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「Notion」の対抗馬「Microsoft Loop」がソースコードの埋め込みに対応
「Planner」「To Do」、「Trello」「Jira」、「YouTube」など連携可能なアプリも拡大
2023年9月12日 16:06
米Microsoftは9月7日(日本時間)、「Microsoft Loop」の8月アップデートを公式の「X」アカウントで発表した。もっとも要望の多かったコードブロックへの対応など、さまざまな機能強化が図られている。
1. Code blocks in#MicrosoftLoop:
— Microsoft Loop (@MicrosoftLoop)September 6, 2023
Code block has been our #1 most requested feature! It's perfect for team knowledge sharing, documentation, and collaborating on code in real-time.
See it in action:pic.twitter.com/XkibkkZdtA
執筆時現在、「Loop」アプリのコードブロックはC/C++/C#、JavaScript/TypeScript、HTML/CSS、BAT/PowerShell、Python、Markdownなど15言語をサポートしている。簡単なシンタックスハイライト(構文色分け)と行番号の表示が可能だ。
そのほかにも、今回のアップデートでは以下の新機能が追加された。
- タスクリストの「Planner」「To Do」連携
- 「Trello」「Jira」の統合
- 「Teams」ミーティングとの連携。コラボレーションノートでミーティングメンバーと一緒にメモをとり、フォローアップタスクを追跡できる。このタスクは「Planner」「To Do」とも連携する
- 「YouTube」の埋め込み
- 「Loop」アプリのホーム画面に[最近のコンポーネントとページ]タブと[アイデア]タブを追加。「Loop」コンテンツへのアクセスを改善
- サブページの共同編集者アバターをツリービューに追加。クリックでそのメンバーがいるページを開ける
- ワンクリックで組織の「Loop」機能を有効化できるように
「Microsoft Loop」は、「Notion」の対抗馬と目されているコラボレーションアプリ。見出しや表、リスト、テーブル、書式付きテキストを用いてページを作成し、それを階層管理できるほか、「@メンション」などを通じて複数のメンバーで共同編集できる。
また、ページやその一部を「コンポーネント」(部品)化し、他の「Microsoft 365」アプリで再利用できるのも魅力。メールやチャット、ホワイトボードアプリなど好きなところにデータを埋め込んで活用できる。自分や他のメンバーがアップデートしたデータは即座に同期されるので、いつでも・どこでも「生きた」データに触れられる。
「Microsoft Loop」アプリは現在、「loop.microsoft.com」でプレビュー提供中。「プログレッシブ Web アプリ」(PWA)としてローカルPCにインストールしたり、「Microsoft Store」から入手することも可能だ。