21: 2010/11/18(木) 15:50:27.49 ID:aL0WdT20
佐天さんとハワイアンとそげぶは知り合いという設定です。
22: 2010/11/18(木) 15:52:32.87 ID:aL0WdT20
佐天「うーいーはーるぅー」
初春「いやっ……来ないでください……!」
佐天「やっと追いついた、もう逃げられないよー?」
初春「どうしちゃったんですか佐天さん!! 正気とは思えません!」
佐天「初春こそどうしたの? 上条さんから逃げ出すなんて。上条さん、傷ついてたよ?」
初春「当たり前ですよ! あんな変Oに、あんなこと言われたら
逃げるのが当然じゃないですか!」
初春「あんな――――『パンツ食ってあげる』だなんて!!」
佐天「んー? なんでさ。上条さんがパン作ってくれるならいいじゃん」
初春「やっぱりおかしいです……佐天さんはあの人に何をされたんですか?」
佐天「別に何もされてないよ? これからサービスしてもらうんじゃない……私も、初春も」
初春「いやっ! 絶対に嫌です!」
初春(おかしい……やっぱり変……もしかしたら精神に干渉する類の能力で操られているのかも)
初春「いやっ……来ないでください……!」
佐天「やっと追いついた、もう逃げられないよー?」
初春「どうしちゃったんですか佐天さん!! 正気とは思えません!」
佐天「初春こそどうしたの? 上条さんから逃げ出すなんて。上条さん、傷ついてたよ?」
初春「当たり前ですよ! あんな変Oに、あんなこと言われたら
逃げるのが当然じゃないですか!」
初春「あんな――――『パンツ食ってあげる』だなんて!!」
佐天「んー? なんでさ。上条さんがパン作ってくれるならいいじゃん」
初春「やっぱりおかしいです……佐天さんはあの人に何をされたんですか?」
佐天「別に何もされてないよ? これからサービスしてもらうんじゃない……私も、初春も」
初春「いやっ! 絶対に嫌です!」
初春(おかしい……やっぱり変……もしかしたら精神に干渉する類の能力で操られているのかも)
23: 2010/11/18(木) 15:54:03.89 ID:aL0WdT20
初春「佐天さん、ごめんなさい!」ドンッ
佐天「きゃっ!?」
タッタッタ……
佐天「逃げられちゃった……あ、上条さん!」
上条「佐天、あの子は?」
佐天「……あっちに行っちゃいました」
上条「うーん、そりゃ残念だ。そんなに嫌だったなんて上条さんはショックですよ」
上条「上条さんとしては迷惑かけたお詫びにパン作ってあげたかっただけなんだけどなあ」
佐天「……それが、何だか様子がおかしくて」
上条「ん? どういうことだ?」
佐天「初春、人が変わったみたいに大声だして……私のことも、何ていうか、汚らわしいものを見るような目で……」
佐天「……私、なにか初春に嫌われるようなことしたかなあ……」
上条(……能力者に操られているのか? それともまさか――――魔術師が!?)
佐天「私もう一度、初春を追い掛けてきますね。すみません、ご迷惑をおかけして……それじゃあさようなら」
上条「待てよ。俺も手伝う」
佐天「……えっ? でも……」
上条「俺が何とかしてやる! だからさ……」
上条「――――そんな泣きそうな顔するなよな」
佐天「そうですか、ありがとうございます。手分けして探しましょう」
佐天「きゃっ!?」
タッタッタ……
佐天「逃げられちゃった……あ、上条さん!」
上条「佐天、あの子は?」
佐天「……あっちに行っちゃいました」
上条「うーん、そりゃ残念だ。そんなに嫌だったなんて上条さんはショックですよ」
上条「上条さんとしては迷惑かけたお詫びにパン作ってあげたかっただけなんだけどなあ」
佐天「……それが、何だか様子がおかしくて」
上条「ん? どういうことだ?」
佐天「初春、人が変わったみたいに大声だして……私のことも、何ていうか、汚らわしいものを見るような目で……」
佐天「……私、なにか初春に嫌われるようなことしたかなあ……」
上条(……能力者に操られているのか? それともまさか――――魔術師が!?)
佐天「私もう一度、初春を追い掛けてきますね。すみません、ご迷惑をおかけして……それじゃあさようなら」
上条「待てよ。俺も手伝う」
佐天「……えっ? でも……」
上条「俺が何とかしてやる! だからさ……」
上条「――――そんな泣きそうな顔するなよな」
佐天「そうですか、ありがとうございます。手分けして探しましょう」
24: 2010/11/18(木) 15:55:06.94 ID:aL0WdT20
初春「はあっ、はあっ……一応は、逃げられた、みたい……」
初春(でもどうしよう、能力者に操られているなら私なんかじゃ手の出しようがない……)
初春「とりあえず、ジャッジメントに……白井さんに連絡しよう」
プルプルプルガチャ
白井『もしもし、どうかしたんですの初春?』
初春「あ、白井さん! 力を貸してください! 佐天さんの様子が変なんです!」
白井『佐天さんが!? 詳しく話して頂けます?』
初春「は、はい実は――――」
初春「――――と、いうわけで佐天さんは、パンツ食ってもらうとか言って喜んでて……明らかにおかしいんです」
初春「きっと佐天さんは能力か何かで操られているんじゃないかと……白井さん? 聞いてますか?」
白井「……佐天さんはパン作ってもらうと、そう言っていたんですの? それだけ?」
初春「あ、他にも『お返しに私もパンツ食ってあげる』とか、すごい楽しそうにはしゃいでて……私もう怖くて――――」
白井「初春……落ち着いて聞いていただきたいのだけれど」
初春「は、はい」
白井「それは貴女の方がおかしいと思いますわ」
初春「――――え……?」
初春(でもどうしよう、能力者に操られているなら私なんかじゃ手の出しようがない……)
初春「とりあえず、ジャッジメントに……白井さんに連絡しよう」
プルプルプルガチャ
白井『もしもし、どうかしたんですの初春?』
初春「あ、白井さん! 力を貸してください! 佐天さんの様子が変なんです!」
白井『佐天さんが!? 詳しく話して頂けます?』
初春「は、はい実は――――」
初春「――――と、いうわけで佐天さんは、パンツ食ってもらうとか言って喜んでて……明らかにおかしいんです」
初春「きっと佐天さんは能力か何かで操られているんじゃないかと……白井さん? 聞いてますか?」
白井「……佐天さんはパン作ってもらうと、そう言っていたんですの? それだけ?」
初春「あ、他にも『お返しに私もパンツ食ってあげる』とか、すごい楽しそうにはしゃいでて……私もう怖くて――――」
白井「初春……落ち着いて聞いていただきたいのだけれど」
初春「は、はい」
白井「それは貴女の方がおかしいと思いますわ」
初春「――――え……?」
25: 2010/11/18(木) 15:56:18.71 ID:aL0WdT20
白井「操られているのだとしたら、それはむしろ貴女の方ですわ。今からそちらへ向かいますから――――」
初春「っ……嫌っ!」
ブチッツーツーツー(通話終了)
初春「そ、そんな……白井さんまでおかしくなってる……!?」
プルプルプル
初春「ひっ! 白井さんから電話が……!」
初春「!!……携帯電話を持っていたらGPSで居場所を割り出されちゃう……!」
初春「これはここに捨てて……早く逃げなきゃ!」
初春「あの様子じゃ、白井さんに捕まっても何をされるか分からない……いったい誰を頼れば良いの?」
初春「……何だか道行く人が皆、おかしくなってるんじゃないかって思えてきた……」
初春「怖いよ……どうしてこんなことになっちゃったの……?」
初春「……あっ……あそこにいるのは!」
初春「御坂さん!! 力を貸してください!」
御坂「えっ!? そんなに慌ててどうしたの?」
初春「佐天さんが……白井さんが……とにかく皆が変なんです!」
御坂「落ち着いて? ちゃんと話してくれなきゃ分からないわ」
初春「は、はい……」
初春「っ……嫌っ!」
ブチッツーツーツー(通話終了)
初春「そ、そんな……白井さんまでおかしくなってる……!?」
プルプルプル
初春「ひっ! 白井さんから電話が……!」
初春「!!……携帯電話を持っていたらGPSで居場所を割り出されちゃう……!」
初春「これはここに捨てて……早く逃げなきゃ!」
初春「あの様子じゃ、白井さんに捕まっても何をされるか分からない……いったい誰を頼れば良いの?」
初春「……何だか道行く人が皆、おかしくなってるんじゃないかって思えてきた……」
初春「怖いよ……どうしてこんなことになっちゃったの……?」
初春「……あっ……あそこにいるのは!」
初春「御坂さん!! 力を貸してください!」
御坂「えっ!? そんなに慌ててどうしたの?」
初春「佐天さんが……白井さんが……とにかく皆が変なんです!」
御坂「落ち着いて? ちゃんと話してくれなきゃ分からないわ」
初春「は、はい……」
26: 2010/11/18(木) 15:58:02.73 ID:aL0WdT20
初春「――――というわけで……って御坂さん? あの、そんな怖い顔してどうしたんですか?」
御坂「貴女は何故、当麻を拒絶するの」
初春「え?」
御坂「当麻にパンツ食ってもらえるなんて最高のご褒美じゃない」
初春「……そん……な……御坂さんも……おかしく……?」
御坂「それは違うわ」
御坂「――――おかしいのは、貴女なのよ」
初春「……おかしいのは、わたし……?」
初春「………………あれ?」
初春「あはあはあはは――――?」
初春「パンツくってもらえるのは、シアワセ?」
初春「おかえしに、パンツくってゴホウシ?」
御坂「そうよ、それが正しいの」
初春「あはは、なんだ、そうだったんですかぁー」
初春「パンツくってもらって、パンツくってあげる」
初春「あはは、なんだかかんがえただけでポカポカしてきました、ほおんされてるみたいです」
御坂「……あ、ほら、ちょうど当麻が向こうから来たわ。ちゃんとパンツ食ってもらって、一人前になってね?」
初春「いいんですか? 御坂さんもたべてもらいたいんじゃないんですか?」
御坂「いいのよ、だって私たち――――友達でしょ?」
御坂「貴女は何故、当麻を拒絶するの」
初春「え?」
御坂「当麻にパンツ食ってもらえるなんて最高のご褒美じゃない」
初春「……そん……な……御坂さんも……おかしく……?」
御坂「それは違うわ」
御坂「――――おかしいのは、貴女なのよ」
初春「……おかしいのは、わたし……?」
初春「………………あれ?」
初春「あはあはあはは――――?」
初春「パンツくってもらえるのは、シアワセ?」
初春「おかえしに、パンツくってゴホウシ?」
御坂「そうよ、それが正しいの」
初春「あはは、なんだ、そうだったんですかぁー」
初春「パンツくってもらって、パンツくってあげる」
初春「あはは、なんだかかんがえただけでポカポカしてきました、ほおんされてるみたいです」
御坂「……あ、ほら、ちょうど当麻が向こうから来たわ。ちゃんとパンツ食ってもらって、一人前になってね?」
初春「いいんですか? 御坂さんもたべてもらいたいんじゃないんですか?」
御坂「いいのよ、だって私たち――――友達でしょ?」
27: 2010/11/18(木) 15:59:13.17 ID:aL0WdT20
佐天「おーい初春ー!」
上条「ようやく見つかったか! ってアレ、今ビリビリがいたような……?」
初春「あ、当麻さん……ごめんなさい、逃げまわったりなんかして」
佐天(当麻さん? 急に下の名前で呼ぶなんて……?)
佐天(あ、そっか! きっと初春ったら上条さんのこと……ふふっ)
佐天「なーんだ、心配するほどのことじゃなかったみたいですね?」
上条「ああ、良かった……(魔術師の仕業じゃなかったのか、ふう)」
初春「それであの……当麻さん、今からでもパンツ食ってもらえますか?」
初春「私も、お返しにパンツ食ってみますから。初めてだから下手、かも、しれないですけど、頑張ますから」
上条「お、上条さん的にはそいつは嬉しいですよ! 佐天とどっちが上手く出来るか勝負してみてもいいな!」
佐天「ふふん、初春には負けないよ? 上条さんが腰抜かすくらい上手にパン作っちゃうんだから!」
初春「うふふ、こっちこそ負けませんよ」
上条「よおし、それじゃあウチに帰って――――」
上条「美味しいパン、作ろうぜ!!」
上条「ようやく見つかったか! ってアレ、今ビリビリがいたような……?」
初春「あ、当麻さん……ごめんなさい、逃げまわったりなんかして」
佐天(当麻さん? 急に下の名前で呼ぶなんて……?)
佐天(あ、そっか! きっと初春ったら上条さんのこと……ふふっ)
佐天「なーんだ、心配するほどのことじゃなかったみたいですね?」
上条「ああ、良かった……(魔術師の仕業じゃなかったのか、ふう)」
初春「それであの……当麻さん、今からでもパンツ食ってもらえますか?」
初春「私も、お返しにパンツ食ってみますから。初めてだから下手、かも、しれないですけど、頑張ますから」
上条「お、上条さん的にはそいつは嬉しいですよ! 佐天とどっちが上手く出来るか勝負してみてもいいな!」
佐天「ふふん、初春には負けないよ? 上条さんが腰抜かすくらい上手にパン作っちゃうんだから!」
初春「うふふ、こっちこそ負けませんよ」
上条「よおし、それじゃあウチに帰って――――」
上条「美味しいパン、作ろうぜ!!」
28: 2010/11/18(木) 15:59:53.34 ID:aL0WdT20
以上です!
拙い文章でしたが初恋のドキドキが少しでも皆さんに伝われば嬉しいです!
それでは失礼します!
拙い文章でしたが初恋のドキドキが少しでも皆さんに伝われば嬉しいです!
それでは失礼します!
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