綿麺 車海老煮干豚骨 車海老のミニ天丼セット
突発的に発表された限定を求めて綿麺へと訪問してきました!
最近綿麺の限定はけっこう突発的に発表されることが多いのですが、
これは直前まで「納得して店に出せるかどうか」を検討してるためで、
「納得がいかないまま出すわけにはいかない」という理由のようですね!
予定している日にベストの仕上がりになるかどうかは難しいですしね!
理想としては「明日か明後日あたりに限定が出せるかもしれない」と
前日あたりにアナウンスして、正式発表は当日にする感じでしょうかね!(*゚ー゚)
さて、今回の突発限定は車海老を使ったラーメンとのことでした!
実は自分は「限定がくるとしたら太刀魚かな」と思っていたので、
車海老と聞いたときは「あぁそっちできたか!」とけっこう驚きました!
つい最近綿麺さんでは車海老を大量に購入していましたからね!
てっきり家庭向けかと思っていたら限定が視野に入っていたのですね!
そして今回は車海老を使ったミニ天丼が自動的にセットでついてきます!
ラーメンのスープに使うのは一般的に海老の頭や殻となるので、
身のほうは天丼として提供するという方針になったのでしょうね!
この限定のアナウンスがあったのが夜営業の開始10分ぐらい前で、
自分は画像もほぼ確認せずにそのまますぐにお店へと向かったので、
頭の中では「海老系の清湯ラーメンかな」と想像していたのですよね!
なので、いかにも濃厚そうなビジュアルで登場したのでけっこう驚きました!
「これはけっこうガツンと来るタイプだな」という見た目ですよね!
まずはスープですが・・・あぁ、主役にあるのは「香ばしい旨味」ですね!(●・ω・)
焼きか揚げによってしっかりと熱を入れて香ばしい状態にした車海老を、
粉砕したりじっくり煮込むことでスープを取ったのではないですかね!
車海老の頭を大量に使っているので、海老味噌的な旨味も強いのですが、
海鮮臭い感じは全くなく、じっくり熱を入れているのでそこも含めて香ばしく、
とにかく「海老の持っている旨味を全部香ばしさをもって引き出した」感じです!
なので、真っ先に感じるのは「あぁ、すごく焼き海老的香ばしさがあるな」でした!
そしてそこに海老の香ばしい旨味と、サポート的に煮干の旨味が重なります!
女将さんは「ちょっと煮干が強めになった」とおっしゃっていましたが、
自分としては煮干はサポート的な役割を上手く担っていたのと思います!
そして魚介に煮干にチョイスしたのは間違いなく正解でしょうね!
これはかつお節やさば節だと海老の香ばしさのマッチングが変わって、
今回のような海老と煮干の一体感は出なかったでしょうからね!
そしてこうしたガツンと香ばしさを打ち立ててくる海老煮干スープに対し、
底からコクをがっしりと支えてくれる役割をしてるのが豚骨スープです!
このスープはもう間違いなく濃厚系白湯で仕上げるのが正解でしたし、
綿麺が自慢とする豚骨との融合は間違いない相性を見せてくれています!
トッピングはレアチャーシュー、ほうれん草、白ねぎとなっています!
レアチャーシューはつけ麺のときよりも厚めにカットされています!
それによって肉感をしっかりと打ち出した仕上がりになっていますね!
そしてほうれん草をここにチョイスしてきたのが興味深かったですね!(*゚◇゚)
ほうれん草の持つほんのりとした苦味を合わせたかったのかもですね!
麺はプリンとした強めの弾力を感じさせる中太麺となっています!
このプリ感は「和風とんこつ」で使われている麺と共通の感覚ですね!
なので、「たぶん和風とんこつの麺のカット幅を変えたのかな」と思いましたが、
女将さんによるとやはりそれで正解だったみたいですね!(=゚ω゚)
和風とんこつの麺はもともと非常に汎用性が高いところがありますし、
特に綿麺の豚骨ベースの麺に対してはベストチョイスと言えますからね!
今回の車海老スープと麺の相性という点でもいいものがありました!
こちらがセットでついてくる「車海老のミニ天丼」ですね!
開いたうえで天ぷらにした車海老が3尾乗っています!(`・ω・´)
車海老らしい弾力のある身、そしてしっかりとした旨み、
まさに海老天丼の王道らしい旨さを突き詰めた味わいですね!
サクサク感も十分で、今回の車海老ラーメンに合わせるにも最適でした!
車海老の場合はかなり大量の頭も取れることから、
海老味噌っぽい要素もけっこう入ってくることになりますからね!
その中で海老味噌も含む車海老の持っている個性を引き出しながら、
海鮮臭くならないようにするにはという解がこの香ばしさだったのでしょう!
食べながらそのような作り手の計算や意図というのも見えてきましたね!
これからも定期的に綿麺には通ってまいりますよ!(゚x/)モキシューヌ
お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
最近綿麺の限定はけっこう突発的に発表されることが多いのですが、
これは直前まで「納得して店に出せるかどうか」を検討してるためで、
「納得がいかないまま出すわけにはいかない」という理由のようですね!
予定している日にベストの仕上がりになるかどうかは難しいですしね!
理想としては「明日か明後日あたりに限定が出せるかもしれない」と
前日あたりにアナウンスして、正式発表は当日にする感じでしょうかね!(*゚ー゚)
さて、今回の突発限定は車海老を使ったラーメンとのことでした!
実は自分は「限定がくるとしたら太刀魚かな」と思っていたので、
車海老と聞いたときは「あぁそっちできたか!」とけっこう驚きました!
つい最近綿麺さんでは車海老を大量に購入していましたからね!
てっきり家庭向けかと思っていたら限定が視野に入っていたのですね!
そして今回は車海老を使ったミニ天丼が自動的にセットでついてきます!
ラーメンのスープに使うのは一般的に海老の頭や殻となるので、
身のほうは天丼として提供するという方針になったのでしょうね!
この限定のアナウンスがあったのが夜営業の開始10分ぐらい前で、
自分は画像もほぼ確認せずにそのまますぐにお店へと向かったので、
頭の中では「海老系の清湯ラーメンかな」と想像していたのですよね!
なので、いかにも濃厚そうなビジュアルで登場したのでけっこう驚きました!
「これはけっこうガツンと来るタイプだな」という見た目ですよね!
◎スープ - 海老の香ばしさ・旨みと豚骨のコクの三重奏
まずはスープですが・・・あぁ、主役にあるのは「香ばしい旨味」ですね!(●・ω・)
焼きか揚げによってしっかりと熱を入れて香ばしい状態にした車海老を、
粉砕したりじっくり煮込むことでスープを取ったのではないですかね!
車海老の頭を大量に使っているので、海老味噌的な旨味も強いのですが、
海鮮臭い感じは全くなく、じっくり熱を入れているのでそこも含めて香ばしく、
とにかく「海老の持っている旨味を全部香ばしさをもって引き出した」感じです!
なので、真っ先に感じるのは「あぁ、すごく焼き海老的香ばしさがあるな」でした!
そしてそこに海老の香ばしい旨味と、サポート的に煮干の旨味が重なります!
女将さんは「ちょっと煮干が強めになった」とおっしゃっていましたが、
自分としては煮干はサポート的な役割を上手く担っていたのと思います!
そして魚介に煮干にチョイスしたのは間違いなく正解でしょうね!
これはかつお節やさば節だと海老の香ばしさのマッチングが変わって、
今回のような海老と煮干の一体感は出なかったでしょうからね!
そしてこうしたガツンと香ばしさを打ち立ててくる海老煮干スープに対し、
底からコクをがっしりと支えてくれる役割をしてるのが豚骨スープです!
このスープはもう間違いなく濃厚系白湯で仕上げるのが正解でしたし、
綿麺が自慢とする豚骨との融合は間違いない相性を見せてくれています!
◎トッピング - 綿麺でほうれん草は珍しいかも
トッピングはレアチャーシュー、ほうれん草、白ねぎとなっています!
レアチャーシューはつけ麺のときよりも厚めにカットされています!
それによって肉感をしっかりと打ち出した仕上がりになっていますね!
そしてほうれん草をここにチョイスしてきたのが興味深かったですね!(*゚◇゚)
ほうれん草の持つほんのりとした苦味を合わせたかったのかもですね!
◎麺 - プリッとした質感が弾ける中太麺
麺はプリンとした強めの弾力を感じさせる中太麺となっています!
このプリ感は「和風とんこつ」で使われている麺と共通の感覚ですね!
なので、「たぶん和風とんこつの麺のカット幅を変えたのかな」と思いましたが、
女将さんによるとやはりそれで正解だったみたいですね!(=゚ω゚)
和風とんこつの麺はもともと非常に汎用性が高いところがありますし、
特に綿麺の豚骨ベースの麺に対してはベストチョイスと言えますからね!
今回の車海老スープと麺の相性という点でもいいものがありました!
◎車海老のミニ天丼
こちらがセットでついてくる「車海老のミニ天丼」ですね!
開いたうえで天ぷらにした車海老が3尾乗っています!(`・ω・´)
車海老らしい弾力のある身、そしてしっかりとした旨み、
まさに海老天丼の王道らしい旨さを突き詰めた味わいですね!
サクサク感も十分で、今回の車海老ラーメンに合わせるにも最適でした!
◎まとめ - 車海老の「香ばしい旨味」をしっかり堪能
車海老の場合はかなり大量の頭も取れることから、
海老味噌っぽい要素もけっこう入ってくることになりますからね!
その中で海老味噌も含む車海老の持っている個性を引き出しながら、
海鮮臭くならないようにするにはという解がこの香ばしさだったのでしょう!
食べながらそのような作り手の計算や意図というのも見えてきましたね!
これからも定期的に綿麺には通ってまいりますよ!(゚x/)モキシューヌ
お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
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・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
今日の一枚 2024/6/7~6/8
ということで、今日ものんびりと最近聴いた洋楽ロックを紹介していきます。
今回はまずはポストグランジのプレイリストからなのですが、
どちらもポップで聴きやすいタイプのバンドとなっています。
6/7
Better Than Ezra - Album "Artifakt" (2000-Rarities)
[Post-Grunge / Adult Alternative]
Gin Blossomsあたりにも近いのどかなアメリカンロックを感じさせるオルタナサウンドにグランジ的なフレーバーを重ねたバンド このアルバムはレア作品集だが曲の質は高く、初期2作が好きな人にはオススメ
(追記)
音楽的にはまさに90年代的らしさを感じさせるポップなロックといった感じ。R.E.M.あたりからの流れも感じさせるし、Goo Goo Dolls的なややハードなスタイルとToad the Wet Sprocket的なしっとりしたオルタナサウンドの中間的な感じ。
Lifehouse - Album "No Name Face" (2000-1st)
[Post-Grunge]
Liveあたりのポストグランジを基盤にMatchbox Twenty的なポップネスを強めたサウンドに、Pearl Jamぽさも感じるヴォーカルが重なるなど、「聴きやすいポストグランジ」としてのツボを押さえている
(追記)
「90年代前期から中期にかけてのポップなポストグランジ」をそのまま消化して2000年代に鳴らしたバンド。先のBetter Than Ezraあたりからの流れも感じる。ちょっぴりグランジの香りがしつつも、基本的には「90年代らしいポップなオルタナサウンド」で、それをより大衆的にした味付けした感じ。
--------------
ここからはグランジのプレイリストに移りますが、
今回紹介するアルバムはど真ん中のグランジという感じとは少し違いますね。
6/8
The Presidents of the USA - Album "Funk, Punk & Twang" (1996-Bootleg)
[Grunge / Alternative Rock]
変形楽器を駆使するコミカル系グランジバンドのライブブートレグ ライブなので演奏も激しめで、こうして聴くとPUSAのサウンドって思っている以上にグランジ的だなと
(追記)
ダークでヘヴィなグランジ全盛だったシアトルから突然変異的に登場したコミカルなオルタナバンド。しかしそうでありながらグランジの香りもそこそこするという不思議なバンド。楽器が特殊なため、音がスカスカなのが特徴
Hole - Album "Celebrity Skin" (1998-3rd)
[Grunge / Post-Grunge]
ポップになったと言われがちな作品だが、よく聴くと意外にヘヴィーさも維持されている この作品が賛否両論になる最大の理由は、曲から漂う「コートニーのセレブ的な自意識」なんだろうなぁと それをカッコよく見せてしまう力量もまたコートニーの凄味ではあるんだけど
(追記)
前作まではど真ん中のグランジだったけど、このアルバムでは「パワーポップからの影響も感じるヘヴィーながらもポップなオルタナサウンド」へと変貌している。それゆえ賛否両論分かれるところはあるのだが、それでも音楽性が高く、「これはこれでいいのでは」と思わせる力があるところはさすがだと思う
今回はまずはポストグランジのプレイリストからなのですが、
どちらもポップで聴きやすいタイプのバンドとなっています。
6/7
Better Than Ezra - Album "Artifakt" (2000-Rarities)
[Post-Grunge / Adult Alternative]
Gin Blossomsあたりにも近いのどかなアメリカンロックを感じさせるオルタナサウンドにグランジ的なフレーバーを重ねたバンド このアルバムはレア作品集だが曲の質は高く、初期2作が好きな人にはオススメ
(追記)
音楽的にはまさに90年代的らしさを感じさせるポップなロックといった感じ。R.E.M.あたりからの流れも感じさせるし、Goo Goo Dolls的なややハードなスタイルとToad the Wet Sprocket的なしっとりしたオルタナサウンドの中間的な感じ。
Lifehouse - Album "No Name Face" (2000-1st)
[Post-Grunge]
Liveあたりのポストグランジを基盤にMatchbox Twenty的なポップネスを強めたサウンドに、Pearl Jamぽさも感じるヴォーカルが重なるなど、「聴きやすいポストグランジ」としてのツボを押さえている
(追記)
「90年代前期から中期にかけてのポップなポストグランジ」をそのまま消化して2000年代に鳴らしたバンド。先のBetter Than Ezraあたりからの流れも感じる。ちょっぴりグランジの香りがしつつも、基本的には「90年代らしいポップなオルタナサウンド」で、それをより大衆的にした味付けした感じ。
--------------
ここからはグランジのプレイリストに移りますが、
今回紹介するアルバムはど真ん中のグランジという感じとは少し違いますね。
6/8
The Presidents of the USA - Album "Funk, Punk & Twang" (1996-Bootleg)
[Grunge / Alternative Rock]
変形楽器を駆使するコミカル系グランジバンドのライブブートレグ ライブなので演奏も激しめで、こうして聴くとPUSAのサウンドって思っている以上にグランジ的だなと
(追記)
ダークでヘヴィなグランジ全盛だったシアトルから突然変異的に登場したコミカルなオルタナバンド。しかしそうでありながらグランジの香りもそこそこするという不思議なバンド。楽器が特殊なため、音がスカスカなのが特徴
Hole - Album "Celebrity Skin" (1998-3rd)
[Grunge / Post-Grunge]
ポップになったと言われがちな作品だが、よく聴くと意外にヘヴィーさも維持されている この作品が賛否両論になる最大の理由は、曲から漂う「コートニーのセレブ的な自意識」なんだろうなぁと それをカッコよく見せてしまう力量もまたコートニーの凄味ではあるんだけど
(追記)
前作まではど真ん中のグランジだったけど、このアルバムでは「パワーポップからの影響も感じるヘヴィーながらもポップなオルタナサウンド」へと変貌している。それゆえ賛否両論分かれるところはあるのだが、それでも音楽性が高く、「これはこれでいいのでは」と思わせる力があるところはさすがだと思う
今日の料理 第59回 2024/12/7~12/10
さて、今日も最近作った料理をのんびりと紹介していきたいと思います!
中国の「酸辣湯」というすっぱ辛いスープをラーメンにしたものですね!
日本でもずいぶんとポピュラーな麺料理の一つになっていますね!
特徴としてはすっぱくてラー油が多くかかったスープで、
椎茸だしがやや強く、溶き卵ととろみが特徴になることが多いです!(*゚◇゚)
今回は鶏だし・椎茸だし・酸味・辛味などなかなかよくできたのですが、
「麺料理としてはとろみが強すぎる」という手痛いミスをおかしました;
ここだけ直せば80点はあげられただけに、ここはもったいなかったです!
モデルにしたレシピとは似ても似つかぬものができてしまいました;
なので失敗なのですが、味はそれなりに良かったという不思議なものでした;
本来はコシの強い太めの春雨を、豆板醤と花椒をガンガンに効かせた四川風味にして、
それを醤油ベースでサッと炒め合わせる非常にシンプルな料理なのですよね!
逆に言うと、四川料理らしさを演出する豆板醤や花椒を抑えてしまうと、
どうにも特徴のない仕上がりになりかねない問題もあるのですよね;
その結果、春雨のコシは弱く、豆板醤も花椒も弱く、醤油の色は濃すぎる、
そしてなぜか「味はけっこうまろやか」という不思議な仕上がりになりました;
とはいえ、父との二人暮らしだとおもいっきり激辛にするわけにもいかず、
この料理はちょっと父にも向けて作るにはやや向いていないようですね;
高菜チャーハンは自分の作る料理としてはけっこう定番なのですよね!
ただこれまでは中華鍋を使わずに作るのが定番になっていましたが、
今回は中華鍋でサッと仕上げるという方法に切り替えてみました!(=゚ω゚)
ただし高菜に関しては事前にごま油と醤油などで炒めています!
まぁ味としては特に問題になるところはなかったですし、
もうちょっとごま油を足しても良かったかもというぐらいですかね!
高菜チャーハンは高菜がほとんど味を決めてくれるので楽なのですよね!
これまでずっと「残ったチーズをどうしよう」と思っていたのですが、
残ったらラップで包んでからジップロックで冷凍保存する方針にしたので、
以前から作ってみたかったチーズハンバーグに挑戦しました!
ハンバーグもこれまでずいぶんと作ってきたので、
手順も迷うことなくごく簡単に作ることができましたね!
今回は焼き加減もこれまでの中でベストにできたと思います!(●・ω・)
ハンバーグ作りがずいぶんと成長してきたのはうれしいですね!
今後はチーズを使った料理の割合がだんだんと増えるかもです!
今回自分の中で最も納得がいったのはやはり「チーズハンバーグ」ですね!
チーズを使うというアイデア以上に焼き加減の成功がうれしかったですね!
これまでは焼き加減が焼き過ぎっぽくなることが多かったですからね!
だいぶハンバーグ作りのコツがつかめてきたように思います!
ということで、今後もいろいろと料理を作っていきますね!(゚x/)モキシュルル
12/7 - 酸辣湯麺
中国の「酸辣湯」というすっぱ辛いスープをラーメンにしたものですね!
日本でもずいぶんとポピュラーな麺料理の一つになっていますね!
特徴としてはすっぱくてラー油が多くかかったスープで、
椎茸だしがやや強く、溶き卵ととろみが特徴になることが多いです!(*゚◇゚)
今回は鶏だし・椎茸だし・酸味・辛味などなかなかよくできたのですが、
「麺料理としてはとろみが強すぎる」という手痛いミスをおかしました;
ここだけ直せば80点はあげられただけに、ここはもったいなかったです!
12/8 - 春雨の四川風炒め
モデルにしたレシピとは似ても似つかぬものができてしまいました;
なので失敗なのですが、味はそれなりに良かったという不思議なものでした;
本来はコシの強い太めの春雨を、豆板醤と花椒をガンガンに効かせた四川風味にして、
それを醤油ベースでサッと炒め合わせる非常にシンプルな料理なのですよね!
逆に言うと、四川料理らしさを演出する豆板醤や花椒を抑えてしまうと、
どうにも特徴のない仕上がりになりかねない問題もあるのですよね;
その結果、春雨のコシは弱く、豆板醤も花椒も弱く、醤油の色は濃すぎる、
そしてなぜか「味はけっこうまろやか」という不思議な仕上がりになりました;
とはいえ、父との二人暮らしだとおもいっきり激辛にするわけにもいかず、
この料理はちょっと父にも向けて作るにはやや向いていないようですね;
12/9 - 高菜チャーハン
高菜チャーハンは自分の作る料理としてはけっこう定番なのですよね!
ただこれまでは中華鍋を使わずに作るのが定番になっていましたが、
今回は中華鍋でサッと仕上げるという方法に切り替えてみました!(=゚ω゚)
ただし高菜に関しては事前にごま油と醤油などで炒めています!
まぁ味としては特に問題になるところはなかったですし、
もうちょっとごま油を足しても良かったかもというぐらいですかね!
高菜チャーハンは高菜がほとんど味を決めてくれるので楽なのですよね!
12/10 - チーズハンバーグ
これまでずっと「残ったチーズをどうしよう」と思っていたのですが、
残ったらラップで包んでからジップロックで冷凍保存する方針にしたので、
以前から作ってみたかったチーズハンバーグに挑戦しました!
ハンバーグもこれまでずいぶんと作ってきたので、
手順も迷うことなくごく簡単に作ることができましたね!
今回は焼き加減もこれまでの中でベストにできたと思います!(●・ω・)
ハンバーグ作りがずいぶんと成長してきたのはうれしいですね!
今後はチーズを使った料理の割合がだんだんと増えるかもです!
◎今回の最優秀料理
今回自分の中で最も納得がいったのはやはり「チーズハンバーグ」ですね!
チーズを使うというアイデア以上に焼き加減の成功がうれしかったですね!
これまでは焼き加減が焼き過ぎっぽくなることが多かったですからね!
だいぶハンバーグ作りのコツがつかめてきたように思います!
ということで、今後もいろいろと料理を作っていきますね!(゚x/)モキシュルル
Nirvana - Very Ape 歌詞和訳
少し前にこの歌詞対訳記事コーナーを再始動させたわけですが、
もともとこのカテゴリって「Nirvanaの歌詞があまり意味が理解されていないから、
それをわかりやすく伝えるために開設したい」という目的だったのですよね。
ただNirvanaのカート・コバーンの価値観が直球で表現されているものより、
まずは別のバンドやそれとは離れたところからコーナーを始めようということで、
カートの価値観の本丸の部分にはまだあまり触れてこなかったのですよね。
とはいえ、このカテゴリの記事もこれで8つめになるわけですし、
もうその本丸の部分をメインに進めていくべきだろうと考えました。
"Very Ape"の歌詞の意味については実はカートがごく簡潔に、
"An attack on the stereotypical macho man"と答えています。
要するに「典型的なマッチョ野郎を非難した曲」ということです。
日本だと「マッチョ」と聞くと筋骨隆々の男性をイメージしますが、
本来は「男らしさを誇示する男」「男性優位主義的、男尊女卑的な男」を
意味する言葉です。
カート・コバーンという人は「マッチョ的価値観」を強烈に嫌っていました。
Nirvanaにはアンチマッチョをテーマにした曲が非常に多くあります。
いわゆる「男らしさ」というものが嫌い、「男らしさを誇示したがる男」が嫌い、
男性優位主義的な価値観の男が嫌い、カートはそうしたものをひどく嫌っていました。
もともとカート・コバーンは内気でインドア的なタイプの青年でしたし、
スポーツなどの団体行動に参加することも好きではなかったようです。
Nirvanaのアンチマッチョ的な曲としては"Bleach"収録の"Mr. Moustache"が有名ですが、
それと双璧を為すとも言える共通したテーマの曲がこの"Very Ape"なわけです。
ただなぜかこの曲については話題にされる機会が少ない印象がありますが。
前節ではあくまでカート・コバーンを「アンチマッチョ」「男らしい男が嫌い」
とだけ書きましたが、実際にはもっと踏み込んでいて、
カートは女性差別が大嫌いで、フェミニズムに強く傾倒していました。
アンチマッチョ的姿勢とフェミニズムはもともと親和性が高いので、
この両者の価値観が結びつくのは何ら不思議ではないのですが、
カートがフェミニズムに傾倒した大きなきっかけの一つに
Bikini Killというバンドとの関係があったのはおそらく間違いないでしょう。
もともとハードコアパンク/ポストパンクのシーンは
フェミニズムや反レイシズムなどの思想と密接に結びついていましたが、
Bikini Killはその中でもフェミニズム・パンクを代表する存在でした。
カートとBikini Killの関係は深く、バンドのトビ・ヴェイルと付き合っていたことでも知られています。
こうした関係がカートの反女性差別の意識をより強く育んだのはたしかでしょう。
またカートは女性差別に限らず、人種差別や民族差別(レイシズム)や
同性愛者差別(ホモフォビア)への反対の意見も何度も表明しています。
こうしたスタンスはイマイチ日本では知られていない印象がありますね。
"Very Ape"は日本では歌詞の意味をちゃんと理解している人が非常に少ない印象です。
それは"Very Ape"の歌詞の書かれ方が大きく影響しているでしょう。
この曲の歌詞は「典型的なマッチョ野郎をあえて主人公として、
そいつが馬鹿げたマッチョ的振る舞いをする様」を描写したものです。
要は歌詞全体を通して「こういう振る舞いをするマッチョ野郎はクソ」
という意味があるわけですが、歌詞中にはマッチョ野郎を非難する言葉がないので、
非難や皮肉の意味で書かれていることが読み取れない人が多くいるのですよね。
なので、歌詞の和訳を読むうえでは、
「これはカートが毛嫌いしている典型的なマッチョ野郎の振る舞いを
戯画的に表現して皮肉ったものである」ということを踏まえたうえで読みましょう。
意訳することでそのあたりはできるだけわかりやすくしていますが、
皮肉であることを理解しつつ読むと非常に腑に落ちやすくなります。
Nirvana - Very Ape (1993) [Grunge]
I'm buried up to my neck in
首以外が埋められて身動きが取れなくなってさ
Contradictory flies
「矛盾」とかいうハエがブンブンと俺の頭にたかってるんだけどよ
I take pride as the king of illiterature
でも俺は教養なんて下らないものに縛られない「無学の王」だってことに誇りを持ってるんだ
I'm very ape and very nice
俺って猿のように野蛮で粗暴だけど、それって男らしくてカッコイイだろ?
If you ever need anything
もしおまえが何か聞きたいことがあるんだったら
Please don't hesitate to ask someone else first
どうか俺じゃなくて他の奴に真っ先に聞きに行ってくれよ
I'm too busy acting like I'm not naive
なんせ俺はナヨナヨしたひ弱な男に見られないように振る舞うのに必死なんだよ
I've seen it all, I was here first
「俺は何だって見てきたし、ここにだって一番乗りしたんだぜ」ってな
Out of the ground
地面に立ってるかと思ったら
Into the sky
空に飛び立ったりするけど
Out of the sky
結局空から落ちてきて
Into the dirt
クソの中に首までハマってる
If you ever need anything
もしおまえが何か知りたいことがあるんだったら
Please don't hesitate to ask someone else first
頼むから俺じゃなくて他の奴に聞きに行ってくれよ
I'm too busy acting like I'm not naive
俺が本当は世間知らずだなんてことがバレたらどうするんだよ
I've seen it all, I was here first
俺は何もかもを見てきて、どこにでも一番乗りする「漢」って奴じゃないといけないんだよ
Out of the ground
地面に立っているかと思ったら
Into the sky
今度は空に飛び立って
Out of the sky
空に行ったかと思ったら
Into the ground
また地面に戻ってくる
Out of the ground
また地面から飛び立って
Into the sky
空に行ったりするけど
Out of the sky
結局は空から落ちて
Into the dirt
クソの中に落ちていくだけ
今回は歌詞のニュアンスや意図が伝わりやすいように、かなり意訳度を高めています。
まぁこの曲は直訳は簡単なので、それぐらいのほうがわかりやすいかなと思いました。
最初の2行はやや解釈が難しいながらも実はキーフレーズなので、
あえてここは置いておいて他の部分から見ていきましょう。
この曲の和訳を見て、「あーいるいる、こういう男!」と思ってくれれば、
この曲の意図を読み込むのはものすごく楽です。
>I take pride as the king of illiterature
>でも俺は教養なんて下らないものに縛られない「無学の王」だってことに誇りを持ってるんだ
>I'm very ape and very nice
>俺って猿のように野蛮で粗暴だけど、それって男らしくてカッコイイだろ?
男の中に「バカ自慢」というか、教養をわざと軽視したり、
「お勉強なんて机上の空論なんかよりさ」と言いたがる奴がよくいますが、
要はそういう類の男に対する当てこすりなわけですね。
端的に言えば「反知性主義的なマッチョ男」と言ってしまえるわけですが、
不真面目さ、馬鹿さ、そうしたものをわざと前面に出すことで、
「こんなにワルな俺って男らしくカッコイイだろ?」と振る舞う、
そういう男を徹底的に皮肉ってるのがこの部分の歌詞なわけです。
まぁ実際にこの手の男、山のようにいますよね。
>If you ever need anything
>もしおまえが何か知りたいことがあるんだったら
>Please don't hesitate to ask someone else first
>頼むから俺じゃなくて他の奴に聞きに行ってくれよ
>I'm too busy acting like I'm not naive
>俺が本当は世間知らずだなんてことがバレたらどうするんだよ
ここは1回目と2回目であえて違う和訳をあてましたが、
歌詞の趣旨により沿っているのはおそらくこちらのほうでしょう。
最初の2行はもう皮肉が利きまくっていてカートのユーモアセンスが冴えてますが、
要はこの手の男ってバカ自慢をするくせに本当に無教養なのがバレるのは嫌で、
何でも知ったかぶりして大上段にかまえて偉そうに語りたがる傾向があるんですよね。
無学を誇るならそれはそれで人に何かを聞かれたって、
「そんなこと知ってどうなるんだ? 知識なんてものは無駄なんだよ」
と開き直ればいいけど、この手のマッチョ男はとにかく威張りたがり屋なので、
それはできないわけです。
これってよくよく考えれば極めて矛盾した態度なわけですけど、
そこをものの見事に描写したのがこの3行の歌詞なんですよね。
「俺ってすごい男だぜ」と振る舞ってるけど、実際に細かい話を聞かれたら窮するのがわかってる、
だから「世間知らずなんかじゃないって振る舞ってるのに聞きに来られたら困るんだよ」
と動揺するわけです。
>I've seen it all, I was here first
>俺は何もかもを見てきて、どこにでも一番乗りする「漢」って奴じゃないといけないんだよ
ここもまさに「この手のマッチョ男」の特徴を実に上手く書いてますね。
この手の男って、知識は軽視するけど経験を重視する傾向もあって、
だから教養は軽視しながら「でも俺は何でも見てきて何でも知ってるんだぜ」と言いたがる、
そしてほんと下らない「一番乗り」みたいなことにこだわりたがる。
そういうマッチョ男の「中身のない威張りたがり屋」らしさを描写してるわけです。
>I'm buried up to my neck in
>首以外が埋められて身動きが取れなくなってさ
>Contradictory flies
>「矛盾」とかいうハエがブンブンと俺の頭にたかってるんだけどよ
歌詞の主要部分を見たうえで最初の難しい2行へと戻ってみましょう。
これ直訳すると「contradictory fliesに首から下が埋まってる」となるのですが、
たぶんそうじゃなくて「何か」に埋まって首から上だけが出ているところに
矛盾を表すハエが頭にブーンとたかっているような様子を書いているように思います。
歌詞の主要部分を見ると、この手のマッチョ男の思考の矛盾であったり、
そもそも本人が言っているように無教養そのもので思考力がないことが書かれてますが、
「無教養でありたがってるくせに何でも知ってるかのように威張りたがる矛盾で
身動きが取れなくなってる」という様子の戯画的な描写がこの2行なのではないですかね。
カート・コバーンとしてはその手のマッチョ男のバカっぷりや矛盾っぷりを
この2行の漫画的な表現で引き出そうとしたのではないですかね。
>Out of the ground
>地面に立ってるかと思ったら
>Into the sky
>空に飛び立ったりするけど
>Out of the sky
>結局空から落ちてきて
>Into the dirt
>クソの中に首までハマってる
この曲の和訳の最も難しいところは実はここだったりするのですよね。
もっともここはあまり考えなくても歌詞の意図は読めるので問題ないのですが。
ただはっきり言えそうなのは、この部分はマッチョ男側の視点ではなく、
「マッチョ男を外から見るカートの視点」で書かれているだろうということです。
そうすると、おおむね次の2つの解釈ができるのですよね。
・「空から落ちて汚物の中に埋まってろ」という強い非難
・地上と空を行ったり来たりする表現でマッチョ男の矛盾を表現
別にどちらで訳しても全体の内容はほとんど変わらないのですが、
ここでは2番目の解釈のほうを採用することにしました。
"into the dirt"(クソの中へと落ちていく)は強い皮肉めいた表現ですが、
これはもしかすると歌詞の冒頭の最初の2行とも繋がってるのかもしれません。
>I'm buried up to my neck in
>首以外が埋められて身動きが取れなくなってさ
>Contradictory flies
>「矛盾」とかいうハエがブンブンと俺の頭にたかってるんだけどよ
>これ直訳すると「contradictory fliesに首から下が埋まってる」となるのですが、
>たぶんそうじゃなくて「何か」に埋まって首から上だけが出ているところに
>矛盾を表すハエが頭にブーンとたかっているような様子を書いているように思います。
先ほど冒頭の2行についてこのように解釈しましたが、
この「埋まってる何か」こそが"dirt"(汚物、クソ)なのではないかと思うのですね。
要するに「汚物に埋まってる=ハエがたかっている」ことをかけているのではないかと。
こうすると曲全体の歌詞のパーツがピタッと解釈としてハマるのですよね。
いつもはここから歌詞の文法事項の解説に入るのですが、
この曲は文法的に難しい箇所はないので今回は割愛します。
洋楽ロックの歌詞って皮肉を皮肉であると明示しないことが多く、
カート・コバーンは特にそうした歌詞を書くことが多かったので、
背景を知らないと歌詞を逆の意味に解釈することがあるのですよね。
この曲に関してもカート自身が「俺は野蛮かもしれないけどそれって良くない?」
と言ってるかのように誤解している人はそこそこいるように思いますし。
とはいえ、それぞれの歌詞に関するカートの発言を英語圏のサイトをあたって
調べるのも難しいわけですが、そこで最初に書いたカート・コバーンの
基本的な価値観(アンチマッチョや反女性差別)を知っておいてほしいと思うのですね。
それを知っておくだけで、「ということは、この歌詞はこういう意味だろう」と
読み取りやすくなるものがすごく多くなりますからね。
というわけで、今後もNirvanaや90年代オルタナの歌詞を多く取り上げていきたいと思います。
もともとこのカテゴリって「Nirvanaの歌詞があまり意味が理解されていないから、
それをわかりやすく伝えるために開設したい」という目的だったのですよね。
ただNirvanaのカート・コバーンの価値観が直球で表現されているものより、
まずは別のバンドやそれとは離れたところからコーナーを始めようということで、
カートの価値観の本丸の部分にはまだあまり触れてこなかったのですよね。
とはいえ、このカテゴリの記事もこれで8つめになるわけですし、
もうその本丸の部分をメインに進めていくべきだろうと考えました。
◎"Very Ape"の趣旨とカート・コバーンのアンチマッチョ的価値観
"Very Ape"の歌詞の意味については実はカートがごく簡潔に、
"An attack on the stereotypical macho man"と答えています。
要するに「典型的なマッチョ野郎を非難した曲」ということです。
日本だと「マッチョ」と聞くと筋骨隆々の男性をイメージしますが、
本来は「男らしさを誇示する男」「男性優位主義的、男尊女卑的な男」を
意味する言葉です。
カート・コバーンという人は「マッチョ的価値観」を強烈に嫌っていました。
Nirvanaにはアンチマッチョをテーマにした曲が非常に多くあります。
いわゆる「男らしさ」というものが嫌い、「男らしさを誇示したがる男」が嫌い、
男性優位主義的な価値観の男が嫌い、カートはそうしたものをひどく嫌っていました。
もともとカート・コバーンは内気でインドア的なタイプの青年でしたし、
スポーツなどの団体行動に参加することも好きではなかったようです。
Nirvanaのアンチマッチョ的な曲としては"Bleach"収録の"Mr. Moustache"が有名ですが、
それと双璧を為すとも言える共通したテーマの曲がこの"Very Ape"なわけです。
ただなぜかこの曲については話題にされる機会が少ない印象がありますが。
◎Bikini Killとカート・コバーンとフェミニズム
前節ではあくまでカート・コバーンを「アンチマッチョ」「男らしい男が嫌い」
とだけ書きましたが、実際にはもっと踏み込んでいて、
カートは女性差別が大嫌いで、フェミニズムに強く傾倒していました。
アンチマッチョ的姿勢とフェミニズムはもともと親和性が高いので、
この両者の価値観が結びつくのは何ら不思議ではないのですが、
カートがフェミニズムに傾倒した大きなきっかけの一つに
Bikini Killというバンドとの関係があったのはおそらく間違いないでしょう。
もともとハードコアパンク/ポストパンクのシーンは
フェミニズムや反レイシズムなどの思想と密接に結びついていましたが、
Bikini Killはその中でもフェミニズム・パンクを代表する存在でした。
カートとBikini Killの関係は深く、バンドのトビ・ヴェイルと付き合っていたことでも知られています。
こうした関係がカートの反女性差別の意識をより強く育んだのはたしかでしょう。
またカートは女性差別に限らず、人種差別や民族差別(レイシズム)や
同性愛者差別(ホモフォビア)への反対の意見も何度も表明しています。
こうしたスタンスはイマイチ日本では知られていない印象がありますね。
"Very Ape"の歌詞の書かれ方の特徴
"Very Ape"は日本では歌詞の意味をちゃんと理解している人が非常に少ない印象です。
それは"Very Ape"の歌詞の書かれ方が大きく影響しているでしょう。
この曲の歌詞は「典型的なマッチョ野郎をあえて主人公として、
そいつが馬鹿げたマッチョ的振る舞いをする様」を描写したものです。
要は歌詞全体を通して「こういう振る舞いをするマッチョ野郎はクソ」
という意味があるわけですが、歌詞中にはマッチョ野郎を非難する言葉がないので、
非難や皮肉の意味で書かれていることが読み取れない人が多くいるのですよね。
なので、歌詞の和訳を読むうえでは、
「これはカートが毛嫌いしている典型的なマッチョ野郎の振る舞いを
戯画的に表現して皮肉ったものである」ということを踏まえたうえで読みましょう。
意訳することでそのあたりはできるだけわかりやすくしていますが、
皮肉であることを理解しつつ読むと非常に腑に落ちやすくなります。
Nirvana - Very Ape (1993) [Grunge]
Nirvana - Very Ape 歌詞和訳
I'm buried up to my neck in
首以外が埋められて身動きが取れなくなってさ
Contradictory flies
「矛盾」とかいうハエがブンブンと俺の頭にたかってるんだけどよ
I take pride as the king of illiterature
でも俺は教養なんて下らないものに縛られない「無学の王」だってことに誇りを持ってるんだ
I'm very ape and very nice
俺って猿のように野蛮で粗暴だけど、それって男らしくてカッコイイだろ?
If you ever need anything
もしおまえが何か聞きたいことがあるんだったら
Please don't hesitate to ask someone else first
どうか俺じゃなくて他の奴に真っ先に聞きに行ってくれよ
I'm too busy acting like I'm not naive
なんせ俺はナヨナヨしたひ弱な男に見られないように振る舞うのに必死なんだよ
I've seen it all, I was here first
「俺は何だって見てきたし、ここにだって一番乗りしたんだぜ」ってな
Out of the ground
地面に立ってるかと思ったら
Into the sky
空に飛び立ったりするけど
Out of the sky
結局空から落ちてきて
Into the dirt
クソの中に首までハマってる
If you ever need anything
もしおまえが何か知りたいことがあるんだったら
Please don't hesitate to ask someone else first
頼むから俺じゃなくて他の奴に聞きに行ってくれよ
I'm too busy acting like I'm not naive
俺が本当は世間知らずだなんてことがバレたらどうするんだよ
I've seen it all, I was here first
俺は何もかもを見てきて、どこにでも一番乗りする「漢」って奴じゃないといけないんだよ
Out of the ground
地面に立っているかと思ったら
Into the sky
今度は空に飛び立って
Out of the sky
空に行ったかと思ったら
Into the ground
また地面に戻ってくる
Out of the ground
また地面から飛び立って
Into the sky
空に行ったりするけど
Out of the sky
結局は空から落ちて
Into the dirt
クソの中に落ちていくだけ
◎Nirvana "Very Ape"の歌詞和訳の解説
今回は歌詞のニュアンスや意図が伝わりやすいように、かなり意訳度を高めています。
まぁこの曲は直訳は簡単なので、それぐらいのほうがわかりやすいかなと思いました。
最初の2行はやや解釈が難しいながらも実はキーフレーズなので、
あえてここは置いておいて他の部分から見ていきましょう。
この曲の和訳を見て、「あーいるいる、こういう男!」と思ってくれれば、
この曲の意図を読み込むのはものすごく楽です。
>I take pride as the king of illiterature
>でも俺は教養なんて下らないものに縛られない「無学の王」だってことに誇りを持ってるんだ
>I'm very ape and very nice
>俺って猿のように野蛮で粗暴だけど、それって男らしくてカッコイイだろ?
男の中に「バカ自慢」というか、教養をわざと軽視したり、
「お勉強なんて机上の空論なんかよりさ」と言いたがる奴がよくいますが、
要はそういう類の男に対する当てこすりなわけですね。
端的に言えば「反知性主義的なマッチョ男」と言ってしまえるわけですが、
不真面目さ、馬鹿さ、そうしたものをわざと前面に出すことで、
「こんなにワルな俺って男らしくカッコイイだろ?」と振る舞う、
そういう男を徹底的に皮肉ってるのがこの部分の歌詞なわけです。
まぁ実際にこの手の男、山のようにいますよね。
>If you ever need anything
>もしおまえが何か知りたいことがあるんだったら
>Please don't hesitate to ask someone else first
>頼むから俺じゃなくて他の奴に聞きに行ってくれよ
>I'm too busy acting like I'm not naive
>俺が本当は世間知らずだなんてことがバレたらどうするんだよ
ここは1回目と2回目であえて違う和訳をあてましたが、
歌詞の趣旨により沿っているのはおそらくこちらのほうでしょう。
最初の2行はもう皮肉が利きまくっていてカートのユーモアセンスが冴えてますが、
要はこの手の男ってバカ自慢をするくせに本当に無教養なのがバレるのは嫌で、
何でも知ったかぶりして大上段にかまえて偉そうに語りたがる傾向があるんですよね。
無学を誇るならそれはそれで人に何かを聞かれたって、
「そんなこと知ってどうなるんだ? 知識なんてものは無駄なんだよ」
と開き直ればいいけど、この手のマッチョ男はとにかく威張りたがり屋なので、
それはできないわけです。
これってよくよく考えれば極めて矛盾した態度なわけですけど、
そこをものの見事に描写したのがこの3行の歌詞なんですよね。
「俺ってすごい男だぜ」と振る舞ってるけど、実際に細かい話を聞かれたら窮するのがわかってる、
だから「世間知らずなんかじゃないって振る舞ってるのに聞きに来られたら困るんだよ」
と動揺するわけです。
>I've seen it all, I was here first
>俺は何もかもを見てきて、どこにでも一番乗りする「漢」って奴じゃないといけないんだよ
ここもまさに「この手のマッチョ男」の特徴を実に上手く書いてますね。
この手の男って、知識は軽視するけど経験を重視する傾向もあって、
だから教養は軽視しながら「でも俺は何でも見てきて何でも知ってるんだぜ」と言いたがる、
そしてほんと下らない「一番乗り」みたいなことにこだわりたがる。
そういうマッチョ男の「中身のない威張りたがり屋」らしさを描写してるわけです。
>I'm buried up to my neck in
>首以外が埋められて身動きが取れなくなってさ
>Contradictory flies
>「矛盾」とかいうハエがブンブンと俺の頭にたかってるんだけどよ
歌詞の主要部分を見たうえで最初の難しい2行へと戻ってみましょう。
これ直訳すると「contradictory fliesに首から下が埋まってる」となるのですが、
たぶんそうじゃなくて「何か」に埋まって首から上だけが出ているところに
矛盾を表すハエが頭にブーンとたかっているような様子を書いているように思います。
歌詞の主要部分を見ると、この手のマッチョ男の思考の矛盾であったり、
そもそも本人が言っているように無教養そのもので思考力がないことが書かれてますが、
「無教養でありたがってるくせに何でも知ってるかのように威張りたがる矛盾で
身動きが取れなくなってる」という様子の戯画的な描写がこの2行なのではないですかね。
カート・コバーンとしてはその手のマッチョ男のバカっぷりや矛盾っぷりを
この2行の漫画的な表現で引き出そうとしたのではないですかね。
>Out of the ground
>地面に立ってるかと思ったら
>Into the sky
>空に飛び立ったりするけど
>Out of the sky
>結局空から落ちてきて
>Into the dirt
>クソの中に首までハマってる
この曲の和訳の最も難しいところは実はここだったりするのですよね。
もっともここはあまり考えなくても歌詞の意図は読めるので問題ないのですが。
ただはっきり言えそうなのは、この部分はマッチョ男側の視点ではなく、
「マッチョ男を外から見るカートの視点」で書かれているだろうということです。
そうすると、おおむね次の2つの解釈ができるのですよね。
・「空から落ちて汚物の中に埋まってろ」という強い非難
・地上と空を行ったり来たりする表現でマッチョ男の矛盾を表現
別にどちらで訳しても全体の内容はほとんど変わらないのですが、
ここでは2番目の解釈のほうを採用することにしました。
"into the dirt"(クソの中へと落ちていく)は強い皮肉めいた表現ですが、
これはもしかすると歌詞の冒頭の最初の2行とも繋がってるのかもしれません。
>I'm buried up to my neck in
>首以外が埋められて身動きが取れなくなってさ
>Contradictory flies
>「矛盾」とかいうハエがブンブンと俺の頭にたかってるんだけどよ
>これ直訳すると「contradictory fliesに首から下が埋まってる」となるのですが、
>たぶんそうじゃなくて「何か」に埋まって首から上だけが出ているところに
>矛盾を表すハエが頭にブーンとたかっているような様子を書いているように思います。
先ほど冒頭の2行についてこのように解釈しましたが、
この「埋まってる何か」こそが"dirt"(汚物、クソ)なのではないかと思うのですね。
要するに「汚物に埋まってる=ハエがたかっている」ことをかけているのではないかと。
こうすると曲全体の歌詞のパーツがピタッと解釈としてハマるのですよね。
いつもはここから歌詞の文法事項の解説に入るのですが、
この曲は文法的に難しい箇所はないので今回は割愛します。
◎まとめ
洋楽ロックの歌詞って皮肉を皮肉であると明示しないことが多く、
カート・コバーンは特にそうした歌詞を書くことが多かったので、
背景を知らないと歌詞を逆の意味に解釈することがあるのですよね。
この曲に関してもカート自身が「俺は野蛮かもしれないけどそれって良くない?」
と言ってるかのように誤解している人はそこそこいるように思いますし。
とはいえ、それぞれの歌詞に関するカートの発言を英語圏のサイトをあたって
調べるのも難しいわけですが、そこで最初に書いたカート・コバーンの
基本的な価値観(アンチマッチョや反女性差別)を知っておいてほしいと思うのですね。
それを知っておくだけで、「ということは、この歌詞はこういう意味だろう」と
読み取りやすくなるものがすごく多くなりますからね。
というわけで、今後もNirvanaや90年代オルタナの歌詞を多く取り上げていきたいと思います。
今日の料理 第58回 2024/12/2~12/5
ということで、今日も最近作った料理を紹介してまいります!
最近は「今日の料理」記事がかなり頻繁に更新できてますね!
ほぼ週7日ペースで料理できる状況が続いていますからね!
まぁこれはごくごく普通の焼き魚ですね!
最近父は一度鮭でお腹を壊したそうで避けているので、
焼き魚として鮭を選ぶことができなくなっているのですよね;
そうすると焼き魚に向いてる魚はほぼ塩さば一択になるのですよね!(*゚ー゚)
今度はアジの3枚おろしに塩を振って焼き魚にしようとも思っていますが!
ごく普通ながらも焼き上がりの画像はなかなかいいのではないですかね!
「冬になったら牡蠣の料理をいろいろ作りたいなぁ」と思っていて、
ただ「カキフライは大ぶりじゃないとおいしくないしなぁ」と思っていたら、
近くのスーパーにやや大ぶりの牡蠣がけっこうあったのですよね!
ということで、もう迷わずこれはカキフライにしてしまいました!
父もカキフライが食べたかったようなのでタイミングもドンピシャでした!(*゚◇゚)
自分はもともと冬の楽しみ方が下手なほうではあるのですが、
この冬は「冬らしい料理を作る」ことで楽しめそうな予感があります!
ちなみに自分はカキフライはタルタルソース派でございます!
父の入れ歯ができたら絶対に作りたかった料理の一つがこのプルコギでした!
牛肉を炒めた料理としてはこれほどご飯が進むものはないですね!
味はコチュジャン+にんにく+甘めの醤油ダレ+ごま系という感じで、
韓国料理の王道をそのままいったような味わいとなっていますね!(●・ω・)
プルコギを作るのは2回目ですが、野菜は何でもいいのですよね!
前回はニラを入れましたが、今回はきのこなんかも加えていますし!
要は残った具材を投入するみたいなスタンスでもいいのだと思います!
これはもうがっつり肉でご飯を食べたい人には最高のメニューですよ!
関西の牛すじこんにゃく煮込みにはおおむね2種類あるのですよね!
一つは味噌味の「どて焼き」、もう一つは醤油味の「ぼっかけ」です!
以前は「どて焼き」を使った「どてめし」を作ったので、
今回は「ぼっかけ」を使った「ぼっかけ丼」にしました!(`・ω・´)
「どて焼き」もいいですが、「ぼっかけ」も負けていませんね!
これはもう「どちらもおいしい」と言っていいでしょうね!
圧力鍋さえあれば簡単に作ることができますからね!
今回の最優秀料理は「ぼっかけ丼」にしましょうかね!
「プルコギ」などもなかなか良かったのですが、2回目ですからね!
最近は以前と比べても牛すじを使った料理が好きになってきましたね!
今度はおでんの具材として牛すじを調理する機会がきそうですね!
ということで、今後もいろいろと料理を頑張ってまいります!(゚x/)モキシー
最近は「今日の料理」記事がかなり頻繁に更新できてますね!
ほぼ週7日ペースで料理できる状況が続いていますからね!
12/2 - 焼塩さば
まぁこれはごくごく普通の焼き魚ですね!
最近父は一度鮭でお腹を壊したそうで避けているので、
焼き魚として鮭を選ぶことができなくなっているのですよね;
そうすると焼き魚に向いてる魚はほぼ塩さば一択になるのですよね!(*゚ー゚)
今度はアジの3枚おろしに塩を振って焼き魚にしようとも思っていますが!
ごく普通ながらも焼き上がりの画像はなかなかいいのではないですかね!
12/3 - カキフライ
「冬になったら牡蠣の料理をいろいろ作りたいなぁ」と思っていて、
ただ「カキフライは大ぶりじゃないとおいしくないしなぁ」と思っていたら、
近くのスーパーにやや大ぶりの牡蠣がけっこうあったのですよね!
ということで、もう迷わずこれはカキフライにしてしまいました!
父もカキフライが食べたかったようなのでタイミングもドンピシャでした!(*゚◇゚)
自分はもともと冬の楽しみ方が下手なほうではあるのですが、
この冬は「冬らしい料理を作る」ことで楽しめそうな予感があります!
ちなみに自分はカキフライはタルタルソース派でございます!
12/4 - プルコギ
父の入れ歯ができたら絶対に作りたかった料理の一つがこのプルコギでした!
牛肉を炒めた料理としてはこれほどご飯が進むものはないですね!
味はコチュジャン+にんにく+甘めの醤油ダレ+ごま系という感じで、
韓国料理の王道をそのままいったような味わいとなっていますね!(●・ω・)
プルコギを作るのは2回目ですが、野菜は何でもいいのですよね!
前回はニラを入れましたが、今回はきのこなんかも加えていますし!
要は残った具材を投入するみたいなスタンスでもいいのだと思います!
これはもうがっつり肉でご飯を食べたい人には最高のメニューですよ!
12/5 - ぼっかけ丼
関西の牛すじこんにゃく煮込みにはおおむね2種類あるのですよね!
一つは味噌味の「どて焼き」、もう一つは醤油味の「ぼっかけ」です!
以前は「どて焼き」を使った「どてめし」を作ったので、
今回は「ぼっかけ」を使った「ぼっかけ丼」にしました!(`・ω・´)
「どて焼き」もいいですが、「ぼっかけ」も負けていませんね!
これはもう「どちらもおいしい」と言っていいでしょうね!
圧力鍋さえあれば簡単に作ることができますからね!
◎今回の最優秀料理
今回の最優秀料理は「ぼっかけ丼」にしましょうかね!
「プルコギ」などもなかなか良かったのですが、2回目ですからね!
最近は以前と比べても牛すじを使った料理が好きになってきましたね!
今度はおでんの具材として牛すじを調理する機会がきそうですね!
ということで、今後もいろいろと料理を頑張ってまいります!(゚x/)モキシー
今日の一枚 2024/6/6~6/7
さて、今日も最近聴いた洋楽ロックを紹介していきますね。
今日はまず90年代型アメリカンロックのプレイリストからです。
6/6
Blues Traveler - Album "Four" (1994-4th)
[American Trad Rock]
砂の香りのするサザンロックをより軽快にしたサウンドと、ブルージーなこってりとしたロックの二本柱 The Black Crowesなどのアメリカンロックが好きな人には最適 本作は600万以上のヒットを記録
(追記)
これはもうど真ん中のアメリカンロックと言っていいでしょうね。「アメリカの夏っぽいサウンド」と言われると誰もがしっくり来る音だと思います。ただアメリカ南部系のサウンドほどこってりしてはおらず、さわやかさが前面に出てるあたりがこのバンドらしさとなっていますね。
Soul Asylum - Album "The Silver Lining" (2006-9th)
[Adult Alternative / Alternative Rock]
やや楽曲のフックは弱まったが、彼ららしい「アメリカンロック的なオーガニックさとパンクを基盤にしたサウンド」は健在 Goo Goo Dollsほど洗練されずどこか泥臭いのも彼らの魅力
(追記)
こちらはアメリカンロック的とはいっても先のBlues Travelerとは全く異なり、「パンクロックを基盤にしながら成立した90年代オルタナティブロックのうち、アメリカンロック的な土着感を感じさせるサウンド」といった感じですね。
--------------
ここからはポストグランジのプレイリストへと移ります。
Ash - Album "Free All Angels" (2001-4th)
[Post-Grunge / Britpop]
「グランジを通過した轟音サウンド+パワーポップ的メロディ」といった感じ ポップパンクとも言われるものの、シンプルなパンクよりはグランジからの流れが強い 「グランジポップ」とも言えるかも
(追記)
このAshはグランジ的な攻撃的なサウンドとパワーポップ的でキャッチーなメロディが合わさったイギリスのバンドですね。この両者の合わせ方がブリットポップらしいと言えることもできそうです。それゆえアメリカのポストグランジバンドに比べるとメロディのわかりやすさが強いですね。
6/7
Our Lady Peace - Album "Spiritual Machines" (2000-4th)
[Post-Grunge / Grunge]
コンセプトアルバムではあるが、堅苦しくはなくアート性の高いポストグランジが楽しめる 以前ほどゴリゴリとした感情の放射はないが、グランジらしいヘヴィネスも随所に見られる
(追記)
カナダのポストグランジを代表するバンド。初期の頃はもっとゴリゴリとしたグランジだったが、このアルバムでは「アート性の強いポストグランジ」らしさが強まった。メロディの絡め方などは実に彼ららしいが、以前のようなザラツキは希薄になり、「90年代後半のポストグランジらしさがあるなぁ」と思わされたりも。
今日はまず90年代型アメリカンロックのプレイリストからです。
6/6
Blues Traveler - Album "Four" (1994-4th)
[American Trad Rock]
砂の香りのするサザンロックをより軽快にしたサウンドと、ブルージーなこってりとしたロックの二本柱 The Black Crowesなどのアメリカンロックが好きな人には最適 本作は600万以上のヒットを記録
(追記)
これはもうど真ん中のアメリカンロックと言っていいでしょうね。「アメリカの夏っぽいサウンド」と言われると誰もがしっくり来る音だと思います。ただアメリカ南部系のサウンドほどこってりしてはおらず、さわやかさが前面に出てるあたりがこのバンドらしさとなっていますね。
Soul Asylum - Album "The Silver Lining" (2006-9th)
[Adult Alternative / Alternative Rock]
やや楽曲のフックは弱まったが、彼ららしい「アメリカンロック的なオーガニックさとパンクを基盤にしたサウンド」は健在 Goo Goo Dollsほど洗練されずどこか泥臭いのも彼らの魅力
(追記)
こちらはアメリカンロック的とはいっても先のBlues Travelerとは全く異なり、「パンクロックを基盤にしながら成立した90年代オルタナティブロックのうち、アメリカンロック的な土着感を感じさせるサウンド」といった感じですね。
--------------
ここからはポストグランジのプレイリストへと移ります。
Ash - Album "Free All Angels" (2001-4th)
[Post-Grunge / Britpop]
「グランジを通過した轟音サウンド+パワーポップ的メロディ」といった感じ ポップパンクとも言われるものの、シンプルなパンクよりはグランジからの流れが強い 「グランジポップ」とも言えるかも
(追記)
このAshはグランジ的な攻撃的なサウンドとパワーポップ的でキャッチーなメロディが合わさったイギリスのバンドですね。この両者の合わせ方がブリットポップらしいと言えることもできそうです。それゆえアメリカのポストグランジバンドに比べるとメロディのわかりやすさが強いですね。
6/7
Our Lady Peace - Album "Spiritual Machines" (2000-4th)
[Post-Grunge / Grunge]
コンセプトアルバムではあるが、堅苦しくはなくアート性の高いポストグランジが楽しめる 以前ほどゴリゴリとした感情の放射はないが、グランジらしいヘヴィネスも随所に見られる
(追記)
カナダのポストグランジを代表するバンド。初期の頃はもっとゴリゴリとしたグランジだったが、このアルバムでは「アート性の強いポストグランジ」らしさが強まった。メロディの絡め方などは実に彼ららしいが、以前のようなザラツキは希薄になり、「90年代後半のポストグランジらしさがあるなぁ」と思わされたりも。
今日の料理 第57回 2024/11/28~12/1
ということで、今日も最近作った料理を紹介してまいります!
「急になぜ赤飯を?」と思われるかもしれませんが、
別にめでたいことがあったとかそういうわけではないです!
ただ単にひさしぶりにもち米料理を作りたくなっただけですね!
それで「じゃあ赤飯を炊こう」というふうになったわけです!(*゚◇゚)
「もち米料理って赤飯以外に何があるの?」となりがちですが、
別にもち米を使った炊き込みご飯(おこわ)もアリなので、
そのあたりの料理のためにももち米を使っていきたいですね!
どの家でも定番中の定番といってもいい料理ですね!
自分はこれまでいつも生姜焼きは市販のタレを使っていましたが、
今回は醤油・おろし生姜・みりん・砂糖などで自作のタレにしました!
ちょっとタレが大量になりすぎましたが、味はかなり良かったです!
ポイントはみりんなどで甘みをしっかりと出す点でしょうかね!
逆に反省点は次の2つでしょうね!
・タレの量が多すぎた
・もう少しとろみが欲しい(片栗粉を入れたほうが良さそう)
味はまとまっているので、このあたりの改善は楽ですし、
次回はさらにレベルアップさせられるでしょうね!(*゚ー゚)
今回玉ねぎを入れてみましたが、あまり意味はなかったようです!笑
ちょっと前から「寒くなってきたし味噌煮込みうどんを作りたいなぁ」
と思っていたのですよね!
ただ味噌煮込みうどんをするためには一人用土鍋が必要になるので、
それを近くのハンズマンで購入してきて作ることができました!
つゆは赤味噌・みりん・砂糖・おだしの4つが基本となりますね!
名古屋の料理なので、味噌は基本的に赤味噌をメインとします!
そうして作ったのですが、いやはやこれは想像以上においしいです!(●・ω・)
これはもう秋から春の初旬ぐらいまでは定番になりそうですね!
味も思っていた以上にピタッとハマってくれましたね!
名古屋の味噌ダレらしさも上手く引き出せたように思います!
カルボナーラを自作するのはおそらく2回目か3回目ですかね!
前回作った段階でコツはほぼつかめていましたからね!
とにかく卵と粉チーズで味をバシッと決めるのがポイントです!
あとの味の調整は味見して塩を少し加えるだけでいいですからね!(=゚ω゚)
今回は80点ぐらいで、卵黄をもう1個増やしても良かったかもですね!
一応は水分調整のために生クリームも多少入れてはいるのですが、
やはり味の決め手は卵黄とチーズによって決まるところがありますからね!
カルボナーラって失敗しやすいパスタの代表例みたく語られますが、
コツさえわかっていれば実はかなり手軽な料理でもあるのですよね!
今回の最優秀料理はもう「味噌煮込みうどん」一択と言っていいでしょうね!
もう想像通りの味にバシッとハマってくれましたからね!
「そうそう、こんな味に仕上げたかった」という味になりました!
やっぱり事前にきっちりと味見を何度もするのは大事ですね!
そして日本料理は甘さをバランス良く立てるのがすごく重要です!
ここが上手くいけば大抵の料理はおいしくできるとすら言えます!
さて、12月になったので冬向け料理もどんどん作りたいですね!(゚x/)モキシュッ
11/28 - 赤飯
「急になぜ赤飯を?」と思われるかもしれませんが、
別にめでたいことがあったとかそういうわけではないです!
ただ単にひさしぶりにもち米料理を作りたくなっただけですね!
それで「じゃあ赤飯を炊こう」というふうになったわけです!(*゚◇゚)
「もち米料理って赤飯以外に何があるの?」となりがちですが、
別にもち米を使った炊き込みご飯(おこわ)もアリなので、
そのあたりの料理のためにももち米を使っていきたいですね!
11/29 - 豚の生姜焼き
どの家でも定番中の定番といってもいい料理ですね!
自分はこれまでいつも生姜焼きは市販のタレを使っていましたが、
今回は醤油・おろし生姜・みりん・砂糖などで自作のタレにしました!
ちょっとタレが大量になりすぎましたが、味はかなり良かったです!
ポイントはみりんなどで甘みをしっかりと出す点でしょうかね!
逆に反省点は次の2つでしょうね!
・タレの量が多すぎた
・もう少しとろみが欲しい(片栗粉を入れたほうが良さそう)
味はまとまっているので、このあたりの改善は楽ですし、
次回はさらにレベルアップさせられるでしょうね!(*゚ー゚)
今回玉ねぎを入れてみましたが、あまり意味はなかったようです!笑
11/30 - 味噌煮込みうどん
ちょっと前から「寒くなってきたし味噌煮込みうどんを作りたいなぁ」
と思っていたのですよね!
ただ味噌煮込みうどんをするためには一人用土鍋が必要になるので、
それを近くのハンズマンで購入してきて作ることができました!
つゆは赤味噌・みりん・砂糖・おだしの4つが基本となりますね!
名古屋の料理なので、味噌は基本的に赤味噌をメインとします!
そうして作ったのですが、いやはやこれは想像以上においしいです!(●・ω・)
これはもう秋から春の初旬ぐらいまでは定番になりそうですね!
味も思っていた以上にピタッとハマってくれましたね!
名古屋の味噌ダレらしさも上手く引き出せたように思います!
12/1 - スパゲッティ・カルボナーラ
カルボナーラを自作するのはおそらく2回目か3回目ですかね!
前回作った段階でコツはほぼつかめていましたからね!
とにかく卵と粉チーズで味をバシッと決めるのがポイントです!
あとの味の調整は味見して塩を少し加えるだけでいいですからね!(=゚ω゚)
今回は80点ぐらいで、卵黄をもう1個増やしても良かったかもですね!
一応は水分調整のために生クリームも多少入れてはいるのですが、
やはり味の決め手は卵黄とチーズによって決まるところがありますからね!
カルボナーラって失敗しやすいパスタの代表例みたく語られますが、
コツさえわかっていれば実はかなり手軽な料理でもあるのですよね!
◎今回の最優秀料理
今回の最優秀料理はもう「味噌煮込みうどん」一択と言っていいでしょうね!
もう想像通りの味にバシッとハマってくれましたからね!
「そうそう、こんな味に仕上げたかった」という味になりました!
やっぱり事前にきっちりと味見を何度もするのは大事ですね!
そして日本料理は甘さをバランス良く立てるのがすごく重要です!
ここが上手くいけば大抵の料理はおいしくできるとすら言えます!
さて、12月になったので冬向け料理もどんどん作りたいですね!(゚x/)モキシュッ
Elvis Costello - (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding 歌詞和訳
ずいぶんとひさしぶりになった洋楽ロックの歌詞対訳企画が復活しました。
もともと「次はコステロの"(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding"にしよう」
と決めてはいたのですが、なかなか筆が進まない状況が続いていたのですね。
ですが、書き始めたらほんの1時間程度で書き上がってしまったのですが。
この曲はエルヴィス・コステロがカバーしたバージョンが最も有名ですが、
もともとはニック・ロウが率いるBrinsley Schwarzというバンドが
1974年に発表した曲だったりします。
そのときはこれと言って話題にはならなかったようです。
Brinsley Schwarzというバンドはイギリスのバンドでありながら
アメリカのカントリーロックのようなサウンドを鳴らすバンドだったこともあり、
この曲の軽快なパワーポップとも共通する音楽性は彼らとしては珍しくもありました。
ここでこの曲が1974年という時期に作られたことに注目してみましょう。
1960年代後半から1970年ぐらいにかけて、アメリカやイギリスでは
"Love & Peace"といったキーワードと共にベトナム反戦運動が広がり、
それらはフラワームーブメントと呼ばれ、ロックの世界では
サイケデリックロックとして大きく花開きました。
たとえばThe Beatlesの"All You Need Is Love"はタイトルからもその空気が読み取れます。
しかし1970年代中盤になると、そうした空気は一掃されてしまい、
"Love & Peace"などはなかば「古臭いもの」として扱われるようになります。
そうした風潮に対して異議を唱えたのがこの曲の大きな趣旨と言えます。
平和や愛や理解し合うことが冷笑されてしまうようになった時代に、
「平和や愛や理解し合うことの何がそんなにおかしいっていうのさ」
と問い直すのがこの曲のテーマとなっているわけです。
そして時代は1970年代後半となり、イギリスでパンクロックムーブメントが勃発します。
サイケデリックロックとパンクロックは平和主義的で反戦的である点は共通しつつも、
その表現方法は正反対と言っていいぐらいに違いがありました。
サイケデリックロックでは「平和と愛を大事にしよう」とストレートに歌いましたが、
パンクロックでは戦争や戦争指導者の愚かさや邪悪さを表現するのが一般的でした。
そこでパンクロックシーンで活躍していたエルヴィス・コステロが
「サイケデリック時代への郷愁」を帯びたこの曲をカバーしたことによって、
「パンクの視点から、平和や愛を冷笑する雰囲気に中指を立てる」
という意味合いをこの曲に再び与えることになったのです。
ちなみにエルヴィス・コステロによるカバーバージョンも
原曲を作ったニック・ロウ本人がプロデュースを務めています。
ということで、この曲の歌詞対訳を見ていくこととしましょう。
Elvis Costello and the Attractions - (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding (Brinsley Schwarz cover) (1979) [New Wave]
Elvis Costello and the Attractions
As I walk through this wicked world
Searchin' for light in the darkness of insanity
狂気に満ちた暗闇の中で光を探しながら
この邪悪な世界の中を歩いているとき
I ask myself, "Is all hope lost?
Is there only pain and hatred and misery?"
俺はふと自分に問いかける
「この世界からは希望は全て失われてしまったのか?
もはや痛みと憎しみと惨めさしか残っちゃいないのだろうか」って
And each time I feel like this inside
いつだって心の中でそんなことを感じている
There's one thing I wanna know
俺にはどうしても知りたいことが一つあるんだ
What's so funny 'bout peace, love and understanding?
平和、愛、理解について語ることの何がそんなにおかしいって言うんだい
Oh, what's so funny 'bout peace, love and understanding?
あぁ、平和、愛、理解について考えることの何がそんなにおかしいって言うのさ
And as I walk on through troubled times
この混乱しきった世の中を歩いていると
My spirit gets so downhearted sometimes
俺の心はときどきひどく打ち砕かれそうになってしまう
So where are the strong, and who are the trusted?
ねぇ、本当に強い人なんてどこにいるんだい? 信頼に値する人なんて本当にいるのかい?
And where is the harmony, sweet harmony?
人々の間に調和が生まれることなんてあるんだろうか、美しい調和なんてものが
'Cause each time I feel it slipping away
いつも大事なものが少しずつ消えていくようにばかり感じるから
Just makes me wanna cry
俺はただ泣きたくなってしまうんだ
What's so funny 'bout peace, love and understanding?
愛、平和、理解し合うことについて語ることの何がそんなにおかしいって言うんだい?
Oh, what's so funny 'bout peace, love and understanding?
あぁ、平和、愛、理解し合うことについて考えることの何がそんなにおかしいって言うのさ
So where are the strong, and who are the trusted?
ねぇ、本当に強い人なんてどこにいるの? 信頼に値する人なんてどこにいるのさ
And where is the harmony, sweet harmony?
そして人々の間に生まれる調和は、美しい調和はどこにあるって言うんだい
'Cause each time I feel it slipping away
いつも大事なものが少しずつ消えていくようにばかり感じるから
Just makes me wanna cry
俺はただ泣きたくなってしまうんだ
What's so funny 'bout peace, love and understanding?
愛、平和、理解し合うことについて語ることの何がそんなにおかしいって言うんだい?
Oh, what's so funny 'bout peace, love and understanding?
あぁ、平和、愛、理解し合うことについて考えることの何がそんなにおかしいって言うのさ
Oh, what's so funny 'bout peace, love and understanding?
あぁ、平和、愛、理解し合うことのいったい何がおかしいって言うのさ
曲のテーマについてはすでに前節以前で解説していますが、
歌詞の流れとして見れば、「愛や平和を大事にしようという風潮が失われ、
荒れてしまった世界の中で、『どうして愛や平和は冷笑されなきゃいけないのか』、
『愛や平和を語ることの何がおかしいと言うのか』と社会に抗議している曲」
ということが伝わってこようかと思います。
歌詞の流れにはこれといったひねりはないので、読みやすいかと思います。
この曲は日本ではそこまで有名ではないのですが、
アメリカやイギリスでは反戦ソングの代表的な存在となっています。
サイケデリック時代の曲のようにど真ん中から平和を語るのでもなく、
戦争の悲惨さや邪悪さをひたすら描写するのとも違っていて、
「俺達はもっと堂々と愛や平和について語っていいんだ」
「胸を張って愛や平和を追い求めていいんだ」というメッセージを突き付ける
こうしたスタンスが多くの人の心をつかんでいったということがあるでしょう。
この曲のスタンスは日本においても十分すぎるほどに価値があると思います。
たとえばブルース・スプリングスティーンなどはこの曲を何度もカバーしていますね。
youtubeでこの曲を検索すると数多くのカバーバージョンを見ることができます。
この曲は文法についてはかなり平易なので解説するところはほぼないのですよね。
第5文型なども使われてはいますが、典型的な使い方なので解説するほどでもないですし。
唯一説明したほうが良さそうな箇所はここぐらいでしょうかね。
>I feel it slipping away
C(補語)が現在分詞となっている第5文型の文と考えていいでしょう。
「itがslip awayしていると感じる」という意味になりますね。
問題はこのitが何を指しているかですが、前文などを見る限り
the harmonyなどの主人公が「大事だと考えているもの」と見られるので、
実際の和訳でもそのあたりがわかりやすくなるようにしてみました。
この曲のテーマは非常に普遍的で、現代の日本でも、
もちろん他の国でも通じるものがあると強く感じます。
愛とか平和とか、こうしたことを語るとすぐに「キレイゴトだ」と揶揄され、
それを語ること自体を馬鹿にされてしまう風潮は間違いなくありますよね。
そして愛や平和とか、「キレイゴト」というか「綺麗に見えるもの」を冷笑することこそが、
正しい姿勢であり現実主義的であるというアピールにすらなってしまったりします。
そうした風潮は今の日本とも無縁とは決して言えないでしょう。
この曲はまさにいつの時代にもどこの国にも生まれてくるそうした風潮に対して、
「愛や平和や理解し合うことについて語ることの何がおかしいって言うんだい?」
という問いをつねに投げかけてくれている曲だと言っていいでしょう。
それでは最後にこの曲の原曲バージョン、
すなわちニック・ロウがやっていたBrinsley Schwarzバージョンを貼って記事を締めるとしましょう。
Brinsley Schwarz - (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding (1974) [Pub Rock]
もともと「次はコステロの"(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding"にしよう」
と決めてはいたのですが、なかなか筆が進まない状況が続いていたのですね。
ですが、書き始めたらほんの1時間程度で書き上がってしまったのですが。
◎"(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding"という曲
この曲はエルヴィス・コステロがカバーしたバージョンが最も有名ですが、
もともとはニック・ロウが率いるBrinsley Schwarzというバンドが
1974年に発表した曲だったりします。
そのときはこれと言って話題にはならなかったようです。
Brinsley Schwarzというバンドはイギリスのバンドでありながら
アメリカのカントリーロックのようなサウンドを鳴らすバンドだったこともあり、
この曲の軽快なパワーポップとも共通する音楽性は彼らとしては珍しくもありました。
ここでこの曲が1974年という時期に作られたことに注目してみましょう。
1960年代後半から1970年ぐらいにかけて、アメリカやイギリスでは
"Love & Peace"といったキーワードと共にベトナム反戦運動が広がり、
それらはフラワームーブメントと呼ばれ、ロックの世界では
サイケデリックロックとして大きく花開きました。
たとえばThe Beatlesの"All You Need Is Love"はタイトルからもその空気が読み取れます。
しかし1970年代中盤になると、そうした空気は一掃されてしまい、
"Love & Peace"などはなかば「古臭いもの」として扱われるようになります。
そうした風潮に対して異議を唱えたのがこの曲の大きな趣旨と言えます。
平和や愛や理解し合うことが冷笑されてしまうようになった時代に、
「平和や愛や理解し合うことの何がそんなにおかしいっていうのさ」
と問い直すのがこの曲のテーマとなっているわけです。
◎エルヴィス・コステロがこの曲に新たな息吹を与えた
そして時代は1970年代後半となり、イギリスでパンクロックムーブメントが勃発します。
サイケデリックロックとパンクロックは平和主義的で反戦的である点は共通しつつも、
その表現方法は正反対と言っていいぐらいに違いがありました。
サイケデリックロックでは「平和と愛を大事にしよう」とストレートに歌いましたが、
パンクロックでは戦争や戦争指導者の愚かさや邪悪さを表現するのが一般的でした。
そこでパンクロックシーンで活躍していたエルヴィス・コステロが
「サイケデリック時代への郷愁」を帯びたこの曲をカバーしたことによって、
「パンクの視点から、平和や愛を冷笑する雰囲気に中指を立てる」
という意味合いをこの曲に再び与えることになったのです。
ちなみにエルヴィス・コステロによるカバーバージョンも
原曲を作ったニック・ロウ本人がプロデュースを務めています。
ということで、この曲の歌詞対訳を見ていくこととしましょう。
Elvis Costello and the Attractions - (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding (Brinsley Schwarz cover) (1979) [New Wave]
Elvis Costello and the Attractions
- (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding lyrics 歌詞和訳
As I walk through this wicked world
Searchin' for light in the darkness of insanity
狂気に満ちた暗闇の中で光を探しながら
この邪悪な世界の中を歩いているとき
I ask myself, "Is all hope lost?
Is there only pain and hatred and misery?"
俺はふと自分に問いかける
「この世界からは希望は全て失われてしまったのか?
もはや痛みと憎しみと惨めさしか残っちゃいないのだろうか」って
And each time I feel like this inside
いつだって心の中でそんなことを感じている
There's one thing I wanna know
俺にはどうしても知りたいことが一つあるんだ
What's so funny 'bout peace, love and understanding?
平和、愛、理解について語ることの何がそんなにおかしいって言うんだい
Oh, what's so funny 'bout peace, love and understanding?
あぁ、平和、愛、理解について考えることの何がそんなにおかしいって言うのさ
And as I walk on through troubled times
この混乱しきった世の中を歩いていると
My spirit gets so downhearted sometimes
俺の心はときどきひどく打ち砕かれそうになってしまう
So where are the strong, and who are the trusted?
ねぇ、本当に強い人なんてどこにいるんだい? 信頼に値する人なんて本当にいるのかい?
And where is the harmony, sweet harmony?
人々の間に調和が生まれることなんてあるんだろうか、美しい調和なんてものが
'Cause each time I feel it slipping away
いつも大事なものが少しずつ消えていくようにばかり感じるから
Just makes me wanna cry
俺はただ泣きたくなってしまうんだ
What's so funny 'bout peace, love and understanding?
愛、平和、理解し合うことについて語ることの何がそんなにおかしいって言うんだい?
Oh, what's so funny 'bout peace, love and understanding?
あぁ、平和、愛、理解し合うことについて考えることの何がそんなにおかしいって言うのさ
So where are the strong, and who are the trusted?
ねぇ、本当に強い人なんてどこにいるの? 信頼に値する人なんてどこにいるのさ
And where is the harmony, sweet harmony?
そして人々の間に生まれる調和は、美しい調和はどこにあるって言うんだい
'Cause each time I feel it slipping away
いつも大事なものが少しずつ消えていくようにばかり感じるから
Just makes me wanna cry
俺はただ泣きたくなってしまうんだ
What's so funny 'bout peace, love and understanding?
愛、平和、理解し合うことについて語ることの何がそんなにおかしいって言うんだい?
Oh, what's so funny 'bout peace, love and understanding?
あぁ、平和、愛、理解し合うことについて考えることの何がそんなにおかしいって言うのさ
Oh, what's so funny 'bout peace, love and understanding?
あぁ、平和、愛、理解し合うことのいったい何がおかしいって言うのさ
◎Elvis Costello "(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding"の歌詞和訳の解説
曲のテーマについてはすでに前節以前で解説していますが、
歌詞の流れとして見れば、「愛や平和を大事にしようという風潮が失われ、
荒れてしまった世界の中で、『どうして愛や平和は冷笑されなきゃいけないのか』、
『愛や平和を語ることの何がおかしいと言うのか』と社会に抗議している曲」
ということが伝わってこようかと思います。
歌詞の流れにはこれといったひねりはないので、読みやすいかと思います。
この曲は日本ではそこまで有名ではないのですが、
アメリカやイギリスでは反戦ソングの代表的な存在となっています。
サイケデリック時代の曲のようにど真ん中から平和を語るのでもなく、
戦争の悲惨さや邪悪さをひたすら描写するのとも違っていて、
「俺達はもっと堂々と愛や平和について語っていいんだ」
「胸を張って愛や平和を追い求めていいんだ」というメッセージを突き付ける
こうしたスタンスが多くの人の心をつかんでいったということがあるでしょう。
この曲のスタンスは日本においても十分すぎるほどに価値があると思います。
たとえばブルース・スプリングスティーンなどはこの曲を何度もカバーしていますね。
youtubeでこの曲を検索すると数多くのカバーバージョンを見ることができます。
◎文法事項の解説
この曲は文法についてはかなり平易なので解説するところはほぼないのですよね。
第5文型なども使われてはいますが、典型的な使い方なので解説するほどでもないですし。
唯一説明したほうが良さそうな箇所はここぐらいでしょうかね。
>I feel it slipping away
C(補語)が現在分詞となっている第5文型の文と考えていいでしょう。
「itがslip awayしていると感じる」という意味になりますね。
問題はこのitが何を指しているかですが、前文などを見る限り
the harmonyなどの主人公が「大事だと考えているもの」と見られるので、
実際の和訳でもそのあたりがわかりやすくなるようにしてみました。
◎まとめ
この曲のテーマは非常に普遍的で、現代の日本でも、
もちろん他の国でも通じるものがあると強く感じます。
愛とか平和とか、こうしたことを語るとすぐに「キレイゴトだ」と揶揄され、
それを語ること自体を馬鹿にされてしまう風潮は間違いなくありますよね。
そして愛や平和とか、「キレイゴト」というか「綺麗に見えるもの」を冷笑することこそが、
正しい姿勢であり現実主義的であるというアピールにすらなってしまったりします。
そうした風潮は今の日本とも無縁とは決して言えないでしょう。
この曲はまさにいつの時代にもどこの国にも生まれてくるそうした風潮に対して、
「愛や平和や理解し合うことについて語ることの何がおかしいって言うんだい?」
という問いをつねに投げかけてくれている曲だと言っていいでしょう。
それでは最後にこの曲の原曲バージョン、
すなわちニック・ロウがやっていたBrinsley Schwarzバージョンを貼って記事を締めるとしましょう。
Brinsley Schwarz - (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding (1974) [Pub Rock]
綿麺 焦がしラード鯵煮干豚骨 ~旭川ラーメン蜂屋さまリスペクト~
ひさしぶりの限定ラーメンを求めて綿麺へと行ってまいりました!
今回は以前に登場した低加水ちぢれ麺を使った限定とのことです!
あの低加水ちぢれ麺がまた食べられるというだけでも行く価値がありますね!
さて、今回の限定ラーメンでは大きく注目すべきポイントがあります!
それは「旭川ラーメン 蜂屋」へのリスペクトラーメンということです!
しかもこれは「蜂屋」さんに許可を取ってのリスペクトになるようです!
「蜂屋」は旭川ラーメンを代表するお店の一つですね!
1947年開店ということで、かなり歴史のあるお店となります!(*゚ー゚)
本州における旭川ラーメンのイメージはもともとかなり曖昧でしたが、
実際には「豚骨と魚介のダブルスープ」と「たっぷりのラード」という、
かなり特徴的な構成になっているラーメンが一般的なようです!
「たっぷりのラード」は札幌味噌ラーメンとも共通する点ですね!
これはやはり寒い地域ならではの熱さを保つための知恵なのでしょう!
しかし「蜂屋」の場合はもうちょっと個性的な要素があるのですよね!
このあたりについてはスープの項目の中で見ていきましょう!
ということで、「焦がしラード鯵煮干豚骨」がやってまいりました!
やはり何より目を引くのは表面に浮かぶ焦がし系のオイルですよね!
まずはスープですが・・・おぉ、これはたしかに「蜂屋」を強く連想させます!(●・ω・)
自分は一応カップ麺では「蜂屋」のラーメンを食べたことがあって、
その味がかなり個性的だったのでけっこう印象に残っているのですよね!
一言で言うと「焦がし魚介感」のような感じがすごく強いスープなのです!
でもって、この魚介感もまた他のラーメンでは味わえないタイプのものです!
この正体は「鯵煮干」と「焦がしラード」の融合によって生まれたものです!
一般的に煮干というとイワシの煮干が使われることが多いのですが、
「蜂屋」では「アジの煮干」を使うのでこれが一つの個性となります!
普通の煮干よりも香ばしさ感がやや強めと言っていいでしょうかね!
そしてここに焦がしラードが合わさると、魚介を焦がしたような、
「アジ煮干を焼いたような」香ばしさと旨味がそこに出てくるのです!
この強めの香ばしさと魚介の旨み、そして焦がしに通じる軽い苦み、
このアクセントこそが今回のラーメンで再現したかったポイントで、
なおかつそれは思っていた以上にしっかりと実現していましたね!
豚骨と魚介を合わせること自体は綿麺の得意分野ではあるのですが、
それとは全く違うアプローチでの豚骨魚介と言っていいものでしたね!
そしてこのほんのりビターな味わいは多少好みも分かれるでしょうが、
それでこそ「蜂屋らしさの再現」なので、すごく面白かったですね!
トッピングはレアチャーシュー、メンマ、ねぎとなっています!
やや大きめのねぎとメンマが乗っているのは「蜂屋」と共通ですね!
ただこのあたりの具材のチョイスや味付けは綿麺らしさがあります!
そしてレアチャーシューは完全に綿麺の領域のものですね!(*゚◇゚)
レアチャーシューは限定ラーメンではカットの厚みを細かく変えていて、
それがピタッとハマるときもあればそうでないときもあるのですが、
今回のレアチャーシューはスープとバシッと合っていましたね!
豚骨魚介のスープと相性がいいというのもあるかもしれませんね!
やや厚めのレアチャーシューがすごくいい仕事をしていました!
そして今回のもう一つの主役がこの低加水ちぢれ麺です!
これはもともとこの限定ラーメンのために作られた麺のようですね!
それが先行的に少し前に麺だけで登場したということのようです!
調べてみると「蜂屋」も低加水麺を使っているそうなのですね!(=゚ω゚)
ビジュアルもかなり近く、こちらがややいくぶん太いぐらいの違いですかね!
なので、これは麺についても「蜂屋」リスペクトと言っていいでしょう!
この麺が非常に面白く、一般的な低加水麺のパツパツ感とは異なり、
多加水麺とも異なる独自の弾力やプリ感を見せてくれているのですね!
これは非常に面白い麺で、今後の登場にも期待したくなる秀作ですね!
「鯵煮干」「焦がしラード」「低加水ちぢれ麺」という、
「蜂屋」の個性をしっかりとリスペクトした内容になっていて、
そして何よりスープの風味の再現度の高さが素晴らしかったです!
一口目のガーンと来る「香ばしいビターな魚介感」は見事でしたね!
綿麺の力のこもった限定をしっかりと楽しむことができました!(゚x/)モキシーヌ
お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
今回は以前に登場した低加水ちぢれ麺を使った限定とのことです!
あの低加水ちぢれ麺がまた食べられるというだけでも行く価値がありますね!
◎「蜂屋」とは?
さて、今回の限定ラーメンでは大きく注目すべきポイントがあります!
それは「旭川ラーメン 蜂屋」へのリスペクトラーメンということです!
しかもこれは「蜂屋」さんに許可を取ってのリスペクトになるようです!
「蜂屋」は旭川ラーメンを代表するお店の一つですね!
1947年開店ということで、かなり歴史のあるお店となります!(*゚ー゚)
本州における旭川ラーメンのイメージはもともとかなり曖昧でしたが、
実際には「豚骨と魚介のダブルスープ」と「たっぷりのラード」という、
かなり特徴的な構成になっているラーメンが一般的なようです!
「たっぷりのラード」は札幌味噌ラーメンとも共通する点ですね!
これはやはり寒い地域ならではの熱さを保つための知恵なのでしょう!
しかし「蜂屋」の場合はもうちょっと個性的な要素があるのですよね!
このあたりについてはスープの項目の中で見ていきましょう!
ということで、「焦がしラード鯵煮干豚骨」がやってまいりました!
やはり何より目を引くのは表面に浮かぶ焦がし系のオイルですよね!
◎スープ - 鯵煮干と焦がしラードの融合した「香ばしい魚介感」がすごい
まずはスープですが・・・おぉ、これはたしかに「蜂屋」を強く連想させます!(●・ω・)
自分は一応カップ麺では「蜂屋」のラーメンを食べたことがあって、
その味がかなり個性的だったのでけっこう印象に残っているのですよね!
一言で言うと「焦がし魚介感」のような感じがすごく強いスープなのです!
でもって、この魚介感もまた他のラーメンでは味わえないタイプのものです!
この正体は「鯵煮干」と「焦がしラード」の融合によって生まれたものです!
一般的に煮干というとイワシの煮干が使われることが多いのですが、
「蜂屋」では「アジの煮干」を使うのでこれが一つの個性となります!
普通の煮干よりも香ばしさ感がやや強めと言っていいでしょうかね!
そしてここに焦がしラードが合わさると、魚介を焦がしたような、
「アジ煮干を焼いたような」香ばしさと旨味がそこに出てくるのです!
この強めの香ばしさと魚介の旨み、そして焦がしに通じる軽い苦み、
このアクセントこそが今回のラーメンで再現したかったポイントで、
なおかつそれは思っていた以上にしっかりと実現していましたね!
豚骨と魚介を合わせること自体は綿麺の得意分野ではあるのですが、
それとは全く違うアプローチでの豚骨魚介と言っていいものでしたね!
そしてこのほんのりビターな味わいは多少好みも分かれるでしょうが、
それでこそ「蜂屋らしさの再現」なので、すごく面白かったですね!
◎トッピング - こちらは綿麺らしさをしっかり演出
トッピングはレアチャーシュー、メンマ、ねぎとなっています!
やや大きめのねぎとメンマが乗っているのは「蜂屋」と共通ですね!
ただこのあたりの具材のチョイスや味付けは綿麺らしさがあります!
そしてレアチャーシューは完全に綿麺の領域のものですね!(*゚◇゚)
レアチャーシューは限定ラーメンではカットの厚みを細かく変えていて、
それがピタッとハマるときもあればそうでないときもあるのですが、
今回のレアチャーシューはスープとバシッと合っていましたね!
豚骨魚介のスープと相性がいいというのもあるかもしれませんね!
やや厚めのレアチャーシューがすごくいい仕事をしていました!
◎麺 - 低加水ちぢれ麺の弾け具合がたまらない
そして今回のもう一つの主役がこの低加水ちぢれ麺です!
これはもともとこの限定ラーメンのために作られた麺のようですね!
それが先行的に少し前に麺だけで登場したということのようです!
調べてみると「蜂屋」も低加水麺を使っているそうなのですね!(=゚ω゚)
ビジュアルもかなり近く、こちらがややいくぶん太いぐらいの違いですかね!
なので、これは麺についても「蜂屋」リスペクトと言っていいでしょう!
この麺が非常に面白く、一般的な低加水麺のパツパツ感とは異なり、
多加水麺とも異なる独自の弾力やプリ感を見せてくれているのですね!
これは非常に面白い麺で、今後の登場にも期待したくなる秀作ですね!
◎まとめ - 「蜂屋」へのリスペクトがしっかり伝わる一杯
「鯵煮干」「焦がしラード」「低加水ちぢれ麺」という、
「蜂屋」の個性をしっかりとリスペクトした内容になっていて、
そして何よりスープの風味の再現度の高さが素晴らしかったです!
一口目のガーンと来る「香ばしいビターな魚介感」は見事でしたね!
綿麺の力のこもった限定をしっかりと楽しむことができました!(゚x/)モキシーヌ
お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
今日の料理 第56回 2024/11/23~11/27
さて、今日も最近作った料理を紹介していくのですが、
今回の記事はちょっと変則的になっているのですよね!
というのも、3日分の料理を一度に作って
3日間それぞれ違った形で食べたというケースがあるので、
それをどう紹介するかというのが多少テーマになりましたので!
冬になるとこうした料理の作り方をするケースがたぶん増えますね!(*゚ー゚)
もともとうちの家では八宝菜を本気で作ると大量にできるのですよね!
というのも、使う材料の種類が多いので1日では消費できないのです!
なので初日は普通に食べて、2日目は皿うどんとして食べて、
3日目は中華丼として食べるというのが定番になっています!
母が作っていた頃は和風だしにごま油でアクセントをつける感じでしたが、
自分が作るようになってからは鶏ガラ+海鮮系+和風だしをミックスさせ、
さらにオイスターソースなども加えて和風と中華の両方の要素を持たせています!
そして八宝菜を作るときにはウズラの卵とたくさんの海老が欠かせませんね!
この豪華さによって食べごたえを演出するというのが定番になっています!(=゚ω゚)
こうした料理を作り始めると冬が近づいてきたなぁというふうに思いますね!
これは豆腐を使った中国の家庭料理として有名なものですね!
中国では麻婆豆腐よりもこちらのほうが有名とも言われています!
発祥は四川省なのでピリ辛系の味付けが基本ではあるようですが、
醤油やオイスターソースを使った広東系の味付けもあるようで、
日本ではむしろそちらのほうがポピュラーではあるようです!
一言で言うと「揚げ豆腐と豚肉と野菜の炒め物」なのですが、
けっこうしっかりと豆腐を揚げるという手順が入ることから、
日本だと厚揚げを使うと手軽に作れるという利点があります!
ということで、自分も今回は厚揚げを使って作ってみました!(*゚◇゚)
そして例によって自分は四川料理好きなので、味付けも四川風です!
豆板醤・トウチ・醤油・香味野菜を組み合わせたタレとなっています!
日本で作る四川料理としては珍しく甜麺醤が入らないのが特徴です!
野菜は参考にしたレシピ動画と同様にシンプルにニラだけにしました!
日本で家常豆腐を作る人はもっと具だくさんなことが多いようですが!
しかしこれ、びっくりするほどにご飯が進む味わいなのですよね!
「厚揚げをこんなにおいしく食べる方法があるとは!」と驚きました!
これは今後うちの家のピリ辛中華の定番の一つになること間違いなしです!
かつては野菜炒めは自分としては苦手料理だったのですが、すっかり克服しました!
昔は醤油を前面に出し過ぎていたので塩辛かったのですよね!
そこで醤油は仕上げの塩分調整のためだけに使うようにして、
味付けは和風だしと鶏ガラをガツンと効かせることにしました!
要するにだしでほとんど味を決めってしまったうえで、
仕上げにちょこっと醤油を使うという方法ですね!(`・ω・´)
似た方法で中華風の野菜炒めもできそうなのでやってみたいですね!
具材は豚肉と海老を両方入れると豪華さが出ていいですね!
今回紹介したメインは八宝菜ですが、最優秀料理は「家常豆腐」ですね!
これはちょっと自分の中での豆腐の概念が変わったと言いますか、
「豆腐(厚揚げ)って炒め料理にするとこんなにおいしいの?」
というある種のカルチャーショックのようなものを味わいましたね!
豆腐という素材の持っている可能性の高さを感じたと言っていいですね!
ということで、これからもいろんな料理を楽しんでまいります!(゚x/)モキシーヌ
今回の記事はちょっと変則的になっているのですよね!
というのも、3日分の料理を一度に作って
3日間それぞれ違った形で食べたというケースがあるので、
それをどう紹介するかというのが多少テーマになりましたので!
冬になるとこうした料理の作り方をするケースがたぶん増えますね!(*゚ー゚)
11/23 - 八宝菜
11/24 - 皿うどん
11/25 - 中華丼
もともとうちの家では八宝菜を本気で作ると大量にできるのですよね!
というのも、使う材料の種類が多いので1日では消費できないのです!
なので初日は普通に食べて、2日目は皿うどんとして食べて、
3日目は中華丼として食べるというのが定番になっています!
母が作っていた頃は和風だしにごま油でアクセントをつける感じでしたが、
自分が作るようになってからは鶏ガラ+海鮮系+和風だしをミックスさせ、
さらにオイスターソースなども加えて和風と中華の両方の要素を持たせています!
そして八宝菜を作るときにはウズラの卵とたくさんの海老が欠かせませんね!
この豪華さによって食べごたえを演出するというのが定番になっています!(=゚ω゚)
こうした料理を作り始めると冬が近づいてきたなぁというふうに思いますね!
11/26 - 家常豆腐(ジャーチャン豆腐)
これは豆腐を使った中国の家庭料理として有名なものですね!
中国では麻婆豆腐よりもこちらのほうが有名とも言われています!
発祥は四川省なのでピリ辛系の味付けが基本ではあるようですが、
醤油やオイスターソースを使った広東系の味付けもあるようで、
日本ではむしろそちらのほうがポピュラーではあるようです!
一言で言うと「揚げ豆腐と豚肉と野菜の炒め物」なのですが、
けっこうしっかりと豆腐を揚げるという手順が入ることから、
日本だと厚揚げを使うと手軽に作れるという利点があります!
ということで、自分も今回は厚揚げを使って作ってみました!(*゚◇゚)
そして例によって自分は四川料理好きなので、味付けも四川風です!
豆板醤・トウチ・醤油・香味野菜を組み合わせたタレとなっています!
日本で作る四川料理としては珍しく甜麺醤が入らないのが特徴です!
野菜は参考にしたレシピ動画と同様にシンプルにニラだけにしました!
日本で家常豆腐を作る人はもっと具だくさんなことが多いようですが!
しかしこれ、びっくりするほどにご飯が進む味わいなのですよね!
「厚揚げをこんなにおいしく食べる方法があるとは!」と驚きました!
これは今後うちの家のピリ辛中華の定番の一つになること間違いなしです!
11/27 - 野菜炒め
かつては野菜炒めは自分としては苦手料理だったのですが、すっかり克服しました!
昔は醤油を前面に出し過ぎていたので塩辛かったのですよね!
そこで醤油は仕上げの塩分調整のためだけに使うようにして、
味付けは和風だしと鶏ガラをガツンと効かせることにしました!
要するにだしでほとんど味を決めってしまったうえで、
仕上げにちょこっと醤油を使うという方法ですね!(`・ω・´)
似た方法で中華風の野菜炒めもできそうなのでやってみたいですね!
具材は豚肉と海老を両方入れると豪華さが出ていいですね!
◎今回の最優秀料理
今回紹介したメインは八宝菜ですが、最優秀料理は「家常豆腐」ですね!
これはちょっと自分の中での豆腐の概念が変わったと言いますか、
「豆腐(厚揚げ)って炒め料理にするとこんなにおいしいの?」
というある種のカルチャーショックのようなものを味わいましたね!
豆腐という素材の持っている可能性の高さを感じたと言っていいですね!
ということで、これからもいろんな料理を楽しんでまいります!(゚x/)モキシーヌ