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渡辺謙「ヘタすると半分の額」 『ラストサムライ』のギャラが低かった理由は…

By - grape編集部  公開:  更新:

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渡辺謙さんの写真

2024年12月15日に放送されたバラエティ番組『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演したのは、俳優の渡辺謙さん。

渡辺さんといえば、人気俳優の杏さんの父親であり、ハリウッドでも活躍する大人気俳優です。

普段は、長野県で暮らしているという渡辺さん。プライベートでは、アーティストの、あいみょんさんが好きでコンサートにも訪れるそうです。

番組内でおこなったタレントの林修さんとの対談では、プライベートの話からハリウッド映画の話まで飛び出しました。

渡辺謙、ハリウッドのギャラを明かす

2003年に公開されたハリウッド映画『ラスト サムライ』に出演した渡辺さん。

実は、オーディションを経て出演が決まったといいます。

渡辺さんは同作品で、第76回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、一躍世界で有名な俳優となりました。

莫大な予算をかけるハリウッド映画なら、ギャラも高いのでしょう。

林さんが、ギャラについて「納得できる額?」と聞くと、渡辺さんは首を横に振りました。

渡辺さんは「日本で仕事しているほうが稼げる。日本で8か月仕事をしたら、もうちょっとお金になるよね。ヘタすると半分の額」と、新人俳優扱いだったためあまりいい金額ではなかったことを明かします。

しかし、渡辺さんは「強い名刺を作ってもらったっていう感じ」と、お金では買えない価値を誇りとしていました。

林さんが、ハリウッド映画を目指す若い俳優へのアドバイスを求めると、渡辺さんはこのように話します。

僕のすごい私的な感覚でいうとですよ、やっぱ自分がやってきたことを曲げない。信念みたいなスタイルというか。

それと、全部それをひっくり返してもいいぐらいの鷹揚(おうよう)さ、鈍感力みたいな。
その両方をうまくバランスよく使える人が、向こうでは成功するんじゃないかなって思うんですよね。

日曜日の初耳学 ーより引用

実際に、渡辺さんもハリウッド映画の撮影で貫いた部分があったといいます。

できるだけ日本語でそのセリフを喋るのと同じ感覚で、僕はやりたいと思ったので。

どうしても英語だとオーバーアクションだったり表情が大きくなりすぎたりするんですけど、「いや、侍はそんなことしない」と。
っていうので、できるだけ普通に僕は日本語で日本の侍を演じる時と同じレベルで英語を喋りたい。

日曜日の初耳学 ーより引用

日本が題材の海外作品だと、日本人俳優だからこそ求められていることもあるでしょう。

渡辺さんのアドバイスは、これからハリウッド映画を目指す若手俳優たちの参考になったはずです。

【ネットの声】

・渡辺さん、本当にすごい人なんだな…。チャーミングで努力家ということが分かった。

・日本の若手俳優の方々にもどんどんハリウッドに挑戦してほしい。

・今だとギャラも上がっているのかな。ハリウッドで日本人俳優が活躍するのは誇らしいです。

2024年9月には、俳優の真田広之さんがプロデュースをし、主演を務めた『SHOGUN 将軍』がエミー賞で史上最多の受賞を記録しました。

海外で日本人が活躍している話を聞くと、嬉しくなるでしょう。

渡辺さんを筆頭に、これからも多くの日本人がハリウッド映画で活躍することを期待したいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
日曜日の初耳学

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