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Tom Clancy's Splinter Cell 3 - Chaos Theory DemoではSM3.0のHDRレンダリングが可能なので、ゲーム自体を楽しまなくても
グラフィックだけに注目するには丁度良い素材かと思います。
オプションのビデオ設定からShader Model 3.0を選び HDRをOnにすると非常に印象的な映像が表現されると思います。
そのときにForce Wareから強制的にアンチエイリアスを掛けても、AAの有効性は認識できませんでした。
これは現在のGeForceがFP16-64bitバッファ次元でアンチエイリアスを有効にしても動作できない技術的な制限に因るのかな、と。
ついでにHDRを採用している
Age of Empire 3 Demoも試してみたところアンチエイリアスが有効になっているように感じ、これまた調べてみると以下の記事が詳しい
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050310/aoe3.htm「AOE3」のHDRレンダリングはプログラマブルシェーダ2.0世代のGPU以降で採用された浮動小数点実数バッファベースを用いており、最近流行の高輝度属性を盛り込んだ疑似HDRレンダリングとは違う、正真正銘のHDRレンダリングパスを採用する。
さて、実際の「AOE3」グラフィックエンジンのHDRレンダリングパスは以下のようになっている。
(1) FP16バッファへのレンダリング
(2) レンダリングされたFP16バッファ中の高輝度部をダウンサンプルして低解像版の高輝度分布を抽出
(3)光の溢れ出し(ライトブルーム)や光の回折による光線(☆形)の付加
(4)トーンマッピング
で、SM3.0のHDRでは無いからHDRアンチエイリアシングが可能?なのかなぁと。
Force Wareからアンチエイリアスを強制的に有効にしてもアンチエイリアスは確認できず、ソフトの設定でアンチエイリアスをLowかHighに設定するとアンチエイリアスを確認できました。
それともHalf Life2 : Lost Coastのような方法を使っているのか、謎は深まるばかり。
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