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DIY

フジゲン製スクワイヤーのストラトを修理する Part2

前回の続き。今回は主に中身です。本体、ピックガード、パーツを分離します。ノブは固かったので布で養生してマイナスドライバーでこじ開けましたが、傷がつくのでおすすめはしません。フラックスを塗布し、はんだごてを用いてジャックとスプリングハンガーを分離。ストラトはパーツが多いのでやや面倒です。開けたところ。まあまあキレイですし、パーツも悪くありませんね。しかし今回は
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フジゲン製スクワイヤーのストラトを修理する Part1

実は一時期、フェンダーのサブブランドであるスクワイヤーは日本のフジゲン製でした。この中身はほとんどフェンダージャパンであり、それがスクワイヤーの価格で買えたという大変お得なシリーズです。しかしこれには前期後期がありまして、後期はウッドファイバーなる集成材を使用、ノーブランドのペグに変更されるなど、露骨にコストダウンしています。音の違いは分かりませんが、もし狙
音楽評

ガールズバンドクライにおけるジャズマスターの考察

基本的に、ジャズマスターは不人気ギターです。これは、本来ターゲットとしていたジャズギタリストに好まれなかったことが原因です。ジャズ市場に受け入れられなかった理由は明白で、当時のジャズギタリストの多くがフルアコースティックギターの豊かな鳴りと丸い音色を求めていたのですね。ほとんどのジャズギタリストは、GibsonのES-175やL-5などを使用しており、ソリッ
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ギターの金属パーツ洗浄について

基本的にエレキギターって、細かい金属パーツの集まりです。ペグとか、ブリッジとか、それを止めているネジやバネとか。分解するともっと細かな金属部品に分類できますね。ジャンクギターって大抵、金属パーツが物凄く汚れています。サビやホコリが堆積している様子は、想像に難くないでしょう。手元にあるジャンクベースのブリッジはこんな感じ。弦高調節用のイモネジ、オクターブビス、
音楽評

チバユウスケの思い出

私が高校生の頃だったか、多分その頃のチバユウスケはROSSOかThe Birthdayのどちらかだった。詳しくは覚えていない。あるニュース番組のコーナーに、チバが出演していた。チバが私物のレコードを紹介、みたいなコーナーだったと思う。チバがThe ClashだかDr.Feelgoodについて、「ア゛ァ、これは欠かせないねェ」としゃがれ声で語っていた。短いコー
音楽評

オレはダンスが嫌いだ。

誤解のないように言っておきたいが、オレはダンスそのものを嫌っているわけじゃない。正確には、それを取り巻く環境や、風潮を嫌っているんだよ。運動音痴=運動嫌いとは限らないだろう。このオレがそうさ。特に球技はからきしだったが、足は速かったから陸上部に所属していた。授業のソフトボールだって、下手なりに楽しんでいたよ。人をダンスに誘う者は、皆口を揃えてこう言う。「下手
音楽評

チャーハン、はんだ付け、BAD FEELING

DALL·E 3チャーハン、はんだ付け、BAD FEELING――突然だが、この3つの言葉を見て何を連想するだろうか?正解は、「絶対荒れる動画の御三家」である。これらは全て技術を要するほか、個人的な好みも交錯する。そのあたりが、荒れやすいポイントであろう。この現象を理解するため、それぞれのフィールドに分けて考察する。まずはチャーハンから見てみよう。料理の世界
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グレッチのエスカッションを交換する

今回は、グレッチのエスカッションのお話。実はグレッチのエスカッションは、多くの場合単なる飾りです。フィルタートロンやハイロートロンといったピックアップは基本的に本体に直付けされていますから、構造上エスカッションが無くとも問題ありません。隙間を隠す程度の意味合いです。「ベゼル」「ピックアップリング」といった名称も用いられます。もっとも、近代的なモデルやエレマチ
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【機材紹介】Pignose PGG-200

前回修理した、ピグノーズ。音の出ない原因は電池の接触不良でした。それだけではまだ弾きづらいので、紹介がてら調整をしていきます。まずはヘッドから。PGG-200は細かくマイナーチェンジしており、これは比較的前期のモデルです。前期モデルは段付きのストレート・ヘッドで、テンション不足を補うためにテンションバーが付いていますが、弦とネジが干渉してしまっています。近年
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ピグノーズの音が出ない原因が、しょうもなさすぎた。

ハードオフで見かけた、ピグノーズのギター。外部アンプに繋ぐと音は出るけれど、内蔵アンプから音が出ないとのことでした。というか中古のピグノーズって大抵壊れてません?しかしピグノーズなんて新品の初心者セットが2万円台で買えるわけで、ケースも無いジャンクが8800円というのは高すぎます。買いましたけどね。早速電池を入れてみましたが、確かに音が出ません。しかし電池を
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パナソニック洗濯機の死のエラー、「H35」を修理する。

年末、洗濯機が壊れました。液晶ディスプレイには「H35」の文字が。このエラー、「Vベルトが外れています」というものです。要するに、全く動かないというわけ。やり直したところで絶対に直りませんので、諦めてください。この洗濯機は購入してから5年、おおかたVベルトが伸びて外れてしまったのでしょう。予兆として、動き始めにベルトが滑って「ガガガッ」という音が出ていました
DIY

グレッチの、ノブを直せ。

おなじみ、私のテネシアン。しかし見た所、違和感が。ピックガードが無いことじゃないですよ。正解はこちら。スタンバイスイッチのノブがギブソン系に変更されている点です。おおかた、紛失したから適当な代替品を取り付けたのでしょう。機能としては問題ありませんが、違和感がありますので交換します。サウンドハウス仕入れたのはTV Jones製。TV JonesとGretsch
ギター

グレッチ・ギターの変貌についての独自研究

グレッチというブランドは現在では安定した地位を確立しているが、その歴史は非常に波乱に満ちていた。特に1950年代は、チェット・アトキンスが「カントリー・ジェントルマン」を手にしていたころが最盛期だった。チェットにとって、1959年モデルのカントリー・ジェントルマンが特に傑出しているとされている。その理由は明らかで、グレッチの特徴的なシミュレイテッドFホールや
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ワトコオイルとパイン材でPCデスクを自作した話

私の自室で使用しているPCデスクは、サンワダイレクトの激安品です。このデスクの特筆すべき点は、フレームの位置が工夫されており、クランプ式のモニターアームに対応していること。しかしその反面、天板はあまり気に入っておりませんでした。白い化粧板のパーティクルボードで、カタログではそれなりに見栄えしますが、部屋に置くと事務机感が強かったです。強度は低く、しかも重い。
音楽評

今一番面白いバンド漫画、「ふつうの軽音部」。

※ジャンプルーキー公開分のネタバレを含みます。この漫画、一目見て「いいな」と思った。絵がシンプルで、バンドや音楽そのものを過度に美化せず、淡々と進むエッセイ調。やや毒のある、さくらももこのような画風と物語。私はこの手の漫画が大好きなのである。そしてしばらく更新が止まっていたが、なんと作画担当が付いてジャンプ+に昇格した。原作が好きだったという人も居るかもしれ
ギター

【機材紹介】Gretsch 6119 Tennessean

ついに手に入れた、テネシアン。実のところ、ビンテージのテネシアンはゆるりと探しておりました。ずっと昔から頭の片隅にあり、いつかは欲しいと常々考えていたんですね。しかしビンテージギターというのは減る一方ですし、相場は上がります。ですから、「いつかは欲しい」くらいの気持ちでは難しいのですね。その時々で、ちょっと無理をしないと永久に手に入らないことを痛感しました。
DIY

BOSSのエフェクターのゴムを交換しよう

BOSSコンの弱点といえば、これ。電池蓋のゴムが劣化してちぎれてしまうこと。中古で買うと高確率でちぎれてます。あればまだマシなほうで、失くなっていることもしばしば。汎用のゴムブッシングで代用したこともありますが、やはりフィッティングはあまり良くありません。無くても使えますが、やはり金属同士の接触は避けたいところです。幸いにもBOSS純正のゴムブッシングが安価
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指板のメンテナンスグッズ全部試す

メンテナンス用品が増えてきましたので、それぞれの性能を検証してみようと思い立ちました。丁度手元にはボロのネックがあります。フレットはくすんでおり、指板には汚れが浮いていますね。それではグッズを一通り試してみましょう。FRETBOARD CLEANERまず最初に、指板の清掃からですね。何を塗るにしても、汚れを落とすのが先決です。シャンプーの前にリンスをする人も
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