手に仕送りしていて貯金がたまらないこと。
などが聞けた。
B男と私は複雑に笑うしかなかったねー。
C介が可哀想になってきたけどどうしようもないからね。
私にもB男にも大切な人がもういるしね。
B男の娘ちゃんが一歳を迎えて、昨夜メロメロなメールが届いたので思い出しつつ、書き込んだよ。