それっ!それっ!Gフレーム
前に続き、Gフレームで制作した『惑星ロボダンガードA』の紹介の続き。
このようになりました。
前後
横と、背部外し。
正面
背部は、差し替えも検討したのですが、ガードランチャーを取り付ける部分をアーム式にして、真後ろから見た限り、劇中に近いようにして、結局完全変形っぽくしました。
頭部。
劇中や、旧玩具ギミックでは、がらんどうに近い上半身に、下半身パーツを差し込む事によって、頭部が出てくるのですが、Gフレームでは当然再現出来ないので、頭部は出しっぱです。
造った当初は、アオシマ合体式で、頭部剥き出しまんまにしていたのですが、首部分を後ろに倒し、回転させて、顔面を隠すようにしました。
そして、剥き出し頭部は、大仏頭・・・・・ではないにしろ、0.3mmプラ板を丸めて造ったので、頭カラッポです・・・・・・(汗)。
可動
Gフレームが素体なので、可動は文句なしなだけではなく、世界で最も可動範囲が広いダンガードAになったと思いますが、サテライザーへの変形では、足首部分の負荷が大きく、両脚とも千切れてしまいました・・・・・・。
結局瞬間接着剤で、くっつけて、可動も出来るようにはしましたが。
新旧玩具と同じように、主翼を展開出来ます。
こうやって
高速飛行形態も
テレポーションパンチ。
いわゆるロケットパンチなのですが、ネーミングから瞬間移動して相手を殴るパンチと錯覚しますよね・・・・・・・。
コズモアロー
両脚のプロテクター(?)を外して、斬撃武器として用います。
ダブルシャフト
コズモアローを二本繋げた形態。
可動が広いので、こういうポーズも
とゆーか
ダンガードA自体、設定身長200mというオーバースケールなのですが、劇中では、あんまりその巨大感を強調していなかったせいか、その当時の50m大ロボットと同じような感じで動いていたので、そんなばかでかいサイズなどとは知りませんでした。
だから、こういうポーズもどうなのかな?
パルサーカノン
胸部が開いて発射される光線砲ですが
アルカディア号の主砲名称もそれなので、「なんで?」と、これまた後で思ったのでした。
そういうダンガードAは、次回も比較紹介。
Gフレームでまっしぐら
前回載せたGフレームでの改造ロボットは、故松本零士原作にして、唯一の巨大ロボットアニメと云われる『惑星ロボダンガードA(エース)』(1977)でした。
ダンガードAを知らない人の為に説明すると、遙か未来、地球に緑溢れた美しい惑星「プロメテ」が接近してきて、そのプロメテの調査の為に名宇宙パイロットと云われた「一文字断鉄」が向かったのですが、謎の事故を起こし、調査隊は全滅して、断鉄は行方不明になり、世間は断鉄が「調査隊を見棄てて逃げた臆病者」と罵り、その一人息子の「一文字タクマ(CV:神谷明)」も、冷たい視線を浴びせられていき、身寄りが無いタクマは、断鉄の親友だった「大江戸博士(CV:富田耕生)」に引き取られました。
それから10年後、成長したタクマは父の汚名を返上する為、父を越える宇宙パイロットとなる為、ガールフレンドの「霧野リサ(CV:吉田理保子)」の励ましや、競争相手の「伴太(CV:)大竹宏」と「秀人(CV:古川登志夫)」と競い合い、更に鉄仮面を被った謎の男「キャプテン・ダン(CV:柴田秀勝)」の厳しい訓練指導を受けながら、プロメテを目指す訓練を続け、プロメテへ向かう超巨大宇宙船「ジャスダム」の建造、その搭載機であり、全長200mもある巨大ロボット「ダンガードA」に変形する「サテライザー」の操縦者になっていきます。
しかし、地球、そしてプロメテは優れたエリート達によって統治していくべきだと主帳するジャスダムの敵対勢力で「ドップラー教授(CV:銀河万丈)」率いる「ドップラー軍団」との戦いも展開していく・・・・・・・というものになっていて、しかも、ドップラーこそタクマの父に汚名を着せた張本人だったという内容でした。
まずは、それの変形形態であるサテライザーの紹介。
サテライザー
背部に載る下半身パーツから伸びる部分はオミットし、アームを自作し、その先にガードランチャーを付けるようにしました。
真横
劇中のようにして腕部分を外していますが、腕を付けて、変形優先時にも出来ます。
このように
後ろ向き
こうすれば一応
変形パーツが余らなくなります。
超合金魂版のように、拳だけ取り外して、Gフレーム改造バイオジェットみたいにも出来ます。
ガードランチャー
ダンガードAの頭部(正確にはメット)に変形する、マジンガーZでいえば、パイルダーに当たるメカです。
0.5mm金属棒で、コクピット部の可動軸を付けて、変形時に軸回転するようにしました。
それでは
タクマ「オープンサテライザー!」
分離
タクマ「チェンジダンガードセットオン!!」
こうして完成。
次回はダンガードA紹介。
絶滅危惧種たち
北海道大学函館水産学部の「北水祭」では、かつては身近な存在だったものの、今では絶滅危惧種となった生物も展示されていました。
イトウ
イトウはレア魚なので、身近とはいえないのですが、現在ではそのイトウの仲間入りをしてしまったようなのが、身近な二種の魚なのです。
メダカ
元々北海道には居ないとされているメダカですが、環境がよい小川などでは見かける事があり、ホントは北海道に居たのかもしれないです。
近年では、キリギリスのように2種に分けられ、「キタノメダカ Oryzias sakaizumii 」と「ミナミメダカ Oryzias latipes 」に整理されたようですが、ペット用はともかく、野生固体は見つける事すら難しくなっている模様です。
これはニホンウナギ
身近な魚と思っていたら、絶滅危惧種になっている意味では、やるせない気持ちになります。
わたしゃ、ウナギが嫌いな訳では無いのですが、無理して食べたいとも思っていないので、少しは食べるの我慢出来ないのかな?と思います。
ニホンウナギ Anguilla japonica
脊椎動物門 硬骨魚網 ウナギ目 ウナギ科
単に「ウナギ」とも呼ばれ、体長最大1m程になる日本全土に生息するウナギの代表種で、昔は河川で採られていた事から、川魚というイメージが強かったが、近年の生態調査で、グアムやマリアナ諸島付近の深海で産卵し、そこでレプトケファルスと呼ばれる幼魚として誕生し、サメ類の卵や、プランクトンなどを食べて成長し、いわゆる「シラスウナギ」と呼ばれる姿となって海流に乗って日本近海にやってきて、やがて河川を遡上し、そこで見慣れた細長い姿の成魚へと成長することや、遺伝解析の結果、類似した形態にアナゴ類やウツボ類より、奇妙な形状の深海魚として有名なフクロウナギ Eurypharynx pelecanoides に近い事から、現在は深海魚として分類されている。
成魚は夜行性で、昼間は上流~中流部の岩や倒木の下に潜み、夜になると、餌であるカニやエビ、小魚などを求めて徘徊するようになる。ヌルヌルした粘液を流す体表は、その粘液で皮膚呼吸も出来るようになっており、陸上でも短い期間ならば、移動して別な水場へと行くことも可能となる。やがて成長しきると再び生まれ故郷であるグアムやマリアナ諸島沖の深海に向かう為、川を下り、再び海流に乗って産卵地へと赴き、そこで産卵して一生を終える。
蒲焼きとして「土曜の丑の日」などで食用にされ、生食は血液に毒があることから危険で、そうした調理法が古来から風習として続いてきたが、幼魚、成魚とも乱獲され、生息地も破壊された事や、生殖繁殖が現在の技術でも確立されていない事から数が激減し、現在でも食用魚でありながら、EN(絶滅危惧ⅠB種(近い将来に絶滅する可能性が高い))指定。
鯨の骨
昨年、北海道大学函館水産学部で開かれていた「北水祭」紹介の続き。
これはニタリクジラの全身骨格
同大学で保管している生物標本の中では、最大級となります。
体長12mほど
以前は同大学構内の水産資料館に展示されていましたが、そこが老朽化で解体されたので、屋外展示。
横では納まらないので、縦に並べてみました。
加工してみると、こんな感じ。
鯨類資料コーナーの黒板に描かれたミンククジラのイラスト
こちらも
これはそのミンククジラの顎の骨。
ヒゲクジラの仲間では小型の部類とは言え、顎の骨の長さだけで1m近くありました。
カマイルカの骨
この種は、津軽海峡では最も多く見られるクジラ類とのこと。
カマイルカの他に
イシイルカの全身骨格も
これは、シャチの赤ちゃんの頭蓋骨。
不幸にも病気で死んだシャチの赤ちゃんも、このような感じで展示されていました。
これがそのシャチの歯。
人の指と比べても、その大きさと鋭さが判ります。
WARNING!!
A.HUGE.BATTLE.SHIP
GREAT THING
IS.APPROACHING.FAST
という具合に・・・・・・。
マッコウクジラの歯
ハクジラ類最大種だけあって、やはり歯のスケールが違いました。
グレートシングの一部も見られたのでした。