スマートホーム機器のSwitchBotシリーズのスマートロック「SwitchBotロック」がアップデートでスマートホームの標準規格「Matter」に対応しています。
今回のSwitchBotロックのMatterでの接続にはSwitchBotロック本体のほか、SwitchBotハブ2が必要。設定を行うiOS/Androidアプリ含め、必要なバージョンは以下のとおり。
- SwitchBotアプリケーション:V7.3
- ハブ2のファームウェアバージョン:1.0-0.8
- ロックのファームウェアバージョン:6.5
設定するにはSwitchBotアプリのハブ2を選択し「Matter設定(ベータ版)」から「サブデバイス」にSwitchBotロックを指定する必要があります。
Appleのホームアプリから操作を行うにはホームにてハブ2の連携が必要で、既にハブ2が連携済みの場合サブデバイスに追加されたSwitchBotロックは自動でホームのアプリに表示され、操作が可能になります。
ホームアプリから操作する場合はGoogle HomeやAlexaのように暗証番号は必要無く、iPhoneなどのSiriからも「Hey Siri、鍵を開けて」といった具合にそのまま施錠・解錠が可能です。
またAppleのホームアプリに追加する事でAppleのオートメーションによる自動の施錠・解錠が可能で、プリセットのトグルボタンをオンにするだけで家に到着したときに解錠、家から出かけたときに施錠の設定が可能。
SwitchBotは単なるスマートロックの基本機能にとどまらず今回のようなMatter対応であったり、SwitchBotアプリ経由でIFTTTといった外部サービスと連携できたりと、スマートロック製品の中では拡張抜群のデバイス。エコシステムの接続性能が高いスマートロックが欲しい方は狙い目です。
使い勝手が気になる方はSwitchBotロック+指紋認証パッドのレビューも公開しているので、是非参考にしてみてください。