183: 2017/11/30(木) 18:46:07.05 ID:4S5+wzsR0

188: 2017/11/30(木) 19:01:33.52 ID:4S5+wzsR0
赤城「早吸さんこちらです」


早吸「すいません赤城さん遅れちゃって!」


赤城「私も今来た所ですから大丈夫です。さぁ中に入りましょう」


ガラガラ


早吸「赤城さんはどうぞ上座に座って下さい!」


赤城「こんな所で上座も何もないと思うけど…」


早吸「議題も私が書きます!」


下2 二人の議題を

193: 2017/11/30(木) 19:14:36.43 ID:4S5+wzsR0
『議題


ぶっちゃけ燃料入れるガスタンク4棟くらい建造すべきじゃね』


赤城「随分とはっちゃけた書き方ですね…」


早吸「だって私は素直にそう思うんです!赤城さんも同じ意見なんですよね?」


赤城「ええ、それは間違いないと思います」


早吸「ですよね!」


赤城「私達艦娘にとって燃料、弾薬、鋼材、ぼーきさいは非常に重要な物資です。中でも燃料は一番大切だと思いますね」

195: 2017/11/30(木) 19:29:11.81 ID:4S5+wzsR0
すいません速吸の字が違ってました


赤城「燃料さえあれば艤装は動きます。戦闘はできなくても、民間船の曳航等やれることは沢山あります」


赤城「逆に燃料が無ければ、戦闘はおろか逃げることだってできません。なので、燃料の備蓄はいくらあってもいいと思います」


速吸「流石赤城さんです!燃料の大切さをわかってくれるなんて!」


赤城「私達空母にとってはボーキサイトも必要です。でも、燃料が無ければそもそも出撃ができないんです」


速吸「うんうん…」


赤城「速吸さんは何故燃料が大切だと思っているんですか?速吸さんの意見も聞きたいです」


速吸「下2」


下2 速吸の台詞や行動を

199: 2017/11/30(木) 19:37:53.67 ID:4S5+wzsR0
速吸「燃料がなけりゃ決して動かない……その点は、我ら非戦闘艦も一緒ですからね」


赤城「いえいえ、速吸さんは十分に戦力として戦っているじゃないですか」


速吸「……」


赤城「ルート固定にも役立っていると、提督から聞いたことがあります。だから自分のことを非戦闘艦なんて言わないで下さいね?」


速吸「それ……本気で言ってますか?」ワナワナ


赤城「…あら?」

200: 2017/11/30(木) 19:40:38.80 ID:4S5+wzsR0
速吸「積載数は極端に少なくて、私に艦載機を載せると熟練度が落ちるよ笑…なんて言われるんですよ!?」


速吸「ルート固定だって、私を使わないルートの方がこの艦隊にとってはベストなんです!」


速吸「それが……私が役立つ!?」


速吸「ふざけるのも…いい加減に……」ワナワナ


赤城「下2」


下2 赤城の台詞や行動を

203: 2017/11/30(木) 19:49:56.27 ID:4S5+wzsR0
赤城「夏はあなたのおかげで欧州棲姫を倒せたわ」


赤城「あなたがいなかったら、あの難易度で作戦は成功していなかった筈です」


赤城「確かにあなたは特別強くないかもしれない。けど、決して弱くないわ」


赤城「あなたのことを悪く言うなんて、勝手に言わせておけばいいの。その人の方がよっぽど弱いと思うわ」


赤城「だからね?そんなに自分を蔑まないで」


速吸「…下2」


下2 速吸の台詞や行動を

209: 2017/11/30(木) 19:59:31.56 ID:4S5+wzsR0
速吸「あ…あぁ~赤城さああああん」ダラダラ


赤城「もう、綺麗な顔が涙で台無しですよ?」


速吸「だっで…そんなごど言われだこど…ないから…」グシュ


赤城「あぁ鼻水まで…これ、よかったら使って下さい」


速吸「ずみまぜん……」チーン


赤城「泣き止むまで待ってあげますから、ゆっくりと…落ち着いて下さい」

210: 2017/11/30(木) 20:01:52.90 ID:4S5+wzsR0
ーーーーーー
赤城「速吸さん、落ち着きましたか?」


速吸「はい…大変お見苦しい所を…」


赤城「そんなこと気にしてません」


速吸「…ありがとうございます」


赤城「でも…おかげで速吸さんが燃料を大事にしたい理由がわかりました」


速吸「……」

211: 2017/11/30(木) 20:07:05.34 ID:4S5+wzsR0
赤城「速吸さんは、災害や天災に対しての準備の一環で、燃料を過剰な程に備蓄したいんですね?」


速吸「……はい。私は戦闘では全く役に立ちません。でも、こうやって艦娘になったからには、民間の人を一人でも多く救いたいんです」


赤城「日頃出撃している艦娘よりも、普段出撃していない自分の方が多く救える……という考えですね?」


速吸「…皆さんは度重なる出撃で疲れているんです。だから疲れていない私が、休みなくボランティア等をできたら……」


速吸「その為には、やはり大量の燃料が必要だと思ったんです」


赤城「そんなことを思っていたのね…」

212: 2017/11/30(木) 20:10:44.90 ID:4S5+wzsR0
速吸「私…間違ってますか?」


赤城「あなたが役に立たない、という所は間違っているわ」


速吸「あの、でも……」


赤城「速吸さんの考えは立派です。尊敬に値します」


赤城「でも、出撃していないから疲れていないなんて、それは嘘です」


赤城「訓練や演習…あなたが頑張っている所はいつも見ていますよ?」ニコッ


速吸「ありがとう……ございます…」ウルッ

213: 2017/11/30(木) 20:13:09.22 ID:4S5+wzsR0
赤城「でも実際、提督に燃料の過剰な備蓄を求めても、採用されるかはわかりません」


速吸「やっぱりバランスがいいのが一番ですからね」


赤城「でもやはり燃料は一番大切…どうしたら…」


速吸「内緒でタンクを建ててもダメですよね?」


赤城「かえって怒られるだけね」


速吸「どうすればいいんでしょうか…」


赤城「下2」


下2 赤城の台詞や行動を

216: 2017/11/30(木) 20:33:26.84 ID:4S5+wzsR0
赤城「燃料タンクを増設せざるを得ないほどたくさん燃料を集めましょう」


速吸「赤城さんそれです!」


赤城「でもこの作戦を実行するには協力者が必要ね。流石に私達だけでは…」


速吸「ならあの人に協力してもらいましょう!」


赤城「何かあてがあるのね?」


速吸「はいっ!」

217: 2017/11/30(木) 20:46:24.44 ID:4S5+wzsR0
ーーーーーー

赤城「ここは?」


速吸「私達非戦闘艦娘連合の代表の部屋です!」


赤城「そんな連合があったのね…」


速吸「ぶっちゃけ群れないと心が折れそうだったんです」


赤城「そんなことはないのに…」


速吸「下2さん、お話があります!」


下2 人物名を

225: 2017/11/30(木) 20:58:33.87 ID:4S5+wzsR0
まるゆ惜しかった……でも安価は絶対なので




三日月「速吸さん、どうしたんですか?」


速吸「あのね、三日月ちゃんに相談があったんだけど…」


三日月「ここでは何なので、中へどうぞ」


赤城「三日月ちゃん、お邪魔しますね」


三日月「……なんで赤城さんがここにいるんです?」


速吸「あのね三日月ちゃん…」

226: 2017/11/30(木) 21:01:18.93 ID:4S5+wzsR0
三日月「第一艦隊で主力中の主力の赤城さんがここに何の用なんですか?」


速吸「三日月ちゃん話を聞いて!」


三日月「あれですか?遠征しか能のない駆逐艦を笑いにきたんですか?」


三日月「それとも、姉妹艦がどんどん改二になっていく中で、私だけ何もないのを笑いにきたんですか?」


三日月「……目障りなんで帰ってくれませんか?」


赤城「下2」


下2 赤城の台詞を

229: 2017/11/30(木) 21:12:08.83 ID:4S5+wzsR0
赤城「帰りません」


三日月「へぇ…喧嘩なら買いますよ?」


速吸「ちょ、ちょっと!三日月ちゃん落ち着いて!」


三日月「海の上でいくら練度が高いからって、ここは陸ですよ?」


三日月「たかが駆逐艦だからって舐めてません?」


三日月「痛い目見たいんですか?」


赤城「……」

231: 2017/11/30(木) 21:15:55.19 ID:4S5+wzsR0
三日月「へぇ……流石ですね、今ので殴ってこないなんて」


三日月「まーそれはそうですよね、あの赤城さんが先に手を出したらマズイですもんね~~~?」


赤城「……」


三日月「……ふざけてますよ」


三日月「赤城さんには!陰で役立たずとか、無駄飯食べてるとか常に言われてる私の気持ちなんかわからない癖にっ!!!」


赤城「……」


三日月「なんとか言えっ!!」



236: 2017/11/30(木) 21:24:19.71 ID:4S5+wzsR0
赤城「 ´_ゝ`)フーン」


三日月「こいつ……!!」バッ


速吸「ダメ三日月ちゃん!」ガシッ


三日月「離して下さい!あいつを殴らせて下さい!」ジタバタ


速吸「それだけはダメ!……赤城さんもなんで変なこと言うんですか!」


赤城「三日月ちゃん、その悪口を言ったのは誰なの?」

237: 2017/11/30(木) 21:26:06.31 ID:4S5+wzsR0
三日月「そんなこと赤城さんに関係ありません!」


赤城「嘘だから言えないの?」


三日月「はぁ!?ふざけてるんですか!?」


赤城「嘘じゃないならその人を教えて下さい。もし複数なら、全員教えて下さいね?」


三日月「……」


速吸「三日月ちゃん…?」


三日月「…下2」


下2 三日月の台詞を

254: 2017/11/30(木) 21:55:04.99 ID:4S5+wzsR0
三日月「言われたのは……文月ちゃん…」


赤城「わかりました、文月ちゃんなんですね」スタスタ


速吸「赤城さん、何処へ行くんですか!?」


赤城「文月ちゃんの所です」


三日月「……そんなの…意味ないよ…」


赤城「それは私が決めることです」

257: 2017/11/30(木) 21:59:08.33 ID:4S5+wzsR0
ーーーーーー食堂

赤城「文月ちゃん、睦月型の皆さんとここに居たんですね」


文月「赤城さんだ~どうしたんですかぁ?」


睦月「赤城さんがわざわざ文月ちゃんに用事があるなんて、珍しいにゃしぃ」


赤城「少し聞きたいことがあるんですが…三日月ちゃんに何故あんなことを言ったんですか?」


如月「あっ……」


赤城「何か理由があったんですか?」


文月「下2」


下2 文月の台詞を

262: 2017/11/30(木) 22:14:50.04 ID:dAamsIiCO
文月「アイツだって、潜水艦たちの前では自分はできる子ちゃんだと思い込んでる青二才ちゃんなんだけどさ。しかも三式ソナー装備込みでだよ! 」


睦月「文月ちゃん……その辺で…」


文月「用は自分より立場がしたの相手には態度がでかいのよ…だから言ってあげたの!」


赤城「あいつ…とは文月ちゃんのことですか?」


文月「そうだよぉ~」


赤城「あなたは…本気でそう思ってるんですね?」

264: 2017/11/30(木) 22:19:34.08 ID:dAamsIiCO
文月「アイツなんて御飯食べるだけ無駄飯なんだよぉ!」


赤城「だからこうやって、睦月型で食事をする時も三日月ちゃんは呼ばないんですね?」


文月「あんな役立たずと一緒にご飯を食べたらマズくなるもん!ねぇみんな?」


弥生「……」


水無月「それは……」


文月「私は悪くないもんね~」


赤城「下2」


下2 赤城の台詞や行動を

267: 2017/11/30(木) 22:33:25.57 ID:dAamsIiCO
赤城「事は思ったより複雑なようですここは出直しましょう…」


睦月「あの…赤城さん……」


赤城「食事の時間を邪魔してしまってすいません。ゆっくりと楽しんで下さいね」スタスタ


皐月「あっ……」


赤城「まさかこんな大きな問題になっていたなんて…」


赤城「ひょっとして速吸さんに悪口を言っていたのも睦月型……?」

268: 2017/11/30(木) 22:35:19.66 ID:dAamsIiCO
赤城「何故睦月型の皆が…」


赤城「いえ、もっと深い所に原因があるのかもしれない…」


赤城「どうすればいいんでしょうか?」


赤城「……」


下2 この後の展開を

271: 2017/11/30(木) 22:45:04.31 ID:dAamsIiCO
赤城「…………頭を使うとやはりお腹が空きますね」


赤城「今立ち去ったばかりで再び行くのはどうかと思いますが…」


赤城「……ダメです、どうしてもお腹が空きました」


赤城「そうです、あの後睦月型は急いで食べ終わったかもしれません!」


赤城「だからきっと大丈夫…ですよね」


赤城「急いで食堂へ……」

273: 2017/11/30(木) 22:49:58.31 ID:dAamsIiCO
ーーーーーー再び食堂


赤城「カレー大盛りを素早く頼んで…」


ワーワー


赤城「なんだか騒がしいようですが…あれ、あそこは睦月型がいた所ですね」


赤城「……行ってみましょう」


ーーー


長月「だから!お前のその考えが三日月を傷付けてるんだ!」


水無月「そうだよ!あんな言い方しなくってもよかったんだよ!」


皐月「どうしちゃったのさ文月!」

274: 2017/11/30(木) 22:53:14.84 ID:dAamsIiCO
文月「むぅ~…」


水無月「昔はそんなこと言わなかったじゃない!」


長月「文月、お前に何があったんだ?」


皐月「ボクにできることがあるならさ、なんでも言ってよ!」


文月「じゃあさ~……なんで今更それを言うの?」

275: 2017/11/30(木) 22:56:59.76 ID:dAamsIiCO
水無月「それは……」


文月「私が三日月ちゃんに本当のことを言ってた時、三人は止めなかったよね?」


皐月「……」


文月「黙って見てるのは、肯定してることと意味は一緒なんだよ?」


文月「はぁ…さっき赤城さんにあんなこと言われたこら焦ってるんでしょ?」


長月「そんなことは…」


文月「ここで私を注意しておかないと、次に目を付けられるのはみんなだもんね」


文月「……はっきり言って見苦しいよみんな」

276: 2017/11/30(木) 23:00:19.13 ID:dAamsIiCO
文月「今まで傍観してただけなのに急に意見するなんて…」


文月「みんなそんなに自分が可愛いんだ?」


水無月「ちが……」


文月「じゃあさ、今から赤城さんの所に行ってきなよ。私も三日月ちゃんをいじめてましたって!」


皐月「いじめてなんか……」


文月「だーかーら、あそこで黙ってたら私と同罪なの!」


赤城「成る程……いじめていたという自覚はあったんですね」


文月「えっ!?」


赤城「下2」


下2 赤城の台詞や行動を

279: 2017/11/30(木) 23:11:46.44 ID:dAamsIiCO
赤城「悪い子にはお仕置きが必要ですね?」


文月「な、なんでここにいるんですか?さっき何処かに行ったんじゃ…」


赤城「お腹が空いたので戻ってきたんです」


皐月「赤城さん……」


赤城「もちろん、お仕置きは皆さんにですよ?止めなかったのは同罪というのは、文月ちゃんが正しいですね」


水無月「……」


赤城「何故止めなかったんですか?あなた達は睦月型という仲間じゃなかったんですか?」



下2 睦月型の誰かの台詞を

282: 2017/11/30(木) 23:20:57.61 ID:dAamsIiCO
如月「睦月型がまとまるためには生贄が必要だったのよ……」


赤城「つまり三日月ちゃんは、そんな下らない理由の為にいじめられたということですね?」


睦月「……」


赤城「沈黙は肯定…ということなんですよね?」


弥生「……ごめんなさい」


赤城「……わかりました。それでは睦月型はこの後、海に出て下さい。演習を始めます」


皐月「あの……」


赤城「もちろん模擬戦闘です、安心して下さい。それでは先に行ってますね」

283: 2017/11/30(木) 23:23:41.60 ID:dAamsIiCO
ーーーーーー

赤城「皆さん揃ったみたいですね」


睦月「……はい」


赤城「それでは軽くウォーミングアップをしたあと、早速模擬戦闘に入りましょう」


水無月「……戦闘内容はなんですか」


赤城「私が訓練用の艦載機を出しますので、それを対空処理して下さい」


菊月「…了解した」


赤城「さぁ軽く運動しましょう」

284: 2017/11/30(木) 23:28:06.47 ID:dAamsIiCO
ーーーーーー

文月「オェ………ゲロッ…」ビシャ


赤城「どうしたんですか?まだ終わりませんよ?」


文月「ウェッ……」


赤城「はい、次の艦載機を出しました。対空して下さい」バシュッ


睦月「うぷっ……げっ…」


如月「はぁ……はぁ………」


卯月「あっ……!」ゴスッ


弥生「卯月……!」


卯月「いだ……うげっ……うぷっ…」


赤城「対空が間に合っていませんよ?はい、次です」バシュッ

286: 2017/11/30(木) 23:29:46.32 ID:dAamsIiCO
文月「もう……」


赤城「どうしたんですか?」


文月「ごめんなさい……」


赤城「……」


文月「もう三日月ちゃんにはなにも…」


赤城「なぜ私に謝るんですか?」


文月「え……」


赤城「謝る相手が違うでしょう!!!!」


文月「…」ビクっ

287: 2017/11/30(木) 23:32:31.55 ID:dAamsIiCO
赤城「三日月ちゃんがどんな気持ちだったのかわかるんですか!?」


文月「それ…は……」


赤城「これは睦月型皆さんが悪いんですよ!何も悪くない三日月ちゃんを悪者にしたのはあなた達です!」


睦月「うぅ……」グスッ


赤城「泣けば許されるものではありせん。さぁ、次ですよ!!」バシュッ


文月「うげっ……ゲェェッ」ビシャビシャ



赤城「立て!!三日月ちゃんはそれより辛かったんですよ!!」



下2 この後の展開を

290: 2017/11/30(木) 23:45:25.96 ID:dAamsIiCO
ドォーン


赤城「?なんの音でしょうか……?」


睦月「あっ……文月ちゃ…ちゃくだ……」


文月「ぁがっ!!」ゴスッ


川内「赤城さん私も加勢するよ」


矢矧「私も参加させてもらいます」


赤城「川内さん、矢矧さん……」

291: 2017/11/30(木) 23:50:18.82 ID:dAamsIiCO
川内「赤城さんさ、また一人で悪者になろうとしてるでしょ?」


矢矧「このままだと、駆逐艦をいじめた空母になってしまいます」


赤城「私はそれで……」


川内「私達がよくないの!憧れの赤城さんが悪者にされるなんて!」


矢矧「しっかりと駆逐艦をしつけられなかったのは私の責任でもあります。だからここからは私達も協力します」


川内「さぁ駆逐艦達、覚悟して!その腐った根性叩き直してあげる!」チャキ


矢矧「これは先輩からの、再教育です」ガチャ


文月「あ……あぁ……」

292: 2017/11/30(木) 23:54:02.20 ID:dAamsIiCO
睦月「待って下さい…本当にもう私達…限界で……」


川内「ねぇ矢矧、自分のら妹を酷い目に合わせた駆逐艦が何か言ってるよ?」


矢矧「無視しても大丈夫でしょう。今まで散々無視してきたんですし、今度はされる番です」


睦月「あっ……」


如月「……」


川内「私はランダム砲撃で、矢矧は特定の艦狙い撃ちだからね~」


矢矧「大丈夫です、演習では……氏にません」


文月「ひぃ……ひぃ……」

293: 2017/11/30(木) 23:57:02.21 ID:dAamsIiCO
川内「じゃあいく……」


矢矧「……!川内さん回避行動!」


川内「え?……うわっ!!」バッシャーン


ゴーヤ「やったでち!命中でち!」


川内「ゴーヤの魚雷か……やるね!」


イク「まだまだこんなものじゃないのね!」


イムヤ「私達の魚雷から逃げられるかしら?」


矢矧「上等です、かかってきなさい!」

296: 2017/11/30(木) 23:59:48.15 ID:dAamsIiCO
赤城「……」ポカーン


赤城「あの、これは…どういうことなんですか?」


矢矧「どうもこうも」


川内「言ったでしょ、私「達」も協力するって!」


ゴーヤ「そうでち!大規模演習にゴーヤ達も参加するんでち!」


赤城「あ、あの……」


イムヤ「そっちが三人になったから、こっちも増援ってわけ!」


イク「あっ、またこっちに増援が来たのね!」

297: 2017/12/01(金) 00:01:57.85 ID:TVr9T36DO
三日月「……」ザザァ


睦月「三日月ちゃん…」


長月「三日月が…こっちの味方?」


水無月「……」


皐月「三日月……」


三日月「……」


文月「ぁ……みか……三日月……」


三日月「下2」


下2 三日月の台詞を

300: 2017/12/01(金) 00:11:42.49 ID:TVr9T36DO
三日月「すみませんが、馴れ馴れしく名前を呼ばないでいただけますか?」


文月「……ぅ…」


三日月「今まで散々…私のことを…」ガチャ


菊月「おい……あれって……訓練弾か…?」


弥生「!!」


皐月「止めない……と……」


長月「体……が……」

301: 2017/12/01(金) 00:13:26.47 ID:TVr9T36DO
睦月「やめて……三日月ちゃん……!」


如月「そんなことしても……何も……」


卯月「うっ……」


三日月「文月……」


文月「はぁ……はぁっ…」


三日月「…覚悟して」ガチャ


下2 この後の展開を

304: 2017/12/01(金) 00:20:52.79 ID:TVr9T36DO
三日月「………!」スッ


文月「あぁ………」


提督「こらーーー!!お前達勝手になにしてるーー!
!」


三日月「あっ……司令官…」


提督「速吸に言われて演習場に来てみれば……なんだこの状況は!!」


速吸「皆さーん、演習をやめて下さーーい!!」

305: 2017/12/01(金) 00:26:16.77 ID:lR2vX2AT0
三日月「速吸さんまで…」


速吸「とにかく一旦皆さん陸に上がってきて下さい!話はそれからです!」


川内「残念、大規模演習はこれまでかー」


提督「川内、お前の発案だな!毎回毎回迷惑なことを…!」


赤城「提督……」


提督「わかってる、赤城も川内に巻き込まれたんだな?」


赤城「いえ、私が……」


矢矧「ええ、私と赤城さんは巻き込まれたんです」

306: 2017/12/01(金) 00:29:02.33 ID:lR2vX2AT0
提督「やはりな…すまないが赤城、お前が悪くないのはわかってるんだが、川内のせいでへばった駆逐艦達をドックへ連れて行ってくれるか?」


赤城「いや、あの……」


矢矧「人数が多いので私も手伝います。行きましょう赤城さん」


赤城「……」


提督「入渠が終わったら全員執務室に来るように。全員に説教だ!!」


川内「やれやれ……」

307: 2017/12/01(金) 00:36:11.81 ID:lR2vX2AT0
矢矧「いきましょうみんな。ドックは空けてあるからね?」


睦月「……」


赤城「……行きましょう」


如月「……はい」


文月「三日月…………」


三日月「……」プイッ


文月「…………………ごめんなさい」ボソッ


三日月「…………」




川内さんが言い出したことになった、この大規模演習のせいで燃料や弾薬が大幅に減り、燃料を過剰に補給するという話はとても言い出せませんでした。
ですが資源が回復次第、提督には意見するつもりです。

308: 2017/12/01(金) 00:37:29.75 ID:lR2vX2AT0
それと…三日月ちゃんと文月ちゃんの話ですが、あれからずっとお互いに無視を続けているそうです。

無視といっても、一方的に三日月ちゃんが文月ちゃんを存在のないものとして、扱っているみたいです。
睦月型はあれからバラバラになってしまったようで、食堂で仲睦まじくしている様子を見ることはありません。

仲睦まじく…と言っても、普段見ていたのは三日月ちゃんを犠牲にした仲の良さだったんです。
その三日月ちゃんがああなってしまったら、あの子達がバラバラになるのも頷けるでしょう。

もう一度睦月型の皆が、全員で仲良くしている所が見たいですね…………

309: 2017/12/01(金) 00:39:27.78 ID:lR2vX2AT0
今日バラここまでです

またこんな感じになってしまいました


まぁこんなのばっかり書いてるから、まとめサイトで酷評だらけなんでしょうね…

コメントなんて見なければよかった



【艦これ】鎮守府裏会議室 その17

引用: 【艦これ安価】鎮守府裏会議室 その2