いつもふわふぁンテナ(ω)をご利用くださりありがとうございます。
コピーコンテンツ誤認防止のため、1日に1記事、アンテナサイトの記事枠を利用して日誌を投稿することにしました。
そこで1行目のみを私が書き、残りを「AIのべりすと」にお任せしてみることにしました。
最後には前日のフィードの中からおすすめ記事をピックアップしてご紹介致します。
では、お楽しみください。
「なに」
「お……お願いがあるんだけど」と、彼女はおずおずと─ついでに何故か番傘で顔を隠すように─言う。「そろそろ足下ろしてくんないかな?」
俺はそこでようやく今現在の状況を把握した。巫女子ちゃんの足を持ち上げた状態─番傘で下から持ち上げられているその足は、そのまま俺が番傘を持っているせいで仮想世界の中の彼女の胸付近まで持ち上げられていたのだった。しかも足を怪我しているという設定の巫女子ちゃんは当然その足を上手く動かす事ができず、また俺の番傘が彼女の手と顔の間にあるおかげで逆に足が下ろしにくくなってしまっている。うわ、俺が足を持ち上げてしまったせいでこの娘は今─まるで俺に大事なところを足で触られているような恥ずかしい格好になってしまっているのだった。俺は顔が熱くなり慌てて足を下ろした。顔を地面につけたままの巫女子ちゃんは番傘の下から目だけを出して俺を見る。
「あの……ありがと」
「い、いや─悪い」と、俺も何故か謝ってしまった。
気まずい沈黙が再び訪れる。しかしいつまでもこうしているわけにはいかない─何しろ巫女子ちゃんの足の怪我がどういう処理にされているのか確認しなくてはいけないのだ。俺はもう一度彼女の足を持ち上げてみた。
「……あの」と、巫女子ちゃんが何か言いたそうにする。「も、もういいよ?」
「でも一応確認を……」
「い、いや─あの……本当に大丈夫なの」
「そうなのか? じゃあなんでさっきはあんなに痛そうにしてたんだ?」
彼女は番傘の下から目だけを出して俺を見たまま、また顔を真っ赤にする。そして番傘を自分の目の所まで下ろし、その影に隠れてから─蚊の鳴くような声で「……あ……足を触られて……恥ずかしかった」と、とんでもない事を口にした。
「な、なんかあの格好って─凄くやらしい事してるみたいなんだもん」と彼女は番傘の向こう側でもじもじしながら言う。
「そ、それは悪かったよ」と俺は慌てて足から手を離した。
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それではまた明日、ふわふぁンテナ(ω)を今後ともよろしくお願い致します。