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エジプト、ナイル川の河口、アブ・キール湾、海の中に眠る古代都市(海底遺跡)、ヘラクレイオンを特集したTV番組。
前回はギリシャのパブロペトリ(
視聴メモ TV 「地中海に沈む ギリシャ古代都市の謎」)に驚いんですが、今回のヘラクレイオンはそれを上回るというか出土品の数や規模が半端無いのでインパクト大。
■ アトラクション | エジプト観光庁■ ヘラクレイオン - Wikipedia
地図 Google Map
■ https://goo.gl/maps/9JOeqまとめ
・探し出したのはフランスの海洋考古学者 フランク・ゴディオ
・元々は数学者で統計学者
・36歳で考古学に挑む
・「ヘラクレイオン」を調べ始めたのは偶然耳にしたから
・1940年代のパイロットが海の上に不思議な形をしたものを見たという報告
・「ヘラクレイオン」と「トーニス(トロニス)」が有ったと考えられている → ヘラクレイオン = トーニス
・古代ギリシャの歴史家が記した文献にしか都市の記録が残っていない
・2000年前の様子を伝える「ナイルモザイク」というモザイク絵画が残っているが真実かどうか分からない
・調査範囲は150k㎡
・発掘当時使われていなかった電磁気を使って調査、またフランス原子力庁の許可を得て核磁気共鳴する特殊な磁気探知機を開発し調査
・これらのデータをPCで視覚化
・海の中はゴミや堆積物で視界不良 (1m以下)
・150mの磁気線が建物の壁(石灰岩)だった
・アメン・ゲレブ神殿の祠(ギリシャではヘラクレス神殿)
・船の残骸も発見(60隻以上)
・焼き物や壷、日用品も
・金細工も多く発見
・紀元前331年、アレクサンドロス大王がアレクサンドリアという港町を作って以降ヘラクレイオンは宗教の拠点に
・黒い花崗岩で出来た石碑が出土 「外国の交易船は全ての商品について10%の関税を支払わなければならない」というエジプトの王の命令が刻まれている
・この石碑に「トーニスの町に この石碑を建てるよう命ずる」
・エジプト人は「トーニス」と呼び、ギリシャ人は「ヘラクレイオン」と呼ぶ
・100年に10cm程沈む地盤、水分を多く含む
・7世紀か8世紀に起きた地震もしくは津波が影響し海に沈む
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