このところテレビをめっきり見なくなったが、

ギャルサーなんて作家いたっけと、実は思わず調べていた私。

共産党に行くかな・・

http://voice.fresheye.com/ais_eye/2006/06/post_2.html


今ちょうど、帰国問題と共産党についても書いているところなのに・・
無論、共産党も市民権を得た政党なわけだし、評価すべき仕事もしているけれども、よりによってあそこに「お茶の間感覚」で行ってしまうかと。これはフレッシュアイの企画自体に疑問を感じる。取材先の人選に関しては、フレッシュアイと泉さんの相談の上で決めているだろうけれども、鈴木宗男、河村たかし、志井委員長ときては、政治の見識以前なのがあまりにもあからさま。スタッフも常識レベルの政治を知らない人間なのではないか。

本当に、私にはなぜ泉さんが政治取材をするか全く分からない。


フレッシュアイ側も、共産党というキーワードが出てくれば、それは荒れますよ。ネットの政治論議なんか、殆ど食うか食われるかなわけで、泉さんを守るというスタンスでは、運営などしていけない。


しかしこっちがしんどい思いして書いている時に、こういう事をやられると脱力する。相変らず明らかにすべき事はしないで済まそうとしているみたいだし。

これはトラックバックはしないでおく。
なんだかね。

いろいろあったようだが、

彼女の本名が出なかったのにはほっとした。


だが、私は本来泉さんは本名を出すべきだったと思っている。
これはネットの実名匿名問題などではなく、彼女が報道機関を設立しようとしていたこと、また政党との懇談会を主催した事による。BB氏によれば、彼女は参加者に「名刺を持ってきてください」と言っていたそうだから、そこで自分自身も実名を要求されていた事は承知していた筈である。ここにおいて、彼女ははっきり実名を出す事を「ごまかした」と言っていい。彼女の名刺には名前と携帯番号しか書かれていなかったそうだが、これも公的な場において、主催者として、あまりに非常識な対応だったろう。


おそらく民主党は「泉あい」を本名だと思っていたのだろうが、ここの対応については軽率のそしりを免れないだろう。そもそもこの問題は、政局につながる可能性もあったのだが、泉さんは「私」の問題と言い続けた。そんな見解しか持てない人(己の保身の為であったにしても)が政治の取材を続けていいわけはない。そんな人間を採用するフレッシュアイの見識もまた、私は疑う。


泉さんはファイルについて未だ返事がないし、明らかにすべきグレー部分について放置したままである。
また泉さんは松永さんと連絡を取れる立場にある。彼もいい加減退院していると思うが、一向にきちんと出て来る気配はない。


ひとつはっきりさせておくが、R30氏、佐々木氏の参加したインタビューで、あなた方は結局A派のプロパガンダをやってしまった。松永氏がアーレフにいるか抜けたかは別として、元教祖の家族が今は教団と無関係であるというのは、真実ではなかったようである。これに何らかの決着をつけることは、あなた方の義務である。


松永氏の発言について、何らかの見方の相違という見方も、私はギリギリ残しておく。更に脱会したとして、その集団に思いを残し、そこを利するような発言をしてしまう事もわからないではない。だがこれらもいかんせん苦しい。最初から言っているが、松永氏は、ここへの弁明を決して逃れ得るものではない。そしてはっきりさせておきたいのは、そこへの返答を求めながらも、またその上で、松永氏はこの世界に戻ってくるべきだと言っているという事である。



松永氏が返答する、つまり公と対峙するには、自身の個の問題と対峙する事が必要だし、現在言われている公と私(、若しくは個と公共の扱い)については、本来そのひと言で終わりである。彼は脱会していると言っており、物語を書き始めたとき、誰もが彼が語り始めてくれるのだと期待した。だがなぜか、彼は説明を途中から拒み始めた(中断したについて、体調の問題があった事は理解している)。そして彼は社会へ戻るなら、その決着を飛び越える事は決して出来ないのだ。サリン事件に未だに向き合えない事、意味のない攻撃的態度を続けた事、それら全て彼にとってマイナスにしかならない要素だが、それでも社会と向き合うつもりなら手を貸す存在はある。実際BB氏のやっていることはそれである。だがその手は振り払われ、拒否の壁は崩れようもないように見える。


「心を理解することが、戦いのうちであるという当たり前の、単純な事実。」とBB氏は言ったが、それを理解できない人々の存在を、改めて思い知らされた。甘い甘い害にしかならない幻想。今回横から出て来たのは、そんなものばかりだった。



ある人も言っていたように、誰も助けてくれないし、理解などしてくれない。しかしそうやって人とは生きていくものだし、その絶望を知ることが、一個の人間として生きる事でもある。だが松永氏も、泉さんも、そこから目を背けている。ありもしない甘い幻想と救いを追い続けている姿が、人の目には見えている。松永氏は自覚がないのかもしれないが、その断絶に自分自身で立ち向かえない事こそが真実の問題であろうと思う。

彼が問題に対する事を要求するブロガーは、みな生きる上での断絶と絶望を口にしている。それは決して偶然ではないのである。



改めて。
泉さんも、は佐々木氏もR30氏も、きちんと決着をつけなければいけない。これを放置するなら、あなた方にジャーナリストなど名乗る資格など微塵もないだろう。言うだけ無駄だろうが、歌田氏もである。あなた方は松永氏に真意を質すべきであるし、こうやって言われるまで何もせず、全てをそのままに前に進もうとした事自体、全ての責任を放棄していたと言っていい。「ジャーナリストとして」などという以前に、社会を構成する人としてである。


少なくとも泉さんは、松永氏と穏当な形で連絡が取れるはずだし、その消息を知らせる手段を持っている。彼女には、彼がネットに復帰する道筋をつける事が、今やるべきことだろう。ここで「もう知らない」と放り出すなら、一連のインタビューはいったい何だったのか。


おそらく松永氏は復帰のタイミングを図っているだろう。だが全ての質問をかわすようなそれなら、許容されるものではない。対峙するならば、正面に道はある。
もしここのところ行われていたくだらないゲームが松永氏によるものなら、お遊びなど止めておけという事だ。違うなら、無論言う事はない。



これも無視されるだろうか。泉さんも彼らも、松永氏とはもう関係ないと言い、そのまま通り過ぎようとするだろうか。
やりそうな事ではある。