窓がキレイなハオルチアのオブツーサ。まさにジュエルプランツってやつですね。
しかし、オブツーサと呼ばれるものにはいろんな種類がある。正式な分類はどうなっているんだろう? 気になりますよね。
というわけでオブツーサの分類や、実際に育っている品種についてまとめました。最近は玉入りオブツーサが私のお気に入りです♪
【どれが正しい?】オブツーサの分類
オブツーサを調べているとクーペリーなどなんか別の名前が出てきます。クーペリーって何?
いろいろ調べていると、日本では異なる系統でも特徴的な透明でぷっくりとした窓がある品種はオブツーサという名で一括りにしていることがわかりました。
いろいろなサイトを見てみると、世界的にもいろいろな派閥で区分けしていてまだ定まっていないようですね。
植物研究家
日本だとオブツーサで通りますし、クーペリーって見かけたらオブツーサの種類なんだなって思えばいいですね! それでは以下に私が栽培中のオブツーサをまとめていきます。
人気の品種 ブラックオブツーサ
錦品種ではかなり高額となるブラックオブツーサ。ブラックオブツーサは原種ではなく黒っぽい品種の総称になります(紫オブよりさらに色味が強い系統)。
植物研究家
あ、オブツーサは葉先が丸いものの総称です。オブツーサはシンビフォルミス系とクーペリー系に分かれますが、窓の模様が先端まで行っているのがシンビフォルミス系です。
助手のハム
次はブラックオブーサを横から見た写真です。ちょっと徒長気味かな? ちょっと光と水を調整していきたいですね。
次はブラックオブーサを斜めから見た写真です。やはり多肉系は斜めからみた姿が美しいですね。
植物研究家
次はブラックオブツーサの葉を横から見た写真です。内側に向かってツンとトガっているのがよくわかります。
そしてブラックオブツーサの葉を後ろから見た写真です。このぷっくり感がなんとも言えないですね。
また、葉の軸の部分は細かなトゲのようなものが出ています。これがない方がいい品種なのかな?
あと、新しい葉が出てくる中心部はこうなっています。植え替えでちょっと培養土が入り込んでしまってますね。
見た目がかわいい玉入りオブツーサ
ちょっと変わったオブツーサが欲しいなと思って見つけたのがこの『玉入りオブツーサ』。窓に白い玉ができます。
上から見ると、できたばかりの若い葉には白い玉ができてない。成長すると玉ができてくるようです。
玉の部分を拡大するとこのような感じ。透明な窓に白い玉がいい感じでキレイです。
玉ねぎのような形のオブツーサ系統
こちらは中心にギュッとしまった感じのオブツーサ。
あたたかくなって新しい葉が出てもギュッとしまった感じは変わりません。
葉が扁平型のオブツーサ系統
こちらはちょっと扁平型の葉をしたオブツーサです。
最初は葉が細くてちょっとかっこ悪かったですが、成長するにしたがってぷっくりしてキレイになりました。
そしていつの間にか下部に子株がいっぱいできていました。増え方がすごいですね!
子株の拡大写真がこちら。ぎっしりつまっています。このまま置いておくとどうなるか様子を見ていこうと思います。
オブツーサの葉挿し
ブラックオブツーサの葉挿しはかなり時間がかかりますが、一般的なオブツーサは葉挿しで簡単に増えます。
葉をとって置いておくだけで芽がどんどん出てきました。
そして気づけばこの大きさになっていました。ただ、簡単に増えますが増やしてもスペースがないので処分しました。
植物研究家
ブラックオブツーサの葉挿し
ブラックオブツーサを鹿沼土で葉挿しにしてみました。根が出て発芽するまで10ヵ月ぐらいかかった気がする。成功率は20%程度かな。
鹿沼土で育てるとバーミキュライトと違い強い根が少ない本数生えるんですよね。きちんと増やせることがわかってよかった。
おすすめの斑入りのオブツーサ
斑入りのオブツーサにもいろいろな種類があります。少し前はブラックオブツーサの斑入りが100万円ぐらいまで価格上昇しており驚かされました。
植物研究家
以下におすすめの斑入りオブツーサ品種を簡単にまとめておきますね。
ツンツン感が好きなら『ブラックオブツーサ錦』
オブツーサの分類と栽培まとめ
日本では特定の形をしたものをまとめてオブツーサと呼んでいますね。世界でも分類が確定していない以上これはこれで楽かもしれません。
植物研究家
いくつかオブツーサを栽培してみましたが、意外と外に置いても元気に育ち、増やすのが簡単だということがわかりました。
昔、光るオブツーサをというものを徒長させてしまいあまり栽培しなかったのがもったいなかったな。