午後4時、電話が鳴った。
「あ、おはようございます。」
「何言うてはるんですか、もう夕方でっせ。」
自らすすんでやってる仕事に集中しているときは
往々にして、時間の経過が早く感じられることがある。
逆に気の入らない仕事をしているときは
ふと時計を見て、まだ20分しか経過していないことに愕然とすることも。
好きなことをしているときは時間の経過が早く
嫌な事をしているときは遅く感じられるという経験は
私だけではあるまい。
恋人と過ごしている時間は早く、結婚して何年も経つと・・・
いや、これは禁句であった。
若かりし頃、逢っているいる時間はほんの一瞬に感じられたのが
時の経過とともに、長く感じるようになる。
実際に、地球の上空を回ってる宇宙船内では
地球の時間より早く進むという話を聞いたことがある。
老若男女にかかわりなく、一日は24時間平等に流れてるというけれど
実は同じではないんじゃないか?