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2025年10月の2件の記事

2025年10月18日 (土)

我が家の「庭じまい」

今日は、我が家の庭で最後に残った「シャクヤク」と「カイドウ」を切って、庭の全ての植木が無くなった。
いわゆる「庭じまい」の完成である。

  (以前)     (今日)
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この家に引っ越してきてから37年になる。
その前に建てた家には9年居た。小さな庭に待望の芝を植えた。でもそのメンテでこりごり。
その教訓もあって、今の家は、庭の半分をコンクリートで埋めた。それはそれで正解だった。
その狭い庭にカミさんが色々な植物を植えて面倒を見ていた。自分は「たまには庭を見てよ!」と言われて「ヘエ~」。
そんな庭も、歳を取ってくるとメンテが大変。それでカミさんが「植木を抜いて砂利にしよう」と言い出したのが2015年6月。
ホームセンターで軽トラックを借りて、初めて砂利7袋を運んだ。そして防草シートを敷いて砂利をまいた。これが第1回目。
そして2017年6月に、もっと広く植木を抜いて、砂利を40袋まいた。これが2回目。
2022年7月には隣家との境にあった椿を全部植木屋さんに切ってもらった。この時が15袋。これで残るのは「シャクヤク」と「カイドウ」だけになった。
そして2023年6月、家を道路から隠していた歩道側の植木を全部切り倒してもらった。この結果、道路の歩道を歩く人が、家の窓を開けると「コンニチワ」になった。
この時のカミさんの決断には、自分は「やり過ぎでは?」とクレームを言ったもの。まあ正解ではあったが・・・

そして本日、庭で最後に残った「シャクヤク」と「カイドウ」を切って、我が家の庭には、植物が1本も無くなったというわけ。

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何事も「しまい」がある。「墓じまい」がその代表格だが、全ては次の世代に世話を掛けないため。
茨城の実家は、お袋が自宅の玄関でころんで骨を折り、そのまま老人ホームに入って亡くなったので、家の整理は何もしていなかった。
たまに見に行くと、庭の雑草がボウボウでとても歩けないほど。当然近所にも迷惑を掛ける。放ってはおけない。

人の住まない家は、放っておくと極端にはツタで覆われて家が見えなくなるほど。
まあ、我が家はそうはならないだろうが、とにかく今は植木の悩みが無くなってホットしている。今日切ったカイドウも、虫だらけで、大変だった。

相変わらずコツコツと家財道具を処分している。先日は数百巻あるVHSのビデオテープを順に棄て始めた。結局一度も見なかった。ラベルを見るとクラシックのコンサートのテープが多い。自分の好きだった「世界遺産」のテープも大量にある。
定年後、時間が取れたら見ようと思って録っておいたが、画質も悪く、VTRも壊れたため、結局「積ん読」状態で終わった。
今もBLディスクに番組を録ったりしているが、これも多分見ないまま棄てることになるのだろう。所有欲の満足のためなので、ディスクに録るのも、これも趣味。
読み終わった本もせっせとメルカリで処分している。メルカリで買って、読んで、またメルカリで売る。これも趣味。

さーて、あと何を処分しようか?
それにしても、今日のカイドウをノコギリで切るだけで、ゼイゼイハーハー!
自分の体力の衰えは、目を覆うばかり。
とにかく動けるうちに少しでも「しまい」をしておこうと思う、後期高齢者ではある。

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2025年10月 1日 (水)

中野慶子と日本女声合唱団の「お月さんと坊や」

今日から10月。そのせいか、今日の気温はやっと20度を切った。
もっとも明日からはまた30度近くに上がるというが・・・

この7月の下旬から、夕食後にカミさんと一緒に少し散歩をするようにしている。
暑い夏は、老人は早朝に散歩をするようだが、寝坊の自分はとてもそんな事はムリ。
それで、夕食後に少し歩くようにすることにした。合い言葉は「一度サボると続かない」。
それで雨が降っていない限り、または昼にモールでたくさん歩いていない限り、夜少しだけ歩く。

愛犬が亡くなってもう少しで5年になる。犬が生きていたときは、散歩は普通の日課だった。しかし犬の散歩という日課が無くなって、歩くのもサボるようになった。
老人にとって、体の衰え防止に散歩は少しは役に立つようなのだが・・・

今日は久しぶりに一日雨だった。そのせいか、雨の上がった夜の空は透き通っていた。
月は見事な半欠けお月さん。遠く飛行機の爆音と点滅の光。面白がってFlightradar24を覗くと、行き先は長崎、そしてソウル・・・

キレイな月を見ながら、こんな歌を思い出した。前にも挙げたことがある(ここ)「お月さんと坊や」。
前に挙げたボニージャックが秀逸だが、こんな歌もキレイで良い。

<中野慶子の「お月さんと坊や」>

「お月さんと坊や」
  作詞:サトウハチロー
  作曲:中田喜直

一日(ついたち)お月さん 象さんのおめめ
おめめのお月さん どんなものを見てた
かわいいぼうやと ぼうやのおじぎ
それから わんわんちゃんの
さよなら見てた

三日月(みかづき)お月さん うさちゃんのお耳
お耳のお月さん どんな事を聞いた
かわいいぼうやの おやすみなさい
それから ねんねんようの
おうたもきいた

半かけお月さん ぶたさんのおはな
おはなのお月さん どんなにおいかいだ
かわいいぼうやの おうちのけむり
それから おいしそうな
くりやくにおい

もう一つ、少し変わった音源。
宇野功芳が指揮した日本女声合唱団の音源。「幻のコンサートふたたび」というアルバムの一曲だが、ちょっと凝り過ぎ??

<日本女声合唱団の「お月さんと坊や」>


話は戻るが、今日の昼頃、車で買い物から戻るとき、近くのメーカーの研究所に向かって乗り合いバスから数十人の若いリクルート姿の女性と男性がゾロゾロ・・・
ん?今日は何だ???
夕方、テレビのニュースを見ていて「内定式」が各社で行われていたと知って納得。
10月1日は下期の始め。
現役時代は、4月1日と10月1日は期が始まる重要な日だったっけ。
毎日が日曜日になって10年近く。
こんな童謡を懐かしく聞く後期高齢者ではある。

(関連記事)
サトウハチローの「お月さんと坊や」 

(2025/10/02追)
251002cocolog 20年ほど愛聴してきた「NHKラジオ深夜便」。
2025/09/29の夜の放送から、FM放送での同時放送は廃止になったとのこと。
高音質のFM放送の3時台の「にっぽんの歌こころの歌」は、全て録音しておいて数多くの歌を発見したものだが、残念。
しかし最近は「発見」する楽曲も少なくなったので、自分にとっても、今回の変更はこの番組から「卒業」という位置付けか・・・

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