月給1000万円超のVtuberも!2大事務所「にじホロ」のスゴい戦略
急成長する市場と、ウラにある課題日本人Vtuberの勢いが止まらない!
バーチャルYoutuberの桐生ココ氏が、活動開始から1年足らずで累計8,819万円もの投げ銭を獲得し、収益面では世界一のYouTubeライバーとなったことが先月24日に明らかとなった。
同氏は「あさココ」とよばれる早朝のニュース番組形式の生配信で知名度を高め、英語が堪能であることもあって海外ファンも多く存在する。彼女は6月末に配信された「朝ココ」にて「月給が4桁万円を超える 夢があるが税金が怖い」ことを公表し、ファンを驚かせた。
YouTubeの統計情報を公表しているWEBサイト「Playboard」によれば、桐生ココ氏のほかにも、世界3位に潤羽るしあ氏(8,047万円)、4位に湊あくあ氏(7,688万円)と大手Vtuber事務所「ホロライブ」のメンバーが5名ランクイン。
6位には葛葉氏(6,358万円)という、こちらも大手のVtuber事務所「にじさんじ」のメンバーが食い込んでいる状況だ。YouTube Liveの累計収益TOP100のうち、実に62人が日本人Vtuberであることから考えても、Vtuberの勢いは2020年も衰える気配がない。
このランキングで特徴的なのは、かつてのVtuber業界を牽引してきたキズナアイ氏や、輝夜月氏といった、いわゆる”Vtuber四天王”の名前が入っていないことだろう。その背景としては、芸能人Youtuberの回に言及した「動画勢」と「配信勢」の違いもある(参考記事:今一番成功してる芸人YouTuberは「狩野英孝」と言える深いワケ)。