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無料の高機能オールインワンメディアプレイヤー「MediaMonkey」が3年ぶりメジャー更新

再生スピード・ピッチの変更機能を追加、CUEシート・WebP画像をサポート

「MediaMonkey」v2024.0.0.3082

 加Ventis Mediaは12月5日(現地時間)、「MediaMonkey for Windows 2024」をリリースした。2021年12月以来、約3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる本バージョンから、バージョンナンバリングが変更されたようだ。

 「MediaMonkey」は、高機能なオールインワン型のメディアプレイヤー。幅広いメディアフォーマットをサポートしており、アーティスト・アルバム・リリース年などに基づく仮想フォルダーによる仕分け、自動タグ付け、重複の削除といった機能を用いて、大量の楽曲を効率的に管理できる。前バージョンの「MediaMonkey 5」では、Web(Chromium)ベースでインターフェイスが再構築された。

 対応OSはWindows 10/11で、基本機能は無償。「Gold」ライセンスを購入すると、自動化とカスタマイズ性を強化した上位版へアップグレードできる。ライセンスの価格は39.95米ドルなど。

 「MediaMonkey for Windows 2024」では、500以上の修正と改善を実施。再生スピードやピッチをコントロールできるようになったほか、CUEシート(CDなどで曲順や配置などが記述されるデータ)、WebP画像などが新たにサポートされた。

 また、同期オプションも拡充。ギャップレス再生とレベリング、「Traktor DJ」との統合のためのデータエクスポート、「iOS 18」のサポート、検索、シャッフル、スキニング、バックアップと復元といった改善も含まれる。さらに最近リリースされたAndroid版「MediaMonkey 2.0.2」と組み合わせると、Windows版との同期も改善されるとのこと。

ソフトウェア情報

「MediaMonkey」Windows版
【著作権者】
Ventis Media, Inc.
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2024.0.0.3082(24/12/05)