中国は日本の実効支配を容認している
- 2019/03/30
- 04:10
中国は日本の実効支配を容認している
2015/07/23 05:17textream
ewkwfc
イギリスの公文書が機密指定を解除され、1982年に当時の鈴木善幸首相がサッチャー首相に対して、鄧小平との交渉で尖閣問題は実質的に棚上げされたと語っていたことが明らかになった。
いいかい。日本政府は国民に嘘を付き続けていたことが明らかになっているんだよ。
尖閣の領有権問題は棚上げにしましょうということになっているから、中国は両国間には解決するべき領土問題は存在しないという菅内閣の閣議決定に反発し、中国漁船による衝突事件が起こったわけ。
また、野田内閣は国有化に動いて意図的に中国を刺激して反発を誘発した。
棚上げの合意があったからこそ、中国は棚上げの原則に立ち返るべきだと主張しているんだよ。
棚上げにするということは、日本の実効支配が継続するということだよ。
つまりね、中国は領有権を主張しつつも、日本の実効支配を容認しているわけ。
それなのに、どうして日本政府は対立を煽るのだろうか?
政府は、東シナ海のガス田開発を巡り、新たに12基の構造物を建設しているとして航空写真を外務省のホームページで公表し、菅官房長官は極めて遺憾と発言した。
またまた、こんなものを持ち出して中国脅威論を煽っている。
今度の目的は、国民世論を反中国に誘導して、所謂安保関連法案への理解を高めるためだろう。
冷静に考えてごらん。
中国が開発している地点は、日本が主張している中間線の数キロも手前なんだよ。
中国は、自国が主張している中間線内で開発を行っているのではなく、日本が主張している中間線の外側で行っているわけ。
かつて日本は、資源がストローのように吸い取られると中国の開発を批判したが、中国側の鉱区は日本が主張する中間線の5キロも内側にあり、日本の批判は資源開発の常識を無視するものだったんだよ。
国民が無知だから、政治家は馬鹿な国民を誘導しようとするんだよ。