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UPDATE|2024/12/03

ハリウッドザコシショウ、松本人志不在の寂しさとお笑い界の変化「僕的にはいてくれた方がいい」

ハリウッドザコシショウ 撮影/松山勇樹

2016年度『R-1ぐらんぷり』の覇者にして、独自の笑いを突き詰めてきたハリウッドザコシショウ。そんな唯一無二の芸人は2024年激動の芸能界をどう見ているのだろうか。重鎮・松本人志が表舞台からいなくなった影響や、現代のコンプライアンスについても話を聞いた。(前後編の後編)>>前編は下の関連記事からご覧ください。

【写真】静岡県で冠番組がスタートしたハリウッドザコシショウ

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が、今年1月から活動を休止。ザコシショウは寂しさを抱えつつ、注目して見ていたことを明かす。

「お笑い界がどうなるのかなって気にして見ていました。変化はやっぱりありますよ。千鳥や粗品が先頭に立つ機会が増えているし、世代交代は感じる。27時間テレビもそうですよね。全体的に若返っているんじゃないですか」

テレビから松本の姿が消えても多くの番組は続いている。『水曜日のダウンタウン』や『酒のツマミになる話』などは番組コンセプトの強さも際立つが、ザコシショウとしては松本の復帰を願っていると素直な言葉を口にする。

「松本さんがいると、やっぱり場が締まります。松本さんがいる現場は笑わせたいからいつもより“かかっちゃった”りするけど、今年はいなかったので……。僕的には、いてくれたほうがいいです。『IPPONグランプリ』も松本さんが見ている前で『面白いな』と言ってもらって優勝するのが芸人としてひとつの目標になっていますから」

一方で、昨年末の『M-1グランプリ』では令和ロマンが芸歴最年少で優勝。今夏の27時間テレビでは霜降り明星やハナコといった“お笑い第7世代”が中心となるなど、若き芸人も次々と脚光を浴びている。ザコシショウが特に目を細めているのが粗品の活躍だ。

「あいつがYouTubeでやっている『一人賛否』は見ちゃうし、楽しみのひとつになっている。どうオチをつけるかとか、そこまで言うんかとか、やっぱりおもろい。お笑いの感覚が研ぎ澄まされているし、ええ感覚ですわ。ライブの映像を見てもビジョン使ってやっていたりしておもろい。R-1に優勝するだけあって、魂入ってツッコんでいるし、僕のまわりのR-1芸人も見習ってほしいです」

AUTHOR

まっつ


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