ひろゆきが断言!「アタマのいい人」「アタマの悪い人」の決定的な違い
アタマのいい人はどんどん「パクる」
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」といいます。
この言葉はビスマルクというドイツの政治家が残したものなのですが、アタマのいい人は誰かがやったものを見て「こうやると失敗するんだな」とか「あ、こうするといいのか」というふうに知識として利用するのですが、アタマの悪い人ほど独自のやり方にこだわろうとします。そして失敗をして学ぶのですね。
独学というと、オリジナル性が大事だとか、自分なりの方法論が大切だとか、勝手なイメージをもっている人がとくに多いのですが、それははっきり言ってめちゃめちゃ効率が悪いです。
そもそも、オリジナルな方法論で独学できるほどアタマがいい人なんて、世の中には少ないと思います。
よしんば優秀だったとしても、アタマがいい人たちの先例を利用しないのはアタマの悪い行動だと思いますし、多くの人は先人が残した効率的なやり方を「パクる」ほうがよっぽど成功する確率は高くなります。効率も断然いいです。
ところがアタマの悪い人は、他人の知識だとか方法論だとかを理解できなかったり、理解しようとしなかったりして、「自分でやってみないとわからない」なんて言って、無駄なところで時間と労力を使います。
たとえば、僕が「2ちゃんねる」をつくったときは、エンジニアに仕事を頼むお金なんてなかったので、ネットに転がっている優秀な人のプログラムをパクることから始めました。そうやってパクっているうちに「Perl」というプログラミング言語を覚えたのですね。
プログラムは誰かが書いたものだから、そのやり方をパクってしまえば、誰でも書けるようになります。
エンジニア界隈には、「エンジニアとしては、自分でアルゴリズムを発明できなくちゃいけない」みたいなことを言ってマウンティングをしてくる人が少なからずいますが、賢い人が考えたものをコピペすれば、目的を達成するための技術としては十分なんです。